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パリオリンピック観戦記~8/12朝

ついにパリオリンピックも最終日!
この日、オンタイムで観る事が出来たのは、女子マラソン、レスリング女子76キロ級決勝、そしてバスケットボール女子決勝(フランス-アメリカ)の途中で寝落ち。
バレーボール女子決勝(イタリア-アメリカ)がすごく観たかったのだけど、テレビでやってなかった、せっかく20時からという良い時間だったのに。


女子マラソン

スタート前にいきなりの衝撃。前田穂南選手が右大腿骨疲労骨折のため欠場とのこと。正直一番期待していた選手なので残念。本人はもっとショックで残念ですよね、ごめんなさい。
さてスタート。前日の男子マラソンで見逃したスタート後のパリの名所巡り的美しい街並みのコースを堪能しつつ、レースに熱中。中盤ぐらいまでは大きなトップ集団の中に、鈴木優花選手と一山麻緒選手の姿をたまにチラリと見つける事が出来る。
パリ市街を出て郊外を走る中盤以降、アップダウンが激しくなり、集団も徐々にばらけ、一山選手は遅れはじめる。鈴木選手は一時遅れるも、登り坂で抜群の強さを見せ9人の先頭集団に。その集団は、鈴木選手以外全員が黒人選手。最後の大きく急な坂道では、一時ケニアの選手、エチオピアの選手らと鈴木選手の5人に。しかし、街中に入るあたりから鈴木選手は若干離される。ゴールが近づき平坦なコースになると離されていたオランダのハッサン選手が追い上げ、見事なスパートで優勝。鈴木選手は6位でゴール。とてもエキサイティングで見応えのあるレースでした。一山選手は51位でゴール。
ハッサン選手見事!鈴木選手大健闘!!ケニアとエチオピアは本当に強い!!一山選手おつかれさまでした!そして前田穂南選手ゆっくりしっかり治していつかまた元気な姿を見せてください。無責任に待っています。


レスリング女子 76キロ級 決勝

男子清岡選手の試合はオンタイムで観る事が出来なかったのだけど、女子、鏡優翔選手の76キロ級決勝だけは絶対に観たかった。というか、相手のアメリカ、ブレイズ選手が見たかった!
それはブレイズ選手は1回戦で、なんとジャーマンスープレックスホールド(的な投げ技)を出して勝ってるんですよ。(これダイジェスト映像じゃなくてちゃんと試合を観たかった!!)

(ブレイズ選手1回戦)

この選手とどう戦うのか?ブレイズ選手の投げ技が炸裂するのか!?
結果はブレイズ選手にほとんど何もさせずに、鏡選手の圧勝。すごい!見事な試合でした。スピードでも力でも技でも上回っていたように感じた。

今回のオリンピック、レスリングの地上波放送があまりなかったのだけど、最後の最後に良い試合が見られて良かった。


これにてオリンピック観戦記もおしまい。
良き日々でした。

パリオリンピック観戦記~8/11朝

いよいよオリンピックも最終盤に突入。今日はこの後、女子マラソン。今日深夜というか明日早朝には閉会式を迎えます。このタイミングで個人的な作業が色々片付いたこともあり、昨夜はとうとうほぼオール(徹夜)で、あれこれ観てしまいました。昼間から男子マラソン、その後、スポーツクライミング ボルダー&リード女子 決勝、卓球団体女子決勝、サッカー女子決勝、陸上をあれこれ、で、朝4時半ころ就寝という流れ。


男子マラソン

うっかりしていて前半見逃しました。20キロ過ぎぐらいから観たのかな。見始めた時には、大迫選手と赤崎選手が前の方にいたのだけど、大迫選手は徐々に遅れ、赤崎選手は一時トップを走り、その後もどうにかTOP集団に迫ろうという走り。結果は大迫選手が13位、赤崎選手が6位入賞。もう一人の小山選手は23位でフィニッシュ。レース後の赤崎選手のインタビューは「超楽しかった」との事。何よりです。
レース前半のパリの名所を巡るような場面を見逃してしまったので、女子マラソンはスタートからしっかり観るぞ、と。


マラソン男子が終わり、夕方からは森秋彩選手が出場するスポーツクライミング ボルダー&リード女子 決勝


スポーツクライミング ボルダー&リード女子 決勝

ボルダー第1課題、この決勝ステージでも初日同様、スタート地点の最初のホールドに届かない森秋彩選手。何度飛びついても届かない。結局、森選手以外の多くの選手が完登を果たした第1課題で森選手だけが0点スタート。
初日も全く同じ事があっただけに、森選手だけが点を取れないようにわざと意地の悪いセッティングをしているのではないかとすら疑念を抱いてしまう。
とはいえ、当の本人、森選手は悔しさを表に出さず、引きずる事なく次の課題、そして後半のリードへ。
そして、リードでは全選手中ただ1人、森選手だけがゴールのホールドに手が届いた。最終地点まで辿り着いたのは森選手だけ。リードの得点だけならダントツの優勝。という快挙。
しかし、残念ながら第1課題0点が大きなマイナスとなり、総合ポイントでは第4位。メダルには届かずという本当に悔しい結果に終わった。

森選手素晴らしい技術と折れない心を見せてもらいました。どうもありがとうございます。おつかれさまでした。


スポーツクライミングをがっつりと観終えた後は、夜10時から卓球団体女子 決勝。これを観てしまうと寝るのが一体何時になることやら。しかし、観たい、とりあえず観るか、と。


卓球団体女子 決勝 日本-中国

日本は準決勝までとダブルスの組み合わせを変えてきた。正直、ここまで良い形で勝ち進んできていたので、そのままの形で行って欲しかった。早田、張本組、ものすごく良いプレーをして中国ペアを追い詰めフルセット、しかし2-3で惜敗。次の平野は立ち上がり孫穎莎に対して大きなリードを奪ったが、終わってみれば0-3で敗戦。張本も王曼昱相手に互角以上の打ち合いを見せたが、結果は1-3で敗戦。結局中国相手に1勝も出来ず、今回も優勝には手が届かなかった。
中国相手に善戦はするのだけど、勝ち切る事は出来ない。特にオリンピックのような大舞台では勝ちきれない。あと一歩なのだけど、その一歩の差はとても大きい物だとも感じる。
それはそれとして、素晴らしい試合を見せていただきました。ありがとう、張本美和選手、早田ひな選手、平野美宇選手、王曼昱選手、陳夢選手、孫穎莎選手。


卓球が思いのほか早く終わり(ストレート負けだったのでね)、サッカー女子の決勝をやっている時間。これも観たい!って事で。


サッカー女子 決勝 アメリカ-ブラジル

攻守の入れ替わりが激しい熱戦。日本に負けたブラジルチームがアメリカと互角に渡り合って何度もゴールを脅かす。自力の差でアメリカが勝ったが、日本もこういうサッカーが出来たはず、とまた少しやるせない気持ちになってしまった。


サッカー終了時既に午前2時過ぎ、さすがに寝ようかと思ったのだけど、陸上、やり投げの北口榛花選手を観たい。男子4×400mリレー決勝もこれから、う~ん見ちゃおうかな、たまにはこういう日もありって事で。


陸上 フィールド&トラック競技 諸々

やり投げ女子の北口榛花選手、一投目からすごい気合が入った表情。気合が入ったというか力みなくすごく集中している感覚がテレビを通しても伝わってくる。すると、一投目から大きく距離を出す。
世界陸上の時は、最後6投目に入る瞬間に表情が変わって、その瞬間、テレビの前で身震いしたのだけど(結果、6投目で逆転優勝)、その時と同じ感覚が一投目で味わえたというわけ。
結局、この1投目の記録で優勝。またすごい瞬間を観る事が出来ました。有難い。

走り高跳び男子の赤松諒一選手も、オリンピックの場で自己記録を更新して5位入賞という快挙。素晴らしく美しい跳躍を見せていただきました。

この夜は4×400mリレー男子決勝他、色々と観たけど、とりあえず特に印象に残ったものだけ書きとどめました。


で、結局布団に入ったのは、今日の早朝4時30分過ぎでした。

メダル獲得ばかりが注目されるけど、森秋彩選手や赤松諒一選手他、メダルに届かなかった選手たちにも良いもの、良い瞬間を見せてもらっています。感謝。

パリオリンピック観戦記~8/10朝

昨日は、夕方からスポーツクライミング ボルダー&リード男子の決勝をメインに他はチラ見という観戦模様。そしてサッカー男子決勝をタイマー録画セットして健全に早寝。しかし、深夜目が醒める。トイレに行ってからテレビをつけると、400mリレーの決勝、調度走り終えた所。トイレに行く前にテレビつけたら見られたのにね。そのまま寝ればいいのに、我慢できずにサッカーにチャンネルを合わせると、これから延長戦に入る所……つづきは下記本文に。


スポーツクライミング ボルダー&リード男子 決勝

夕方からはじまった決勝。途中夕食の支度をしながらではあったけど、ほぼ全部真剣に観ました。見届けました。
まずはボルダー、やはり安楽宙斗選手、異次元の強さでトップ。残すは落ちたらお終い、どこまで登れるかを競うリード。ここでも異能っぷりを見せた安楽選手でしたが、あと少しで優勝という所で落下。惜しくも金メダルには届かず。優勝は、19歳のイギリス代表トビー・ロバーツ選手。
17歳の安楽選手と、10代の2人が金銀を分け合ったわけですが、3位に入ったオーストリアのヤコブ・シューベルトは大ベテランの33歳。ベテランならではの落ち着いた、力の入れどころを心得た、クライミング。若い力とベテランの熟練の味、魅了されました。


サッカー男子決勝 フランス-スペイン

録画で観るつもりだったのに、我慢できずに深夜テレビのチャンネルを合わせると、調度延長戦が始まる所。ここに至るまでの死闘を思わせる3-3というスコア。これは何も知らずに録画を観たかったと思っても既に遅い。とにかく延長をしっかりと見届けよう。

いや~すごかった。日本も強くなったのは認めるけど、このレベルには全然届いてないと感じてしまう。無駄なパスやチンタラした動きなど一切ない。スピーディーで、強度高く、イメージを共有し、常に相手のゴールを目指す。すごい試合を見せていただきました。

改めて録画した試合を観たいと思います。


映画『パリよ、永遠に』

特に何も前知識のないままに、Amazonプライムビデオで鑑賞。
説明文によると


1944年8月25日。連合国軍はパリに到着する。
パリの中心に位置するホテル”ル・ムーリス”にはパリ防衛司令官ディートリヒ・フォン・コルティッツ率いるナチス・ドイツ軍が駐留していた。
夜明け前にコルティッツはアドルフ・ヒトラーの命を受けてパリ壊滅作戦を進めていた。
そこへ、スウェーデン総領事ラウル・ノルドリンクが訪れる。
隠し階段から現れたノルドリングは、パリの壊滅を防ぐ説得に取りかかるー。
(C)2014 Film Oblige – Gaumont – Blueprint Film – Arte France Cinema

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