私がMCUに嵌るまで その2
偶然の出会いは、奇跡的に順番どおり
前回、「私がMCUに嵌るまで その1」では、たまたま「ヒーロー物の映画でも観てみるか」と思って観たのが『アイアンマン』だったという話を書きました。
次に、なんとなく、本当になんとなく観たのが『インクレディブル・ハルク』でした。
この時点で、私はまだマーベルの事も、MCUの事も全く分かっていませんでした。
当時、ハルクを観終わった後に書いたメモを抜粋すると
>先日観た『アイアンマン』同様、兵器産業、兵器開発の現場で起きた悲劇的な出来事。題材的な面白さに引き込まれる。『アイアンマン』同様、兵器産業というアメリカの暗部に対する内省みたいな物も感じる。と思って観ていたら、ラストシーンにその『アイアンマン』の役者が登場してびっくり!
このラストシーンで「つながってるの!?」となって、調べたのです。
そして、当時のメモに、こう記されています。
>この世界観が『アベンジャーズ』につながって行くと知る。これからいっぱい映画を見なくてはならぬ喜びと苦痛、ふたつ我にあり。
『アベンジャーズ』も名前は知っていたけど、それ以外の事は全然知らなかったのですが、アイアンマンもハルクも出てくると知って「全部観よう」と決心したのが、この時でした。
どうせ観るのなら、公開順に観ようと思い、しっかりと調べてコツコツとTSUTAYAで借りて観始めました。
この時点で公開されていたMCU作品は以下の17作品、そして私が、たまたま観た『アイアンマン』と『インクレディブル・ハルク』は、偶然にもMCUの1作目と2作目だったのです。
<MCUフェーズ1作品一覧>
『アイアンマン』(2008)
『インクレディブル・ハルク』(2008)
『アイアンマン2』(2010)
『マイティ・ソー』(2011)
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011)
『アベンジャーズ』(2012)
<MCUフェーズ2作品一覧>
『アイアンマン3』(2013)
『マイティ・ソー/ダークワールド』(2014)
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)
『アントマン』(2015)
<MCUフェーズ3作品一覧>
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)
『ドクター・ストレンジ』(2016)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)
『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)
『スパイダーマン・ホームカミング』(2017)
と覚悟を決めてはみたものの、元々ヒーロー物、アメコミ作品にほとんど興味のなかった私です。
はっきりいって、どの作品もかなり見くびっていました。
そんな私の浅はかさをあざ笑うかのように、MCU作品は私の予想を大幅に上回る面白さで、私の心をすごい勢いで侵食していきます。
そして、今まで観た2作にも、今後のMCU作品に大きく関わるエピソード、伏線がちりばめられている事を思い知り、その壮大な構築美に唖然とする日がくるのでした。
※その辺は、少し前にブログで若干触れています。
「1つの時間軸、整合性とその美しさ(『ロキ』を見終えて思う事)」
(たぶんつづく)