「Museo」のこと
どるたん+しゃあみんのCD『異郷の詩』に収められている「Museo」
Museoとはイタリア語で、美術館や博物館のこと。
この歌では、ヴェネツィアにあるPeggy Guggenheim Collectionの事を歌っています。
この歌の歌詞は、ある程度この歌が出来た背景を知らないと理解しづらい、いや、ある程度分かっていても、ちょっと何言ってるか分からない、そんな歌詞。
それをしゃあみんが解説してくれました。
どるたん曰く。
この歌を聴いて、ちゃんと意味を理解している人、ほとんどいないと思う、というか意味を理解する気にならないような歌詞だと思うのだけど、しゃあみんだけは、書いた本人よりもよくわかっていたというね。めちゃ的確に考察、解説、紹介してくれています。
では、まず歌詞、そして演奏動画、最後にしゃあみんの解説を載せますので、ぜひご一読を。
Museo 作詞作曲:どるたん 編曲:どるたん+しゃあみん 眩暈がするほど美しく 塗り込められた血の重さに 疲れ果てた心を癒す 鮮やかな風が吹いていた La collezione Peggy Guggenheim 悠久の時の流れに 閉じ込められた街の外れ 鮮烈な空気を招く 誇り高き一族の血よ La collezione Peggy Guggenheim La collezione Peggy Guggenheim
以下、しゃあみんによる「Museo」紹介。
イタリアには沢山の有名な美術館、博物館があります。
ミケランジェロやダヴィンチ、ラファエロ、カラヴァッジオといった巨匠達の作品に溢れています。
その、ひとつひとつに重厚な歴史が塗り込められているかのような作品達に疲れはてた時、訪れたひとつの美術館。
ペギー・グッゲンハイム・コレクションは、イタリアのヴェニスのカナル・グランデ沿いにある近代美術館。
20世紀前半のヨーロッパとアメリカの近代美術を収集したイタリアで最も重要とされている美術館です。
キュビスム、シュルレアリスム等の抽象芸術を集めています。
彼女はナチスから退廃芸術と決めつけられた多くの芸術家を庇護し、波瀾に満ちたその生涯を過ごしました。
そんな、美術館の歌です。
こんな感じですかな?