私を形成しているもの
今の自分を形成する一部になっていると言えるほど印象に残る様々なものを「私を形成しているもの」としてとりあげていきます。他のSNSなどに投稿したものを加筆修正して再掲載しているものもあります。
※この下に書かれた年号は作品の発表年ではなく私がその作品に初めて触れた(と思われる)年。またはそのイベント、出来事を経験した年。
※ただの思い出話です。
2010
『マトリックス』(1999年アメリカ映画)
※この文章は、2020年6月に他SNSに投稿したものを加筆修正して掲載しています
この映画の公開時には特に興味も無く、観ていなかったのだけど、ある日、私の元に預言者のような男が現れた。そして、熱烈にこの映画を観るように奨めてくるのだ。
「どるたんは絶対に目覚めた人」「ネオのような人間」「ザイオンの住人」「でもザイオンも・・・」「いや、どるたんはそれも分かっているはず」とか、色々訳の分からない事を熱弁する。
私のところには、たまにこういう人が現れるんだよなぁ・・・なんで?
まあ、そこまで言うなら、という事で観てみました。
2010年頃、DVDで。
結果、面白かった!
そして深いね、これ。
哲学的と言うか、宗教的と言うか、そして預言者(?)の言う通り。
私も、(私が今生きている)この世界に対してずっと違和感があったし、常に抜け出したいと思っています。なので、この映画が描きたい事は何となくだけど分かりました。
この映画『マトリックス』『マトリックス リローデッド』『マトリックス レボリューションズ』と(今のところ)3部作なんだけど、全部観てみました。
で、分からない所もけっこうあって、難しい。
まあ、そこが面白いんだけど。
その後、3作とも何度か観て、確実に理解は深まっているけれど、未だに分かったような分からないような状態。
しかし『マトリックス』3部作、1、2、3と進むに連れて戦闘場面が多くなって疲れる。もっとふつうに「話」がみたいのだな。
『ロード・オブ・ザ・リング』も、そういうパターンだったなぁ・・・その点MCUは、戦闘場面が多くなっても疲れないし面白いのはすごいなぁ・・・と、今、余計な事を考えました。
とはいえ、この『マトリックス』が描き出す世界は、私の心の一部分にしっかりと刻まれました。
4作目は映画館で観たい。
(追記)
そして4作目『マトリックス レザレクションズ』は、しっかり映画館で観ました。
その時の感想はこちら『マトリックス レザレクションズ』