『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』

いまさらの投稿ですが、実は、公開初日に観てきました。
『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』

ネタバレなしで、感想や思ったことなど書いてみます。

最近は「MCU関連の映画は初日の初回上映で観る」が私のしきたりでしたが、今回は、0:00からの最速上映をやる映画館もあり、さすがに初回上映で観るのは諦めて「せめて午前中に観る」という事に。

帰宅後、Twitterを開くと、TLには「スパイダーマンNWH最高!」と絶賛の嵐。
早く観に行って本当によかった。

このTLだけを眺めていると、日本中の人が観に行って全員が大絶賛をしているような気がしてきますが、私のリアル知り合いの間では全くの無風状態。
唯一、盛り上がったのは、私にとってのMCU導師、井上淳一さん(映画監督、脚本家)との間だけ。
私のリアル知り合いには映画好きがとても多いのにも関わらず、MCUをちゃんと観ている人が本当に少ない。
(毎回同じような事書いているような気がしますが)
せめてPANTAさんには、MCU観て欲しいんだけどなぁ・・・Disney+導入した事だし、この際思い切っていかがですか?ってここに書かずに直接言えって話。

さて、私の感想は「想像の1000倍良かった!」です。

開始早々から「えっ!」とか「おお!!」とか心の中でうなりまくり。
中盤以後はほとんど泣きながら見ていました。
感情揺さぶられまくり。

実は、私、マルチバースに関して若干、ほんの少しだけ不安な気持ちがありました。
その件は、以前書いたロキの感想「1つの時間軸、整合性とその美しさ(『ロキ』を見終えて思う事)」にも記してあります。
ただ、その一文の中には「これまでのケヴィン・ファイギ&マーベル・スタジオの仕事を見ていると、マルチバースになったからと言って、妙な破綻は生まれないという信頼感はあります。」とも書いてあります。

さて『スパイダーマンNWH』では、(マルチバースによって)過去のスパイダーマン映画に出てきたヴィラン(悪役)が大勢出てくる事が予告されていました。

一応、知らない人のために書いておくと、過去にスパイダーマン映画は、3シリーズあり、それぞれに独立したシリーズで他シリーズとの関連性はありませんでした。

サム・ライミ監督、トビー・マグワイア主演で3作品
『スパイダーマン』(2002)
『スパイダーマン2』(2004)
『スパイダーマン3』(2007)

マーク・ウェブ監督、アンドリュー・ガーフィールド主演で2作品
『アメイジング・スパイダーマン』(2012)
『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)

ジョン・ワッツ監督、トム・ホランド主演で
『スパイダーマン:ホーム・カミング』(2017)
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)

そして今作も ジョン・ワッツ監督、トム・ホランド主演
『スパイダーマン・ノー・ウェイ・ホーム』(2021)

これ一応、全部1~3回程度は観ていたし、今回、『NWH』を観るにあたって、改めてすべて見直してもいました。

で、思うことは、MCU以外のスパイダーマンは、私にとっては「ふつうに面白い」作品で、それ以上でも以下でもありません。
MCUのスパイダーマンは私にとって「最高に面白い」作品で、他のMCU作品同様に、驚きや、考えさせられることで溢れています。感情にも思考にも訴えてくる映画なのです。

そんな私なので「無理に他の作品を絡めなくても良いのだけれど」という気持ちもほんの少しだけありました。
とはいえ、前述のようにケヴィン・ファイギとマーベルスタジオには全幅の信頼も寄せているので、そんな不安は軽く一掃して、最高に面白い映画を作ってくれるとは思っていました。

結果は 「想像の1000倍良かった!」 わけです。

とにかく「愛に溢れた映画」だとも思いました。
MCUの作品はどれを観ても、愛を感じるのですが、特にこの映画には大きな愛が溢れています。
過去の作品や登場人物に対する、リスペクトと愛情。
家族、友人、恋人、環境、地球、宇宙、すべてに対する愛。

そして「赦す心」というのもMCUにとって大きなテーマになっているのかと思います。
ソー、アイアンマン、ブラック・パンサー他、皆それぞれに大事な者を理不尽に奪われた経験をもち、また逆に戦いの中で、誰かの大事な者、大事な物を奪ってしまったこともある。
人の命だけではなく地位や名誉や生きていく術を奪われた者。
復讐するのか、赦すのか。MCUに繰り返し出てくる命題。
それは社会全て、そこに生きる人々全てに当てはまる命題でもあり、9.11以後のアメリカには特に大きな命題でもあると感じます。

私が、MCUの作品を好きな理由のひとつは、超虚構の世界を描いていても常に現実社会への投影を感じること、そして、そこに愛があること。(ひとつ?)







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