時代小説家で江戸文化、江戸料理研究家でもある車浮代さんの新刊「江戸の料理本に学ぶ 発酵食品でつくるシンプル養生レシピ」
素敵なサイン入りの本を贈っていただきました。
レシピ本なので、まだ「読了!」というわけではなく、パラパラとめくって眺めては気にいった所をいくつか読んでみた、という感じ。
一見してとにかく美しい。写真が美しい、レイアウトが美しい。
見ているだけでも幸せな気持ちになります。
見ているだけでおいしさが伝わってくるだけでなく、身体に良いような気すらしてくる。
こういう素敵な本を眺めていると、料理を作り、写真を撮り、一冊の本が出来るまで、関わってきた人たちひとりひとりの丁寧な仕事や思い、そんな部分にまでつい心を馳せてしまう。
そして文筆家でもある車浮代さんの本だけに、コラム的な文章だけでなく料理の紹介にも知識があり気づきがあり面白いエピソードがあり、とにかく読み応えがあるので、これから先、実用的にも読み物としても長く楽しめる本になる事でしょう。
若い頃は、健康的な食事などまったく意識せず、食べたい物を食べたい時に食べたいだけ食べてきました。
健康的な食事どころか、健康的な生活もまったく出来ていませんでした。
そんな風に50年ほど生きてきた結果として、当然身体はあちこちガタがきてしまいましたが、その後10年ほどで少しずつ改善されてきたような気がしています。(今61歳)
それは、ほとんど外食をしなくなり、ほぼ自分で料理をするようになった事も大きく、そんな暮らしの中で、この本に紹介されているような食事を自然に好むようになり、発酵食品も自然に多めに取り入れるようになっていたのです。
だからこの本を読んで、自分の方向性が間違いでなかった事も分かり、とても納得感を得られました。
さらにこの本で得られた知識で、健康寿命を延ばせるような気がします。
「健康寿命」とか年寄り臭くてごめんなさい。そういうお年頃なので。
実は、車さんが以前からSNSやラジオなどで発信している「米のとぎ汁漬け」を私も真似して、作っていて、今も毎日食べています。
車さんの(お料理関連の)前著「免疫力を高める最強の浅漬け」の中で、なんと我が家の「米のとぎ汁漬け」もチラリと載せていただきました。
車さんといえば「米のとぎ汁漬け」というイメージもあるほど、しかし、今回の本「江戸の料理本に学ぶ 発酵食品でつくるシンプル養生レシピ」ではあまり目立った取り上げ方はしていません。あくまでも発酵食品全般を取り上げているのですが、車さんからこっそり教えていただいたのがこれ!
表紙の3分の2ほどを覆う大きな帯を剥がしてみると。
なんと美しい!まるで静物画のような米のとぎ汁漬けの写真が表紙カバーに大きくレイアウトされていました。本当に素敵な本だと改めて感動。
ちなみに我が家の冷蔵庫にも、こういう瓶で漬けた米のとぎ汁漬けが入っています。
これほどきれいじゃなく雑多に漬けてある感じだけど。
この「江戸の料理本に学ぶ 発酵食品でつくるシンプル養生レシピ」気になった方は、ぜひ書店で手にとってみてください。
Amazonでも購入可能。一応リンクを載せておきます。
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