2023年10月期に観ていたTVドラマ
前期(2023年7月-9月)は、観ていたドラマが多すぎて多少、いやかなりしんどかった。
(「2023年7月期に観ていたTVドラマ」参照)
その反動もあって、今期(10月-12月)観ていたドラマは(朝ドラと大河を除いて)2本!
しかし、アニメが多かったので、結局連続物に縛られる時間はあまり変わっていないかも。
ただアニメは30分弱という拘束時間の短さがなかなかに心地よく、あまり「観なければ!」と追い立てられる事もなく、心の負担も少なめ。
って、負担になるなら観なければ良いのに、観たいのだから仕方ない。
では、まず観ていたTVドラマは
- うちの弁護士は手がかかる
- セクシー田中さん
この2本だけ。
前期は9本ですから、楽でした。そして、2本とも内容的に多少重い部分があったとしても、描き方がとても軽やかで心の負担少な目、でもしっかりと考えさせられる部分もある、良いドラマでした。
それぞれの感想を。
「うちの弁護士は手がかかる」
平手友梨奈とムロツヨシのW主演。
平手さんは、良くも悪くも相変わらず。演技自体は悪くないけど、もう一皮二皮剥けない事には、結局毎度同じようなキャラクターしか演じる事が出来ないのでは?と思ってしまいます。
その点ムロさんは、さすが!秀吉役がものすごく胡散臭かったので、嫌いになってしまいそうでしたが、そんな事にはならずにすみました。
そして脇を固めるメンバーも、みんないい味出していて最高。特に個人的に好きだったのは辻井先生(村川絵梨)。これまで知らなかった女優さんだけど、今後注目したいと思いました。
しかし、このドラマ、過去ドラマ等のパロディーシーンがとても多くて、80年代中期~00年代頃にあまりTVを観ていなかった私は、年代的に当時のドラマを知らない天野先生(平手友梨奈)同様、「なにやってんの?」状態でちょっと寂しかった。
あと、特筆すべきは、ストーンズ(The Rolling Stones)の新曲「Angry」が主題歌で、PVに合わせたオープニング映像が最高!なんだかすごい時代になったものだ。
「セクシー田中さん」
これはもう田中さんを演じる木南晴夏の魅力に尽きるのですが、私はセクシーじゃない時の田中さんが断然好き。それと同じぐらい倉橋さん(生見愛瑠)も好き。と、これは役の話。
ここからは役者の話。
木南晴夏の役者としての幅の広さ、力量はすごいと思う。
そして、生見愛瑠も役者として侮りがたい存在になってきた、と最近感じている。バラエティーやCMで見ていた時は、特に好きとは感じていなかったけど、ドラマで見る時は好きかも。
しかし、「ちむどんどん」後遺症(出演者ほぼ全員大嫌いになった)は、相変わらず重症で、小西(前田光輝)がどうしても好きになれなかった。画面に出てくると目を背けるほどに。
笙野(毎熊克哉)のすっとぼけた失礼さは最高。
このドラマは、それぞれの生き方、年の取り方みたいなものも程よく考えさせられるようなエピソードが詰まっていて、ただ面白いだけのドラマではない。そして後味も良い。
楽しめました。
今期観ていたアニメに関しては(たぶん)あらためて書きます。
※書きました。
2023年10月期に観ていたTVアニメ