不思議軍隊長のどるたんです。
12月13日、小田原Route1でのイベント
「Friendly Live to Anyone」
寒空の雲に巨大な穴を開け世界に光と歌を照らして!(by BBK)
に出演してまいりました。
どるたん、しゃあみん、ルイス稲毛という、最近お馴染みのトリオ編成。
Read More不思議軍隊長のどるたんです。
12月13日、小田原Route1でのイベント
「Friendly Live to Anyone」
寒空の雲に巨大な穴を開け世界に光と歌を照らして!(by BBK)
に出演してまいりました。
どるたん、しゃあみん、ルイス稲毛という、最近お馴染みのトリオ編成。
Read More昨夜は、La.mamaで、ヒカシュー、坂田明、一噌幸弘、内藤哲郎&飛び入りで鼓のジンさん。
サックス、和太鼓、ピアノ、様々な笛達、ドラム、ギター、ベース、クラリネット、尺八、鼓、テルミン、シンセサイザー、そして声、etc.
生まれも育ちも年齢も違う様々な楽器達が、時折不協和音でぶつかりあい緊迫した空気を生み出しつつも、ひとつにまとまり、笑顔が生まれる。
ものすごく感動しつつ、(世界の平和とか共存とか)余計な事まで考えてしまうのであった。
世界中の人に聴いて欲しい音楽!
アートフェリス映像フェスタ 第1回プロジェクション・パーティーでの、どるたん弾き語り(VJ YAMANE)
最近あまり演奏していなかった(実はちょっと避けていた)’80年代(不思議なバレッツ時代)に作った曲だけを3曲演奏しました。
3曲とも、自分で作った曲ながら、なかなかちゃんと歌う事が出来なかったのですが、なんとなくやっと自分の歌になったなと実感出来ました。
30年以上かかった(笑)
ちょっとばかり長文ですが、読んでもらえたら嬉しいです。
7月のある日、La.mamaの社長から「秋頃、ヴァイオリンの入ったバンドやユニットを集めたイヴェントをやりたいのだけど、良いバンドを知りませんか?」との問いかけがありました。
スグに思い浮かんだのは、昨年一緒にやったAzurVert
ヴァイオリンの南野梓さんに問い合わせた所、
「ギターの谷村の都合がつかないので、AzurVertとしては出演出来ないけど、どるたんさん一緒に何かやりませんか?」
との提案。
ところで、そのイヴェントは『秋の夜のビヨロンのささやき・ときめき』というタイトルになる予定。
もちろん、そのタイトルが、ヴェルレーヌの詩の一節にインスパイアされたものだという事には、気づいておりました。
文学青年ですから。(青年?)
しかし、そんな儚げなタイトルに似合う歌を私は歌えません。
そこで思いついたのが、そのイヴェントにふさわしいユニットを組んで出演したらどうだろう?
というアイディア。
人選は、全く迷いませんでした。
まずは、チェロのしゃあみん。
何度か一緒に演奏し、気心の知れたアーティストです。
彼の持っている情緒豊かな音楽性、表現力こそ、このイヴェントにふさわしい。
そして、もうひとりクラシックギターでの弾き語りで活動しているアーティスト、カルカンエコー。
彼女(?)の歌に、ヴァイオリンとチェロを絡めたら・・・想像しただけで、えもいわれぬ情景が思い浮かんできました。
この2人が、快諾してくれた時点でユニットが成功するであろうことを確信しました。
ヴァイオリン:南野梓
チェロ:しゃあみん
歌とギター:カルカンエコー
歌とギター:どるたん
4人組のユニットの誕生です。
さて、せっかく組んだユニットです、ユニット名をつけましょう。
という事で、少し考えてみましたが、割とスグにValvolaという言葉が浮かびました。
イタリア語で、バルブ(弁)の事なのですが、真空管一般をさす言葉としても使われるようです。
真空管アンプの音色が好きな私なので、ぬくもりのある音色かつ、どこか郷愁をそそる音を奏でるユニットにしたい、との思いもありました。
カルカンの提案でIV(ギリシャ数字の4)をつけて、Valvola IV
最初と最後にVの字が入っていて、バランスも良いし、Vの字が多いのもViolinの入ったユニットにふさわしい気もします。
読み方は、イタリア語と英語の混合でヴァルヴォラ・フォー
語呂も悪くないのでは?
まあ、そんな感じでユニット名はValvola IVに決定。
と同時に、せっかく新しいユニットを作ったので、このユニットで演奏するための曲を作ろう。
と思い立ちました。
ギターを持ち鼻歌を歌い始めたらスラスラスラと、あっという間に詩もメロディーも最後まで出来てしまいました。
詩のアイディアの種は、実は以前からあったもので、一度、『SAVE』というチャリティー企画のために書いた『Usual Suite』という曲に、『ばるぼらの歌』冒頭のフレーズと似た一節が使われています。
その時には、ほんの一節だけだったのですが、今回、新たにValvolaというモチーフを得て、しっかりと形にすることが出来ました。
その歌の中に
♪
紡ぎだそう、ばるぼらの音
今歌おう、ばるぼらの歌
というフレーズがあります。
ユニット名の読み方は、「ヴァルヴォラ」なのですが、歌の中ではなんとなく「ばるぼら」と表記してみました。
その時、頭の隅に手塚治虫の漫画『ばるぼら』が、浮かんでいた事は否定出来ません。
とはいえ、10代の頃に読んだ作品なので、細部までは記憶しておりません。
また、当時読んだ、手塚の他の作品(特に大都社系)と混同している部分があったりなかったり。
そんなこんなで『ばるぼら』の事が気になり始めましたが、残念ながら今、手元に本が無いため、WEBで検索したところ、『ばるぼら』の事に触れているブログを見つけました。
そして、なんと、そこには驚くべき記述が!
冒頭シーンの説明として
>二人の出会いは、「バルボラ」がヴェルレーヌの詩の一節「ヴィオロンのためいきの身にしみてひたぶるにうら悲し・・・」と口ずさんでいたことから。
これ!!
このシーン、すっかり忘れていたけれど、鮮明に思い出しました!
ここで、この文章の冒頭を改めて読んでみてください。
今回出演するイヴェントのタイトル『秋の夜のビヨロンのささやき・ときめき』
まさに、そのヴェルレーヌの詩からインスパイアされたタイトルなのです。
まとめると
→1.に戻る
って感じです。
なんか不思議・・・・・・
ユニット名『Valvola IV』を考えた時には、手塚の『ばるぼら』は、全然頭に無かったのに、こんな風に結びついていくという。
という事で、告知です!
新ユニット、Valvola IV、デビューLIVE
9月24日(木)
渋谷La.mama
『秋の夜のビヨロンのささやき・ときめき』-クロスロードファンタジア-
●びん博士
●向島ゆり子+高橋香織
●Valvola IV [カルカンエコー(Vo+G)/しゃあみん(Cello)/どるたん(Vo+G)/南野梓(Violin)]
OPEN/START 18:30/19:00
ADV/DOOR ¥2800+D/¥3000+D
よろしくお願いいたします。
7月18日 前橋LIVE居酒屋 水星
7月19日 渋川市総合公園『しゃあみんの森 音楽の祭典』
無事終了、帰還いたしました!
19日は、しゃあみんの森での演奏後、車を駆り、夜には、小諸PORKYにて、横山玲ちゃんのインハイヤー(他全6バンド)のLIVE鑑賞と、音楽まみれの良い旅になりました。
とりあえずは、18日と19日の私としゃあみんのLIVE写真を1枚ずつアップいたします。
不思議軍隊長どるたんです。
昨夜は『第4回 渋谷幻野祭』の報告第1弾として感謝の言葉を書きました。
今日は違った角度から感謝の思いを書き記していきたいと思います。
で、ちょっと昔話をしますので、文調変えますね。敬称略で。
Read More7月14日(日)
7月12日の『第2回 渋谷幻野祭』を終えて、少しだけ心に余裕の出来たオレは、ブラリと旅に出た。
家を出る時には、仙台にloachのLIVEを観に行こうかな・・・と言う考えもあったけど、なんとなく圏央道を八王子方面に向かってしまい、そのまま気分まかせで車を走らせるオレ。
loachごめん!
さて、大月JC。
河口湖方面へ向かうと混んでそうなので、そのまま直進。
漠然と車を走らせ、特に理由もなく甲府南ICで高速を降りる。
このまま適当にその辺の温泉に入るという選択もありかと思ったけど、突然ものすごく海が見たくなり、静岡方面に南下する事に。
海の無い埼玉県に住んでいると、たまにこのような発作が出るのだ。
Kevin Ayers – Unfairground
2008年に突如発売された、Kevin Ayers最後のアルバム。
突如というのは、前作「Still Life With Guitar」が発売されてから、15年も経過していたこと、その間に引退宣言とも受け取れる発言をしていたこと、などから、Kevinの新作はもう聴けないのか、と半ば覚悟していたからです。
しかし、このアルバムを聴いて、Kevinの音楽に対する情熱は失われていなかったという事を確認出来ました。
残念ながら本当の意味で最後のアルバムとなってしまいましたが。
最後のアルバムにふさわしくKevinの長いキャリアを総括するような内容と言っても良いかと思います。
今、改めて聴くと、妙に明るく元気な1曲目「Only heaven knows」で、泣けてしまいますね。
ウクレレをバックにリラックスした雰囲気で歌われる「Baby Come Home」もKevinならではのノホホンとした優しい歌です。
この曲では、ブリジット・セント・ジョンとのデュエットも聴く事が出来ます。
懐かしい雰囲気・・・
名盤です。
私が持っている物は、丁寧な解説、訳詞、ミニポスターなどが付いている、Wジャケットの紙ジャケ仕様、日本盤なのですが、残念ながら日本盤は既に廃盤になっているようです。