日: 2022年12月24日

映画『小さな恋のメロディ』

私を形成しているもの

今の自分を形成する一部になっていると言えるほど印象に残る様々なものを「私を形成しているもの」としてとりあげていきます。他のSNSなどに投稿したものを加筆修正して再掲載しているものもあります。
※この下に書かれた年号は作品の発表年ではなく私がその作品に初めて触れた(と思われる)年。またはそのイベント、出来事を経験した年。
※ただの思い出話です。


1976

自分を形成する「映画」となると、この映画に触れないわけにはいきません。
『小さな恋のメロディ』
1971年イギリス映画

1971年公開の映画ですが、映画館では観ていないので初めて観たのは(たぶん)1976年のTV初放映時。その時私は15歳。

女の子にも興味を持ち、小さな恋の1つ2つぐらいは経験し、洋楽の知識も多少ついてきた頃だったので、まあまあ良いタイミングでの初見でした。

映画館での公開時は10歳。(映画の中の2人は11歳で恋の逃避行!)
この映画(特にマーク・レスター)は、日本で大人気だったので、10歳の小学生でも映画の事は知っていました。

なので、待ちわびての初見。

この映画の何が好きかって、実は、緑の瑞々しさ。

思わず自分でも「そこ!?」って突っ込みを入れたくなりますが、終始「きれいだなぁ・・・」と画面に見とれていました。

これイギリス映画全般に言える事だと思うのだけど、緑と茶色がすごくきれい。
憂いのある瑞々しさに惹きつけられてしまいます。
アメリカ映画ともイタリア映画とも、もちろん日本の映画とも全然違う自然の色の深みがあるような気がするのです。

この映画を見てから永年ずーっと言い続けているイギリス映画の色の深さと瑞々しさ、色の質感。(特に緑と茶色)

で、映画の内容は、もちろん好きです。
恋愛感受性低めの私でも胸がキュンとします。

そして映画と音楽の幸せな関係性が素敵。
音楽を聴くと映画のシーンが心に浮かびます。

サントラ盤も高校生の時に買いました。(名盤!)

(画像はネットからのひろいもの)