大好きなヒット曲 6
小泉今日子 – 木枯しに抱かれて (1986)
「アコースティック音楽嗜好」で、いつかこの曲を取り上げなければ、と思い続けていたのですが、満を持して今日取り上げます。
というのは、昨日の深夜放送された、BAYFM78『Wave Re:minder -懐かしむより、超えていけ-』チャッピ ー加藤が小泉今日子 の音楽を深掘りするを(録音した物を)先ほどまで聴いていて、やっぱりこれは取り上げなければいかん!と強く思ったから。
そこで聞いたエピソードの記憶が鮮やかなうちに書いておきたいと思ったから。
まあ、そのエピソードは先日ブログ(チャッピー加藤著『小泉今日子の音楽』読了)で取り上げたチャッピー加藤の本の中でも語られている事なので知っていたのだけど、やはりラジオで聞くとまた違うし、心の中での印象度がホットなうちに書きたいと思った。
この曲は、楽曲としても大好きだし、詞も好き(作詞、作曲はアルフィーの高見沢俊彦)、アレンジも大好き、もちろんKYON2の歌も大好き。
特に、アレンジは、アコースティック音楽嗜好者としての私の心をくすぐりまくります。
イントロの切なげなアコースティックギターのフレーズに心が震えるのはもちろんなのですが、それ以前に流れてくるマーチングドラム!もうここだけで心を持っていかれてしまうほど。
というのも私、アコースティック音楽嗜好者であると同時に「マーチが好き過ぎる」人間なので。
そのマーチングドラムからのアコースティックギターのイントロで、すでにメロメロ。
そしてはじまる小泉さんの歌、その表現力。
バックに薄く流れるキーボードのフレーズも素敵だし、スライドするベース音も素敵。
途中からロック色を増してゆくアレンジも秀逸。
そして間奏に出てくるのが、なんとも印象深いバグパイプ風の音色によるケルト音楽的フレーズ!
これがまた最高中の最高。
この『アコースティック音楽嗜好』の中には「民謡、伝承曲からの影響」という小カテゴリーがあって、民族音楽的なものに影響を受けた音楽もまた大好きなのです。
マーチやらアコースティックギターやらケルト風やら、本当に、何から何まで私の好きがつまったような楽曲。
さすが、アレンジャーの井上鑑さん、私の好みを完璧に把握しているようです(違う)
さらに、その好きが詰まった楽曲を歌うのが、大好きな小泉さんというのだから、たまりません。
大好きどころか、超大好きとか、ウルトラスーパー大好きとか、何をくっつけても足りないぐらい大好きな曲です。
この曲を作った高見沢さんも、この曲が大好きだったようでアルフィーでセルフカヴァーしています。
歌詞がちょっと違ったり、アレンジやキーも違うのだけど。
これ、どっちが好きかというと、圧倒的に井上鑑、小泉今日子組の勝ち。(個人の好みです)
ご本家には大変申し訳ないのだけど、歌詞も小泉今日子版の方が好き。
あ、そうだ!
これを今日書こうと思ったきっかけ、チャッピー加藤の掴んだ情報を書き忘れるところだった。
すみませんあまりにも「好き」が強すぎるもので。
それは、あの印象的なバグパイプ風のフレーズ。
私はキーボードで出しているのだろうと思っていたのですが、チャッピー情報によると、なんと!
今剛さんがギターで弾いているそうです。
このエピソード、本で読んだ時にも驚いたけど、ラジオで聞いてまた軽く驚きました。しかもそれ以前にチャッピーから直接聞いて知っていたという。早い話がスグ忘れる。
でも、言い訳すると、聞けばスグに「そうそう!今剛!!」ってなるんだけど、メモリ領域に自力でアクセスしづらい感じ。かな?
うん、今日、これを書いた意味、そして意義は、そういう事。
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