映画『あの胸にもういちど』
私を形成しているもの
今の自分を形成する一部になっていると言えるほど印象に残る様々なものを「私を形成しているもの」としてとりあげていきます。他のSNSなどに投稿したものを加筆修正して再掲載しているものもあります。
※この下に書かれた年号は作品の発表年ではなく私がその作品に初めて触れた(と思われる)年。またはそのイベント、出来事を経験した年。
※ただの思い出話です。
1973
『あの胸にもういちど』(1968年 イギリス・フランス合作)
これを観たのは、まだマリアンヌ・フェイスフルが何者なのかも知らない頃。
だから、小6か中1か、大体その頃。(という事で、とりあえず体験した年は1973にしておきました)
渋谷東急名画座で一人で観たはず。
確か300円。
観た理由は、その日、やっていた映画がこれだったから。
あとは、アラン・ドロン!
テレビで「太陽がいっぱい」を観て以来、ずーっと好き。
この映画は、簡単に言っちゃうと、かっこいいお姉ちゃんが皮ツナギを着てバイクに跨り、恋人に会いに行く話(簡単すぎ?)
というかね、正直に言ってしまうと、バイクかっこいい!皮ツナギのお姉ちゃん、かっこいい!そしてエロい!
以外の記憶が全然無いんです。
今でも、恋愛感受性に欠ける部分のある私が、12歳ぐらいの時に観たわけですから、この映画に描かれた(であろう)恋愛の機微なんて、全く理解出来ていません。(キッパリ)
でも、なんだかすごく魅かれる映画だったのは、確か。
多少の恋愛なども経験してから読んだ原作小説『オートバイ』は、それなりに楽しめたし。
後にマリアンヌ・フェイスフルの事を色々と知り、特に歌手としてのマリアンヌ・フェイスフルは大好きになって、かなりの音源を聴いてきたので、改めて「この映画をもういちど」観たい!と思いつつも、観ないまま今日に至る。
いつかちゃんと観なければ。
(今、Amazon Prime Videoで観られるみたいだけど・・・)
この映画が描いている男と女の世界は、まだまだ理解出来ないお年頃に観てしまった映画だけど、それなりに心に残り、今の自分を形成する一部になった事は確かです。
※この文章は、2020年6月に他SNSに投稿したものを加筆修正して掲載しています
※画像はネット上から拝借