Frank Zappa「Apostrophe(‘)」

Frank Zappa「Apostrophe(‘)」

今の自分を形成する一部になっていると言えるほど印象に残っている様々なものを「私を形成しているもの」としてとりあげていきます。他のSNSなどに投稿したものを加筆修正して再掲載しているものもあります。
※この下に書かれた年号は作品の発表年ではなく私がその作品に初めて触れた(と思われる)年。


1976

Frank Zappa – Apostrophe(‘) [1974]
初めて聴いたZappaのアルバムがこれだった事は、Zappaの入口としては実に幸運だったと思う。
忘れもしない高校1年生の時。
難解とか変態とか言われがちなZappaだけど、ストレートにかっこいいと思ったし、実に楽しかった。

Frank Zappa – Apostrophe(')
Frank Zappa – Apostrophe(‘)

まだ、あまり広いジャンルの音楽を聴いていなかった頃、すんなりと聴く事が出来たのは、このアルバムがZappaの中では、ポップ音楽的要素が強いアルバムだというのもあるけれど(あくまでもZappa作品の中での話、一般的な意味では全然ポップではない)、前衛的な音楽、実験的な音楽という意味では既にビートルズの洗礼を受けていたし、音楽ではないけど筒井康隆の小説をたくさん読んでいたし、何より面白い物は形に囚われずに取り入れる脳みそと精神性を持っていたからだと思う。

1曲目の『恐怖の黄色い雪』、リフからの歌い出しが既に最高にかっこいいんだけど、これ7拍子(っていうのか?)なんですよね。
あまり奇数拍の曲だと意識せずに、ふつうに「かっこいい!」と思って聴いていました。
途中で(というかつながっているけど次の曲へと)次々に展開が変わって行くのもまた、ふつうに「かっこいい!」と思って聴いていました。
もしかしたら、そういう所で「なんか変」「とっつきづらい」と思ってしまう人もいるのかも知れないけれど、そういう人はZappaの深い森に入らずに(底なし沼に沈む事も無く)ここで引き返せば良いわけで、そんな意味でも入口に最適なアルバムかと思います。

あと、マリンバがけっこう前面にフィーチャーされている曲が多いのも、個人的にポイント高し。

話は少しそれますが、『Take Five』(みんなが知ってるJazzの名曲Dave Brubeck作)が5拍子だという事も全然意識しないで聴いていて、言われて初めて1,2,3,4,5と数えながら聴き「おおお!!」と驚いた経験があります。(鈍感力)

その後ぐらいから奇数拍だけど、あまりそれを感じさせないような曲が好きなんだなぁ・・・と多少意識するようになりました。

あとは、やはり「なんか変」なものが生来好きなのかも知れません。

(途中で文体が変わるのはわざと)


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