Category Archive : MUSIC

PANTAさんとGoodstock Tokyo

いよいよ、あと1週間足らず!
今度の日曜日、8月6日は、どるたん+しゃあみん Goodstock Tokyoでのワンマン公演です。

思えばこのGoodstock Tokyoにはじめて訪れたのは、PANTAさんのお伴として。
その時に、店長(?)の新見さんを紹介していただき、ソロのデモ音源などを渡し、いつか出演させて欲しいと(苦手な)出演交渉をしたのでした。
その頃は、まだ、どるしゃあのデモ音源は、なかったのです。

それから、ほどなく出演の機会を得て、どるしゃあのワンマン公演シリーズがはじまりました。

その第1回目は、2017年10月18日。
これまたPANTAさんを通して知り合った、頭脳警察のドラマー樋口素之助がカホンでゲスト参加してくれました。

(どるしゃあ初ワンマン公演 with 樋口素之助)

この公演の後に、新見さんが書いてくれた感想があります。
自己PRや売り込みがまったくもって苦手な私たち、自分たちの音楽をどのように言葉で伝えてよいのかわかりません。そんな私たちにとって、この文章は本当にありがたくて、許可を得て、当時チラシに転載させてもらいました。
改めて、以下に転載いたします。


昨日のGoodstock Tokyoでライブは「どるたん+しゃあみん」
久しぶりにとんでもないユニットに出会ってしまった。

7月16日PANTAソロライブの時に「どるたん」を紹介され、昨日のライブが決まった。
音源をもらって聞いた時は一瞬引いた・・・。
理解できなかった。しかしPANTAさんの紹介。なにかあるはず。

そして昨日、初めに楽屋入りしてきた「しゃあみん」物腰が低くアー写のイメージとは違う。
先にチェロのサウンドチェック。
正直あまりチェロの音を知らないので、音響卓で試行錯誤。
そうこうしてると「素之助」も登場今月3回目。
続いて「どるたん」楽屋入り。ニコニコ入ってきた。
3人揃ったところで早速リハーサル。
始まった瞬間、今までに感じたことのないような世界観の音楽だった。
いや、1968~9年に初めて聴いた「五つの赤い風船」「早川義夫」や「浅川マキ」の時に感じたような音楽だ。
もちろん楽器も編成も歌も違うのだが、何か共通するものを感じた。

本番が始まって、お客さんの反応を見てると1曲めは様子見、2曲めには引き込まれて、3曲めではすっかり「どるたん+しゃあみん」の世界にハマってる。
決して上手いとか、美しいとか、メロディアスとか・・・ではなく、全く違う世界。
一歩間違うとお客さんはドン引きしてしまうのではないかと思えるようなステージ。
1部終了時には完全にお客さん全員を世界に引き込んでいた。もちろん私も。
休憩時に思わず「素之助」に2部から入って、ステージをぶち壊すなよって言ってしまうほど(笑)(素之助ごめん)
ステージ後半はそんな「素之助」が入り、音の厚みが増して緊張感があるが和やかでもあるライブになった。
最後はダブルアンコール・・・。

ライブハウスをやっててよかったと思える夜だった。

「どるたん+しゃあみん」「素之助」またステージお願いします!

2017.10.19 Goodstock Tokyo 新見知明


これ久しぶりに読んで思ったのは、もしかしてPANTAさんの紹介じゃなければ、出演出来なかったのではないだろうか!?という事。
新見さんですら「音源をもらって聞いた時は一瞬引いた・・・。理解できなかった。」って言ってるのだから。
ちなみに新見さんは、上の文中に登場する、「五つの赤い風船」や「早川義夫」のマネージャーをされていた方。
そんな方にも(一度聴いただけでは)理解できない音楽を私は作っているのでしょうか?
理解しづらいような音楽を作っている意識はなくて、気持ちのままにやっているだけなのですが・・・・・・

でも、その後今日に至るまで、しっかりとどるしゃあの活動を支えていただけるようになりました。
ワンマン公演も、8月6日で27回目になります。そんなGoodstock Tokyoとの縁を繋いでくれたPANTAさんは、7月7日に亡くなられてしまいました。
正直未だに実感として受け止められずにいる私ですが、8月6日は、PANTAさんへの思いを込めたステージにいたします。しっかりとPANTAさんに届くように、歌い、演奏いたします。

PANTAさん、私たちに特別な場をあたえていただきありがとうございます。

(PANTA with どるしゃあ 最初で最後の共演 2015年12月13日 小田原Route1)

よろしければ一緒に過ごしましょう。
よろしくお願いいたします。


2023年8月6日(日)

大岡山 Goodstock Tokyo

DORUTAN+SHARMIN : RECITAL SERIES Vol.27
(どるたん+しゃあみん ワンマン公演)

どるたん+しゃあみん ワンマン公演

どるたん+しゃあみんワンマン公演&有料配信ライブ

12:30開場 13:00開演(配信スタート)
前売り・予約 3,000円/当日 3,500円(税込み・ドリンク別)
配信視聴チケット 3,000円
有料配信詳細・チケット購入
https://www.staglee.com/events/7714/
http://www.goodstock-tokyo.com/

〒145-0062
東京都 大田区北千束3−20−8
スターバレーII B1F
03-6451-7396


心の落ちつき失せて

2023年7月7日
PANTAさんの訃報が届く。

それから1週間。

ずっと呆けている。

しっかりと受け止める事が出来ていないのだ。

いつもと同じように朝を向かえ。

大谷翔平の活躍とチーム状況に一喜一憂し。
オールスターゲームを楽しみ。
7月になって次々にはじまった新TVドラマやアニメを楽しみ。
NPBの結果に一喜一憂し。

そして、夜になったら寝る。

悲しみが全然湧いてこない。
そんな、どこかフワフワした精神状態で、この1週間を過ごしてきた。

その間、頭脳警察やPANTAの音源を聴き、それなりにジンとしたりはしたものの、よく分からない感覚。

今日は、午前中から、ギターを持ち出して、頭脳警察やPANTAの曲をあれこれ歌ってみた。
ふだん、色々な歌をカヴァーする時に、なんだか変な感情がこみ上げてきて、歌いながら泣くという事がよくある私なのだが、なぜか今日は、全くそんな瞬間は訪れなかった。

そのうちに「録画してYouTubeにでもあげてみるか!」と思い立ち、撮ったのがこれ。

頭脳警察「心の落ちつき失せて」

出来はともかく、PANTAさんはきっとチェックして、苦笑しつつも喜んでくれている。
そんな気がするのです。

PANTAさんから「どんどんカヴァーして。」と、よくいわれていたので。
それどころか、とんでもない無茶振りもされていました。

ひとつは「七月のムスターファ」
不思議軍のベース、ルイス稲毛とPANTAさんの会話。
ル「七月のムスターファすごいですね。最高です!」
P「じゃあ、君たちもやってよ。」

無理でしょ!!
あれは、PANTAさん以外に表現出来る人いない。

もうひとつは「落ち葉のささやき」のセリフ入りバージョン。
ど「セリフ入りはじめて聴きました!かっこよかった!!」
P「じゃあ、どるたんもやってよ。」

無理でしょ!!
あんなの出来るのPANTAさんだけですから。

というわけで、とりあえず歌なんか歌ってみましたが、相変わらず、心の落ちつき失せたままの私です。
いつか、しっかりと涙を流せる日がくるのでしょうか?


Al Kooper 『Act Like Nothing’s Wrong』

私を形成しているもの

今の自分を形成する一部になっていると言えるほど印象に残る様々なものを「私を形成しているもの」としてとりあげていきます。他のSNSなどに投稿したものを加筆修正して再掲載しているものもあります。
※この下に書かれた年号は作品の発表年ではなく私がその作品に初めて触れた(と思われる)年。またはそのイベント、出来事を経験した年。
※ただの思い出話です。

その他の私を形成しているものたち
私を形成しているもの 年譜(INDEX)


1976

Al Kooper 『Act Like Nothing's Wrong』
Al Kooper 『Act Like Nothing’s Wrong』

Al Kooper 『Act Like Nothing’s Wrong』
邦題は『倒錯の世界』

1976年、高校1年の時にほぼ発売と同時に購入したもの。
ジャケットデザインや邦題に惹かれて、まだアル・クーパーの音楽について何も知らない状態で、はじめて聴いたアル・クーパーがこれ。

のちに、時代を遡って『スーパー・セッション』や『フィルモアの奇蹟』、ボブ・ディランとの演奏、BST、数々のソロ・アルバム、など、アル・クーパーの音楽を聴き、特に『赤心の歌』や『紐育市(お前は女さ)』などのソロ・アルバムには、大きく心を揺さぶられてきた。

けれども、そのどれよりも、心に残っているのは、はじめて聴いたアル・クーパー。
このアルバム『倒錯の世界』は、間違いなく「私を形成している」音楽のひとつと言える。

このアルバムには、いくつかカヴァー曲も入っているのですが、日本語ライナーにはその辺全く触れていない(どころか、このアルバムについて触れていない)し、内ジャケットには、曲ごとの演奏者は書いてあるものの、作者は、レコードのレーベルに小さく書かれているのみ。
なので、買った当時は、その辺あまり分からぬままに聴いていたのだけど、A面2曲目の「恋のダイアモンドリング」、この曲が、シーナー&ロケッツの1stアルバム「#1」に入っていて、驚きました。

あとから調べて、ゲイリー・ルイス&ザ・プレイボーイズの演奏で、1965年に全米1位になった曲で、作者の1人にアル・クーパーがクレジットされている事を知りました。いわゆるセルフカヴァーですね。そういう事、ライナーに書いておいて欲しいと思ったりなんだり。

他のカヴァー曲も、原曲を知らないままに聴いてきたわけですが、調べるとR&B系の曲みたいです。
で、実は私、黒人のR&Bやソウル、ブルース等が若干苦手。(嫌いではなく積極的には聴いてこなかった)
別に人種の問題ではなくて、迫力とか?ねばっこさとか?声の太さとか?なんだかよく分からないけど音的な部分で、ちょと苦手な所があるのです。
ただ、白人がやっている黒人の音楽。
ストーンズがやっているブルース曲とか、ヴァン・モリソンなどのいわゆるブルーアイド・ソウルは大好きで、その辺、(白人がやっているから好きというわけではなく)自分でも理由は謎なのですが、とにかく、そういう傾向。

で、このアルバムも、いわゆるブルーアイド・ソウル的なフィーリングのアルバム。
それが私にはとても心地よい。

楽曲も印象的な曲が多くて、今でもだいたい全部、鼻歌で歌えるレベル。

なかでも、とにかく大好きな曲が、B面3曲目に収められた「Turn My Head Twords Home」
これは、この生涯で聴いてきた楽曲群の中でも上位に入るレベルの大好き度。

アル・クーパーの何が好きって、私はとにかく、声や歌い回しが大好き。
その声、歌い回しのゾクゾクするほどの良さが詰まっているのがこの曲。
出だしのキーボードと語りかけるような歌で、一瞬にしてゾクっと惹き込まれ、あとは、演奏の盛り上がりに心をゆだねる至福の時間。

このように、個人的に心を寄せているアルバムなのだけど、あまり評価は高くなくて、セールス的にもあまり良くなかったそうです。

アル・クーパーがのちにインタビューで「自分としてはとても自信をもっていたこのアルバムの評価が低かった事で、音楽業界でのやる気をなくして、この後、一時引退状態だった」的な事を語っていて、悲しくなりました。
と、同時に「私はちゃんと素晴らしさを分かっていたし、ものすごく高く評価していました。大好きなアルバムです。」と伝えたい、そんな気持ちになったのです。




※画像は自分のレコード

ULTRA SEVEN

私を形成しているもの

今の自分を形成する一部になっていると言えるほど印象に残る様々なものを「私を形成しているもの」としてとりあげていきます。他のSNSなどに投稿したものを加筆修正して再掲載しているものもあります。
※この下に書かれた年号は作品の発表年ではなく私がその作品に初めて触れた(と思われる)年。またはそのイベント、出来事を経験した年。
※ただの思い出話です。

その他の私を形成しているものたち
私を形成しているもの 年譜(INDEX)


1967

「ULTRA SEVEN」(ウルトラセブン挿入歌)

以前、「ホルンの音が好き過ぎる」と題したブログ投稿で、ウルトラセブンの主題歌(特にホルンの音)が好き過ぎる話を書いた事があります。
しかし、ウルトラセブンに関しては、主題歌にとどまらず挿入歌やBGM全てがかっこよくて、たまらなく好きです。
まさに「私を形成している」音楽と言える、心の襞にしっかりと沁みこんでいる音楽達。

今回、取り上げる曲「ULTRA SEVEN」も、とにかくかっこいい!

吠えるような管(ホルン!)の音とか、ゾクゾクするほどに大好き。

そして英語の歌詞のかっこよさたるや!

子供の頃には歌詞が全く分からず♪ワン・ツー・スリー・フォー♪ワン・ツー・スリー・フォー♪の後は、適当にゴニョゴニョと歌っていたものですが・・・

大きくなってから英語の歌詞を知った時の、感動!

1番が

♪Attack The hawkmissile Fighter-Seven♪

2番が

♪Strike The Eyeslugger Hero-Seven♪

この曲自体の良さ、アレンジ、さらに演奏、男声コーラス、とにかく全てにおいて、今聴いても、本気感がビシビシ伝わってきて心が震えます。

他に「ウルトラ警備隊の歌」も大好きなんだけど、きっといずれ、マーチが好き過ぎる件として取り上げそうな気がしています。


【追記】
と、ここまでは、コロナ禍ステイホーム中に他のSNSに書いた文章を若干修正したものですが、ここからは初出です。

このブログを書くにあたって、共有したYouTube動画を改めて観たのですが、その際、関連動画として出てきた動画、これがすごかった!!

まず、今回取り上げた曲「ULTRA SEVEN」

そして、以前「ホルンの音が好き過ぎる」で取り上げた主題歌

さらには上記、きっといずれ、マーチが好き過ぎる件として取り上げそうな気がしている「ウルトラ警備隊の歌」

素晴らし過ぎませんか?
フィルフィル(FILM SCORE PHILHARMONIC ORCHESTRA)

はっきり言って、号泣しました。
何度も。
とにかく楽曲が素晴らし過ぎる、好き過ぎるのはもちろんなのですが、演奏の熱量、歌や演奏に込められた「愛」みたいなものが、すごく伝わってきて、震えがくるほどに感動しました。

はじめて「冬木透 CONDUCTS ウルトラセブン」を観た時にも感動して涙が出ましたが、その時に勝るとも劣らない感動の大きさ。
というか涙の量だけで言えば、完全にフィルフィルが勝っています。


私、以前から「ウルトラセブン」関連のオーケストラ演奏やマーチングバンドの演奏など、YouTubeで見まくっていたのですが、これは今日まで知りませんでした。
油断していました。

他SNSでこの「ULTRA SEVEN」の事を書いたのが2020年5月頃。
このYouTube動画がアップされたのが、2020年10月。
タイミングのズレで、今まで知らなかったわけですが、本当に迂闊でした。
このオーケストラの演奏会に、絶対に行く!

最後、ちょっと投稿の趣旨と変わってしまいましたが、それもまたよし。



※画像はネット上から拝借
※過去のSNS投稿を編集及び大幅に加筆したものです

George Harrison 『Extra Texture』

私を形成しているもの

今の自分を形成する一部になっていると言えるほど印象に残る様々なものを「私を形成しているもの」としてとりあげていきます。他のSNSなどに投稿したものを加筆修正して再掲載しているものもあります。
※この下に書かれた年号は作品の発表年ではなく私がその作品に初めて触れた(と思われる)年。またはそのイベント、出来事を経験した年。
※ただの思い出話です。

その他の私を形成しているものたち
私を形成しているもの 年譜(INDEX)


1975

George Harrison 『Extra Texture』(1975年発売)
George Harrison 『Extra Texture』(1975年発売)

これまでこの「私を形成するもの」で、Ringo, Paul, John と元ビートルズのソロ作品を取り上げてきましたが、もちろん、この人を取り上げないわけにはいきません。

という事でジョージ・ハリスンのアルバム『ジョージ・ハリスン帝国』(とんでも邦題!)

これも発売日に買ったように記憶しています。
この前に出たアルバム『ダーク・ホース』も、当時、ラジオから流れる、シングル・カット曲の「ディン・ドン」が大好きだったから、発売時に欲しかったのですが、諸事情により断念。
なので、この『ジョージ・ハリスン帝国』が、初めて買ったジョージのソロアルバムになります。

午前中に学校を抜け出して買って来て、昼休みに放送室で聴くパターン。

しかし、この「私を形成するもの」で取り上げたPaulの『Venus and Mars』、Ringoの『Goodnight Vienna』、そしてJohnは以前取り上げたシングル「真夜中を突っ走れ」が入ったアルバム『Walls and Bridges』が、ほぼ1年の間にリリースされているという物凄さ。

もっと言えば、ジョージの

・Living In The Material World

・Dark Horse

・Extra Texture

リンゴの

・Ringo

・Goodnight Vienna

ポールの

・Red Rose Speedway

・Band on the Run

・Venus and Mars

ジョンの

・Mind Games

・Walls and Bridges

・Rock’n’ Roll

なんと!これだけのアルバムが、私が中学生の時にリリースされているのです。
(シングルヒット曲は、さらにたくさん)

ビートルズには間に合わなかったけど、本当にエキサイティングで幸せな、中学生時代を送る事が出来たと思っています。

さて、このアルバム。

1曲目はシングルヒットした「二人はアイ・ラヴ・ユー」(とんでも邦題!)

この曲を初めてラジオで聴いた時には、ジョンの「真夜中を突っ走れ」を初めて聴いた時に近い興奮を覚えました。

最高にかっこいい!大好き!

このアルバムからは、もう1曲「ギターは泣いている」という「While my guitar・・・」の続編的な曲がシングルカットされていますが、ジョージのギターはよく泣くというか、ジョージってギターを泣かせがち。

タイトルどおり泣きの名曲です。

他にも、バラード調のしっとりじっくり聴かせる名曲揃いで「答は最後に」「ウー・ベイビー、わかるかい」「悲しみの世界」・・・いや、もう全部大好き。

そして参加ミュージシャンがこれまたすごい。

『バングラデシュのコンサート』でも共演したレオン・ラッセルはじめ、ジョージ人脈勢ぞろいといった所(クラプトンは参加していません)。

買ったタイミングや、なんやかんやで、ジョージのアルバムの中では思い入れ度はこれが1番。

もし『ダーク・ホース』を先に買えていたら、ここで取り上げるのは『ダーク・ホース』になっていたかも知れないけど。

この2枚は、中学生時代に買えたので、聴き込み時間が長く、当時の空気感と一体となって記憶に刻まれている分、思い入れが度、高め。
聴いていると胸がキューとなる事がよくあるのです。

ちなみに『クラウド・ナイン』も違う意味で思い入れ度が高く胸がキューとなるアルバム。



※画像はネット上から拝借
※過去のブログ、SNS投稿からの抜粋編集です

John Lennon『IMAGINE』

私を形成しているもの

今の自分を形成する一部になっていると言えるほど印象に残る様々なものを「私を形成しているもの」としてとりあげていきます。他のSNSなどに投稿したものを加筆修正して再掲載しているものもあります。
※この下に書かれた年号は作品の発表年ではなく私がその作品に初めて触れた(と思われる)年。またはそのイベント、出来事を経験した年。
※ただの思い出話です。

その他の私を形成しているものたち
私を形成しているもの 年譜(INDEX)


1974

John Lennon 『Imagine』(1971年発売)

ビートルズに本格的に嵌ったのが、中学生の時。1974年頃。
ビートルズの曲を全曲聴きたい。全曲揃えたい。と思っていたその頃。
しかし、まだビートルズのLPを数枚しか持っていない状況で、手を出してしまった、初めてのビートルズ関連ソロアルバムがジョンの『イマジン』

おかげでその後、なかなかビートルズをコンプリ出来なくなってしまったわけですが・・・

まあ、素晴らしいアルバムだと思います。

すごく聴きまくりました。

曲も詞も(声も演奏も)大好きです。

中2の時に感じた事は、例えば「兵隊にはなりたくない」という歌の詞。

♪兵隊にはなりたくない、ママ、死にたくないんだ♪

すごくかっこいいと思いました。

こういう、ある種かっこ悪い事を正直に言葉に出来る感性がすごいなと思いました。
ハートにグサリと刺さりました。

「すごくハードなんだ、落ち込んじゃうんだ」と吐露する「It’s So Hard」も。

「私が欲しいのは真実だけ」と歌う「Give Me Some Truth」も。

とにかく、ストレートな言葉、ストレートな表現がとにかくかっこいい、と思いました。

「ジェラス・ガイ」や「オー・マイ・ラヴ」といった、美しいラヴソングも良いのですが、その頃の私は、むしろ、上記の曲達に惹かれていました。

「イマジン」という曲に対しては、その後の世界などを通して思う事は多々あるのですが「理想に向かう心は失くしてはいけない」という思いは今も強く持っています。

「イマジン」に描かれている理想の世界が正しいかどうかはともかく、まあ、その「正しい」が、誰にとっても正しいのか?とか、色々な事を考えてしまいつつも・・・盲信的な正しさではなく、軌道修正も出来る柔軟性を持ってとか、そんな感じでね。個人的にも理想を目指しています。今も。

とにもかくにも中2の心にぐっさりと刺さって、その後の考え方にも影響を及ぼしたアルバムである事は間違いありません。



※画像はネット上から拝借
※過去のブログ、SNS投稿からの抜粋編集です

Wings 『Venus and Mars』

私を形成しているもの

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1975

Wings 『Venus and Mars』(1975年発売)

初めて買ったPaul McCartneyのソロアルバムが『Venus and Mars』
(正確にはこのアルバムはソロアルバムではなくて、Wings名義なのですが)

確か発売日に買ったように記憶しています。

この時期、ポール(というかWings)の初来日公演が決まり、毎日、ラジオにかじりついて情報を追っていました。
(※文化放送でチケット情報が発表されると言われていた)

しかし、しばらくして(過去の薬物所持歴などが問題になり)来日中止に。

お詫びとしてテレビでWingsのメルボルン公演が放送されました。
冒頭でポールが「ごめん」と日本語で謝罪していたのをよく憶えています。

まあ、そんな印象に残る一騒動があり、あの頃の教室とか、自分の部屋の勉強机に置いたラジカセとか、そういった景色や空気感と一体になった忘れられないアルバム。

曲も、シングルヒットした「あの娘におせっかい」「ワインカラーの少女」「ヴィーナス・アンド・マース/ロック・ショー」とキャッチーな曲が多く、とても楽しめる内容。

他のメンバーがリード・ヴォーカルを取る曲もあり、バンドとしての活動を強調していた感じ。
特にジミー・マッカロクが歌う「メディシンジャー」は、とても印象に残っている。

そんな中でも「磁石屋とチタン男」という訳の分からないタイトルの(「マックスウェルズ・シルヴァー・ハンマー」の系譜に属するようなタイプの)曲が大好きです。

この曲については、Wikiにも書いてある「ジャマイカでの休暇中に購入して読んだコミックに誘発されて書かれた曲である。」という程度の漠然とした知識しかなかったのですが、最近偶然知った事があって、それは磁石屋。
『X-men』(マーベルコミックを映画化したもの)を初めてDVDで観ていた時に、マグニートという男が出てくるのです。

「え?これって!?もしかして磁石屋の事?そういえばコミックに出てくるキャラと言っていたような・・・」

正解でした!

45年も経ってから、こんな形で知る事実に軽くクラっとしました。

さっき調べ直したら、チタン男や(歌詞に出てくる)クリムゾン・ダイナモも、コミックの「アイアンマン」に登場するキャラクターみたいです。

そんな私は、今頃、(磁石屋たちが出てくる)マーベル映画に嵌りまくっています。

人生って面白い。



※画像はネット上から拝借
※過去のブログ、SNS投稿からの抜粋編集です

John Lennon「真夜中を突っ走れ」

私を形成しているもの

今の自分を形成する一部になっていると言えるほど印象に残る様々なものを「私を形成しているもの」としてとりあげていきます。他のSNSなどに投稿したものを加筆修正して再掲載しているものもあります。
※この下に書かれた年号は作品の発表年ではなく私がその作品に初めて触れた(と思われる)年。またはそのイベント、出来事を経験した年。
※ただの思い出話です。

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1974

John Lennon「真夜中を突っ走れ」(1974年発売)
John Lennon「真夜中を突っ走れ」(1974年発売)

1961年2月に生まれた私。

残念ながらビートルズには、間に合わなかった世代。

小学生の頃からビートルズの存在はもちろん知っていたし、有名な曲は聴いた事もあった。
しかし、しっかりと聴くようになった時には、彼らは既に解散。

残念ながらビートルズ解散後に、ビートルズファンになった世代です。

でも私(達)、ビートルズに乗り遅れた世代の中ではかなり幸せな時代を過ごせた、と思っています。

というのは、ラジオで洋楽ヒット曲を聴くようになった中学生の頃、元ビートルズの4人が、それぞれにシングルヒットを飛ばしていたから。

ラジオを聴けば必ずジョン、ポール、ジョージ、リンゴのヒット曲が流れていたのです。

ポールは「ジェット」「ジュニアズ・ファーム」「あの娘におせっかい」等、ジョージは「ディン・ドン」「二人はアイ・ラヴ・ユー」リンゴは「オンリー・ユー」「スヌー・カルー」などなど、などなど。

そんなある日。
「ジョン・レノンの新曲!」と紹介され、ラジオから流れて来たのが、この曲。
「真夜中を突っ走れ」

この曲がラジオから流れた時の興奮ときたらなかった。
まさに、胸躍るとは、こういう時に使う言葉。

この歌に触発され、真夜中に自転車で突っ走る中学生。

「ふぁればげっちゅっちゅじゃな~い」と大声で歌いながら。
(そして補導される)



※画像はネット上から拝借
※過去のブログ、SNS投稿からの抜粋編集です

どるたん(幻のソロアルバム用音源)の事

最近「どるたん(幻のソロアルバム用音源)」と題した動画を、5本ほどYouTubeにアップしました。

この音源は、2014年頃、当時のバンド、不思議軍での活動が若干滞るようになってきた時期に、「だったら自宅で音源でも作ろう」と思い立ち、Pro Tools(購入当時はLE 8)と、多少の周辺機器を買い揃え、1人コツコツと録音したものです。

80年代に音楽活動をはじめてから、その頃(2014年頃)までに作った曲を、この辺で1度ソロアルバムの形でリリースしておこうという気持ちが多少あり、そのためのデモというか、もう少し踏み込んだプリプロ音源に出来ればと思って作りはじめました。

本当は、この音源のイメージを元に、各楽器ミュージシャンに演奏してもらい、さらにイメージを膨らませていければと思っていたのですが、やはりスタジオにミュージシャンを呼んでのレコーディングとなると、かなりしっかりとした金額が発生する事もあり、資金面で挫折。

とりあえず、この音源をもう少ししっかりと作りこみ自主制作盤でリリースしようとも考えるようになりました。
そこで、その頃、一緒に演奏する機会が増えてきたしゃあみんに協力してもらい、何曲かチェロを入れてもらう事に。さらに、やはりその頃、何度か共演したいいじまあけみさんにフルートも入れてもらいました。(今回アップした5曲にはフルート入りのものはありません)

そうやって完成させた曲が、8曲程度は出来たでしょうか。


他にも、島田篤さんと遠距離コラボした「電気のダンス」

同じく遠距離コラボで、バックトラック全てをKazma Tamakiさんが作ってくれた「孤高の幸福」

この2曲もあわせて、なんとなく自主制作アルバムを出せる程度の音源は揃ったのですが、資金面とやる気面が足りずに結局きちんとした形でのリリースは出来ないまま本日に至っています。

まあ、主にやる気面の欠如でしょう。
やる気があれば、資金調達、もしくはレーベルに音源を持ち込んでの売り込み、といった行動が出来るのでしょうが、根っからのステイホーム気質、人見知り、セールス下手。
作る事は時間も忘れて一所懸命がんばれるのですが、それ以外の事はがんばれないのです。

それと、この音源を作っている間に、どるしゃあでの活動が本格化してきたというのもあります。
簡単に言うと
「そっちの方が面白くなっちゃった。」

新しい曲もどんどん増えていき、古い曲に対する愛着も(元々あまりないのですがさらに)薄れがちに。
今では、LIVEで演奏する曲は、全曲、どるしゃあ結成後に作った曲という事も珍しくありません。
この音源の事も、いつのまにかどうでもよくなってしまったのです。

その頃、ソロで弾き語りをやる時に、何度か、この音源からの数曲をCD-R化したものを物販で出した事があるので、全国に何人かは、持っている人もいるかも知れませんが、まあほぼ「幻」。

そんな音源を今更YouTubeにアップした理由は簡単に言うと
「暇だったから」

いや、もう少し、ちゃんとした理由もあって。
3月のライヴが1本中止になり、次のライヴまで2ヶ月以上、若干心も沈みがちという日々があり、そんな中、少し前向きに考えたのは、過去音源をアップする事で、どるしゃあを知ってもらうきっかけ、間口を広げる一助になればという思い。
せっかく作った音源だし、この機会に聴いてもらい、興味を持ってくれる人が1人でも増えればという気持ち。

まあ、そんな事も考えつつ、また一人コツコツと動画化作業をしていたというわけです。

今回、アップした5曲、アップ順に
「森」「明るい未来」「baby」「レミング」「顔」
この中で、80年代不思議なバレッツ活動時に作ったのが「森」「レミング」「顔」の3曲。
「明るい未来」「baby」は2010年代に作った曲。

さて、今後のどるしゃあLIVEで改めて演奏される曲はあるのでしょうか?
まずは、今週の土曜日、5月20日、Goodstock Tokyoでのワンマン公演。そこで何が演奏されるのか・・・
まだ本人たちもはっきりわかっていないのですが、80年代曲にも出番があるかも、ないかも。

という事で、最後は告知です。
よろしく~

2023年5月20日(土)

大岡山 Goodstock Tokyo

DORUTAN+SHARMIN : RECITAL SERIES Vol.26
(どるたん+しゃあみん ワンマン公演)

どるたん+しゃあみん ワンマン公演

どるたん+しゃあみんワンマン公演&有料配信ライブ

12:30開場 13:00開演(配信スタート)
前売り・予約 3,000円/当日 3,500円(税込み・ドリンク別)
配信視聴チケット 3,000円
有料配信詳細・チケット購入
https://www.staglee.com/events/7405/
http://www.goodstock-tokyo.com/

〒145-0062
東京都 大田区北千束3−20−8
スターバレーII B1F
03-6451-7396

Lou Reed『BERLIN』

私を形成しているもの

今の自分を形成する一部になっていると言えるほど印象に残る様々なものを「私を形成しているもの」としてとりあげていきます。他のSNSなどに投稿したものを加筆修正して再掲載しているものもあります。
※この下に書かれた年号は作品の発表年ではなく私がその作品に初めて触れた(と思われる)年。またはそのイベント、出来事を経験した年。
※ただの思い出話です。

その他の私を形成しているものたち
私を形成しているもの 年譜(INDEX)


1976

Lou Reed『BERLIN』
Lou Reed『BERLIN』(1973年発売)

Lou Reedのアルバムで一番初めに聴いたのがこれ。

時は、1976年。
私、高校1年生。

Lou Reedのアルバムで「1番多く聴いた物は?」と問われると『Coney Island Baby』と『Transformer』が双璧なのですが、「一番心に残るアルバムは?」と聴かれたら、それはこの『Berlin』

ではなぜ、その2枚に比べて聴く回数が少ないのかと言えば、それは「聴くのに覚悟がいる」から。

「なんとなく聴く」という事が出来ない種類の音楽なのです。
例えば、天気の良い休日の昼下がりに紅茶でも飲みながら、ちょっと音楽流しますか~
なんて時には、間違っても流せない、音楽。
友達と酒でも飲みながら音楽流しましょう、なんて時にも絶対無理。

これを聴く時は、絶対に一人で音楽に向き合う事が出来る時。
出来れば夜。

「よし聴くぞ!」と覚悟を決めて聴かねばなりません。

冒頭のうめき声みたいに加工された男の声(ホラーか!?)からの、寂しげなピアノ、唐突なHappy Birthday to you~♪

ここでもう心は不安定。

ピアノは、そのまま長めのイントロを奏で、1曲目タイトル曲「Berlin」へと。
低めの独特な声でゆっくり静かに歌われる。
伴奏はピアノのみ。

完全に心を持っていかれます。
今、聴いても同じ。

このアルバム、全体を通して、男と娼婦の物語を歌っているコンセプトアルバムなのだけど、歌詞が分からなくても、その不穏で不安定で悲しい世界が伝わってきます。

娼婦やクスリなんかとは全く無縁の高校生の心にも。(今でも無縁)

2曲目「Lady Day」では、バンドの演奏も加わり、少しロック的な音になるけど、どこか何かがこれまで聴いてきたロックとは全く別の物。

サビの
♪And I said no, no, no Oh, Lady Day♪
ここで、また心は不安定に揺れるのです。

まだ、クルト・ヴァイルもジャック・ブレルも知らない高校生の心に、この直撃はかなり応えました。

1曲、1曲書きたい事があるけど、とりあえずは、そんな衝撃の出合い。

このアルバムには美しい曲、(本当の意味で)優しい曲が多く、サウンドも(個人的に大好きな)アコースティック楽器が良い感じで響き、もしかしたら聴きやすい部類の音なのかも知れないけど、やはり覚悟が無いと聴けないな、と、今でも思います。

アコースティックギターで始まり優しく歌われるB面2曲目「The Kids」
「ああ、いいなぁ~」と油断していたらエンディングで突然聞こえる赤ちゃんの鳴き声。

初めて聴いた時にはメチャメチャ驚いた。
そして怖かった。

歌詞を理解している今では、怖さだけではなく、胸を締め付けられるような痛みもある。
しかし、そこからラストへ向けての「The Bed」「Sad song」の素晴らしさ。

歌詞は救いようが無いほどに哀しいけど、音楽はどこまでもやさしく包み込んでくれる。

このアルバムの締め括りへと向かうにふさわしいB面の流れ。

静かに流れるストリングスのフレーズに、優しく絡む低い管の音、少しの癒しと共に、ゆっくりとリットしてアルバムは終わる。

このままでいよう。

しばらく他の音は聴きたくないし、何もしたくない。

そんなアルバム。



※画像はネット上から拝借
※過去のブログ、SNS投稿からの抜粋編集です