Category Archive : 音楽

ENO『ANOTHER GREEN WORLD』

私を形成しているもの

今の自分を形成する一部になっていると言えるほど印象に残る様々なものを「私を形成しているもの」としてとりあげていきます。他のSNSなどに投稿したものを加筆修正して再掲載しているものもあります。
※この下に書かれた年号は作品の発表年ではなく私がその作品に初めて触れた(と思われる)年。またはそのイベント、出来事を経験した年。
※ただの思い出話です。

その他の私を形成しているものたち
私を形成しているもの 年譜(INDEX)


1976

ENO 「Another Green World」(1975年発売)

ENO 『Another Green World』(緑世界)(1975年発売)

ENOのアルバムで一番初めに買ったのがこれ。
1975年(中3の時)発売だけど、買ったのは少し経ってから。
Bowieの『Low』(1977年発売)より先に、こっちを聴いていたから、1976年頃に買ったのかな。

このアルバムは、すぐに好きになり、この音の世界に浸かり、買った当時かなり聴きまくりました。というか、ずーっと愛聴盤。
今でも、よく聴くアルバム。
ENOにとっては、3枚目のソロアルバム。
この後、遡って1st『Here Come the Warm Jets』、2nd『Taking Tiger Mountain』も聴いたし、その後のソロアルバムやコラボ作品なども継続的に聴いてきたけど、やっぱり一番好きで、一番聴き込んだのは、間違いなく、この『Another Green World』

全体を覆っている空気感がたまらなく好きです。
楽器の音色やメロディー、声、全部合わせた空気感。
『Another Green World』というタイトルや、ジャケット画像も、その空気感によく似合っていて素敵。大好き。

ゲスト参加のRobert Frippが実に良いギターを弾いています。
この方、色々な人の客演時に、とても印象的な演奏を残しているんですよね。
Peter HammillやBlondieやDavid Bowie、他にもたくさん。
このアルバムでは、「St. Elmo’s Fire」「Golden Hours」辺りのソロが、いかにもFripp節炸裂で最高。

このアルバムを聴いていると、何か心がすーっと平らになるような気がします。
「Everything Merges with the Night」なんて、もう癒され過ぎて涙が出てくるほど。

心が何かとささくれだっていた10代の頃に、出会えて本当に良かった、と思えるアルバム。


余談ですが10代の私にとって、ある種トランキライザー的役割りを持っていたアルバムが2枚あります。
それは、このENO『Another Green World』とLou Reedの『Coney Island Baby』

※コロナ禍巣籠り中に他SNSに投稿した物を加筆修正して転載したものです
※画像はネット上から拝借

T.REX『Dandy In The Underworld』

私を形成しているもの

今の自分を形成する一部になっていると言えるほど印象に残る様々なものを「私を形成しているもの」としてとりあげていきます。他のSNSなどに投稿したものを加筆修正して再掲載しているものもあります。
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※ただの思い出話です。

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1977

T.REX『Dandy In The Underworld』
T.REX『Dandy In The Underworld』

T.REX『Dandy In The Underworld』(地下世界のダンディ)(1977年発売)

はじめてオンタイムで買ったT.REXのアルバムがこれ。(確か日本盤発売日に購入)
その時、私、高校2年生。

それまで、「Get It On」などのヒット曲は聴いた事があったけど、LPには手が出ませんでした。(他に聴きたいのがたくさんあったから)

だけど、このアルバムは、ミュージックライフに載った広告を見た瞬間に何かビビっときて、発売日に学校を抜け出して買いに行ったのを憶えている。

そのまま、家に帰りレコードに針を降ろす。
音が出た瞬間にゾクっときて嵌った。

部屋に広がる音に身を任せる。幽玄の世界をたゆたうような歌声に魅せられ惹き込まれていく。
それからしばらくの間、このレコードばかりを聴いていた。

そんな具合に、ずっぽりと「地下世界のダンディ」にはまっていた時期に、高校の修学旅行があった。
修学旅行初日の朝、東京駅のキオスクで買ったスポーツ新聞。
そこに見つけた、マーク・ボランの死亡記事。愕然。

初めてオンタイムで購入したT.REXのアルバムが、T.REX最後のアルバムになってしまった。

忘れらないレコード。


(この後、Tyrannosaurus RexT.REX沼へとズブズブと引き込まれていく私でした)


※コロナ禍巣籠り中に他SNSに投稿した物を編集、転載したものです
※画像はネット上から拝借

QUEEN 『Sheer Heart Attack』

私を形成しているもの

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※ただの思い出話です。

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1974

QUEEN 『Sheer Heart Atack』
QUEEN 『Sheer Heart Attack』

QUEEN 『Sheer Heart Attack』(1974年発売)

Queenにはまったきっかけは中2の時にラジオで聴いた「Killer Queen」
はじめて聴いた時から、妙に魅かれる物を感じていました。

あまりロックっぽくなく、かといって他に何か例えるような音楽もない、独自の世界。
特に、歌とギターの音色に他にはない魅力を感じていました。

中3になってから、この『Sheer Heart Attack』を手に入れてすっかり惚れ込んだ次第。

当時、Queen、KISS、Aerosmith、という3つのバンドが、(ML誌上等で)よく並び称されていたのですが、実は、私、Queen以外はほとんど聴いていません。
別に嫌いじゃないんだけど、なんとなく、ちゃんと聴かないまま今日に至ってしまいました。

さて、このアルバム、とてもバラエティーに富んでいて完成度の高いアルバムだと思います。
1曲目の「Brighton Rock」で、いきなり、めくるめくQueenワールドに連れて行かれます。ワクワク感半端ない!!
素っ頓狂な歌声とか、ギターワークとか大好き。

で、終わるとスッと「Killer Queen」がはじまるわけですよ。

この後のA面の流れも本当に秀逸。「Tenement Funster」~「Flick of the Wrist」~「Lily of the Valley」のメドレーは流れとしても美しいし、一つ一つの曲も全部好き。 

そして「Now I’m Here」で締める。完璧な流れ。

B面も好きだけど、A面だけ聴く機会の方が多いかも。

まあ、そんな風に大好きなアルバムなのですが、Queenで、一番多く聴いてきたのは『オペラ座の夜』かな。
まあ、はじめの4枚は、どれもかなり聴きこみました。

その後のアルバムも、なんとなく聴き続けてきましたが『オペラ座の夜』以後、『華麗なるレース』でちょっと気持ちが醒めちゃって、次に「おおっ!」と思ったアルバムは、なんと『イニュエンドウ』でした。

Queenは、ほとんど同時代を生きてきたバンドなのに、ライヴは全然経験していなくて、一度だけ観たのは、Queen + Paul Rodgersの横浜アリーナ。

それはそれでとても感動しましたが、フレディを一度も観ていない事は不覚という他ありません。



※コロナ禍巣籠り中に他SNSに投稿した物を編集、転載したものです
※画像はネット上から拝借

井上陽水 『陽水II センチメンタル』

私を形成しているもの

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1975

『陽水II センチメンタル』
『陽水II センチメンタル』

井上陽水 『陽水II センチメンタル』(1972年発売)

井上陽水は、中2の時、I君に録音してもらって初めてちゃんと聴きました。
I君にはお兄さんがいて、家には立派なコンポーネントステレオがあり、たまに遊びに行っては、レコードを聴かせてもらったり、聴きたいレコードを録音してもらったりしていたのです。

90分のカセットテープに2枚ずつ入れてもらった、陽水の初めの4枚のアルバム。
「断絶/センチメンタル」
「氷の世界/二色の独楽」

一気に4枚のアルバムを聴く事になったので、どのアルバムが一番という事もなく「すげぇ!すげぇ!」と全部同じように聴いていました。

ただ、その中で『陽水II センチメンタル』を取り上げようと思ったのは、言葉の感覚の鋭さ、ヤバさでガツンとやられた「東へ西へ」等について触れたいと思ったから。

井上陽水、もちろん、歌声、メロディー等すごいと感じるポイントはいっぱいありますが、当時まず衝撃を受けたのは、とにかく、言葉がヤバイ(キケンな意味で)!
怖いとすら感じていました。

♪満員、いつも満員、床に倒れた老婆が笑う♪(東へ西へ)
って、ゾッとしませんか?このイメージ。

♪満開、花は満開、君はうれしさあまって気がふれる♪(東へ西へ)
って、怖くありませんか?このイメージ。

頭の中にイメージが湧きまくるんですよ。なんなら上村一夫の絵で。

いやほんと、恐ろしい・・・

他にも

♪帽子を忘れた子供が道で 直射日光にやられて死んだ♪(かんかん照り)

♪バスの中はとても寒いけれど 君の嘘や偽り程じゃない♪(夜のバス)

♪列についていけない者に またくる春があるかどうかは 
誰も知らないただひたすらの 風まかせ♪(神無月にかこまれて)

などなどあげていったらキリがない、ちょっと邪悪で、斜めから斬りおろすような、下手したら後ろから斬りつけるような言葉達。(本人は斬りつけておいてニヤリと笑っている感じ)

イメージの嵐。

それが美しいメロディと、美しい音、一度聴いたら忘れられない声で、心に届くのだからたまったものではありません。

すっかりやられてしまった中学生時代の私。

邪悪じゃない歌もたくさんあるのですが(上記の歌達も邪悪というわけではない)、まさしく中2病真っ只中でしたから「気がふれる」とか、そういうイメージに弱かったのでしょう。

後の作品でも色々すごい言葉のイメージがあるけれど「娘がねじれる時」なんて、タイトルを見ただけで「え?やめて」って思いました。



※コロナ禍巣籠り中に他SNSに投稿した物を編集、転載したものです
※画像はネット上から拝借

アコースティック音楽嗜好 ‐72‐

大好きなヒット曲(5)
R.E.M. – Losing My Religion (1991)

私を形成しているもの

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1991

R.E.M. – Losing My Religion (1991)

この曲は「アコースティック音楽嗜好」と同時に、「私を形成しているもの」音楽部門としても取り上げておきたいと思います。

R.E.M.は、アコースティック楽器を効果的に使っている曲が、アルバムに何曲かは入っていて、好きな曲も多いのですが、こと「ヒット曲」となると、すぐに頭に浮かぶのがこの「Losing My Religion」
私の「アコースティック音楽嗜好」にも、ジャストフィット。

とにかく初めて聴いた時から、頭の中に残り、その後も、なにげない瞬間に勝手に頭の中に流れてくる率の高い曲になっています。
それは「とても印象深い」という事なのだろうけれど、改めて聴いてみると特にキャッチーなサビがあるわけでもないし、あっと驚く展開があるわけでもない、とてもシンプルな曲。
しかし、だからこそ印象深いともいえるわけで、その印象深さを初めに決定づけているのは、間違いなくイントロのマンドリン。
とても単純なフレーズの繰り返しなのだけれど、それが良い!
ふとした瞬間に頭の中に流れてくるのは、このフレーズ。

そして、マイケル・スタイプのヴォーカル。歌。
心に語りかけてくるようでもあり、突き放すようでもある、その「歌」が「声」が、たまらなく心に残る。

この曲、歌詞も好きで、特に冒頭の一節だけで、もうたまらなく好き、というか(個人的に)心を寄せる事が出来る歌だと感じます。

Oh, life is bigger
It’s bigger than you
and you are not me
The lengths that I will go to the distance in your eyes
Oh no, I’ve said too much, I set it up

この感覚。まあ、言ってもしょうがないんだけど的な。



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アコースティック音楽嗜好 ‐69‐

大好きなヒット曲(4)

私を形成しているもの

私を形成しているもの

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1968

シルヴィ・ヴァルタンの「アイドルを探せ」(1963)

Sylvie Vartan - La plus belle pour aller danser
Sylvie Vartan – La plus belle pour aller danser

ものすごく久しぶりに「アコースティック音楽嗜好」を更新いたします。
と同時に、この曲は「私を形成するもの」音楽部門としても取り上げたいと思います。

今年、2024年にはじめて聴いたレコードがこのシングル盤、シルヴィ・ヴァルタンの「アイドルを探せ」で、その事はTwitter(X)などに投稿したのですが、もう少し語りたい事があったので、「アコースティック音楽嗜好」-大好きなヒット曲-の一稿としてブログを書いてみます。

この曲が世に出たのは、1963年。映画『アイドルを探せ』の中でシルヴィ・ヴァルタンが歌った曲として(らしい)。
(らしい)と書いたのは、1963年といえば、私が2歳の時の事で、映画『アイドルを探せ』も、今日に至るまで観ていないから。

この曲を知ったきっかけは、詳しくは覚えていないのだけど、小学校低学年の頃に、何かのテレビ番組で誰かが日本語で歌っていたのを聴いた憶えが・・・という感じ。
「何か」とか「誰か」とか全く心もとない記憶ですが。
(とりあえず上記初体験の年は大体という事で1968としておきました)

ただこのメロディと、間奏のストリングスが強烈に印象に残っていて、のちに何かのきっかけ(たぶんラジオ番組)で、シルヴィ・ヴァルタンの曲だと知り、さらに何年も経ってから、10代後半の頃にシルヴィ・ヴァルタンのベスト盤レコードを中古で買い、やっとしっかりと聴く事が出来たという流れ。
(さらに何年も経ってから中古シングル盤を買いました)

とにかく幼い頃から心の中に流れ続けていたのです、間奏のストリングスが。

そういった経緯もあり、耳にするとたまらない郷愁のようなものがわきあがってきて琴線を刺激する曲。特別な思い入れがある曲。

ただ、この曲を「アコースティック音楽嗜好」で取り上げるのは、若干違うような気もしています。
もちろんストリングス他、この曲で使われている多くの楽器はアコースティック楽器なので大きな意味では問題ないのだけど、私なりの「アコースティック音楽嗜好」の定義は、どちらかといえばアコースティック・ギター系の音楽。
この時代のポップスを取り上げるとなると、ちょっと話が違ってくるような気がします。

そこで!
というわけではないのだけど、それはそれとして。
実は1990年代にシルヴィ・ヴァルタンが自身の曲(やその他ヒット曲)をアコースティックでカヴァーしたアルバムに、この「アイドルを探せ」が入っています。

このヴァージョンが、実に私なりの「アコースティック音楽嗜好」にピッタリ。
こういう音こそが私の「アコースティック音楽嗜好」。
イントロのアルペジオから歌に入る流れ、歌のバックに自然に入ってくるようなストリングス、たまりません。
ぜひ、こちらも聴いてほしい。

「では聴いてください、シルヴィ・ヴァルタン「アイドルを探せ」90年代アコースティックヴァージョン!」

60年代に大ヒットしたヴァージョンは今も変わらずに特別な曲でありつづけているし、思い入れの大きさは圧倒的なのだけど、この90年代アコースティックヴァージョンも実に素晴らしい!私のツボを的確に突いてくる曲だと感じています。

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Al Kooper 『Act Like Nothing’s Wrong』

私を形成しているもの

今の自分を形成する一部になっていると言えるほど印象に残る様々なものを「私を形成しているもの」としてとりあげていきます。他のSNSなどに投稿したものを加筆修正して再掲載しているものもあります。
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1976

Al Kooper 『Act Like Nothing's Wrong』
Al Kooper 『Act Like Nothing’s Wrong』

Al Kooper 『Act Like Nothing’s Wrong』
邦題は『倒錯の世界』

1976年、高校1年の時にほぼ発売と同時に購入したもの。
ジャケットデザインや邦題に惹かれて、まだアル・クーパーの音楽について何も知らない状態で、はじめて聴いたアル・クーパーがこれ。

のちに、時代を遡って『スーパー・セッション』や『フィルモアの奇蹟』、ボブ・ディランとの演奏、BST、数々のソロ・アルバム、など、アル・クーパーの音楽を聴き、特に『赤心の歌』や『紐育市(お前は女さ)』などのソロ・アルバムには、大きく心を揺さぶられてきた。

けれども、そのどれよりも、心に残っているのは、はじめて聴いたアル・クーパー。
このアルバム『倒錯の世界』は、間違いなく「私を形成している」音楽のひとつと言える。

このアルバムには、いくつかカヴァー曲も入っているのですが、日本語ライナーにはその辺全く触れていない(どころか、このアルバムについて触れていない)し、内ジャケットには、曲ごとの演奏者は書いてあるものの、作者は、レコードのレーベルに小さく書かれているのみ。
なので、買った当時は、その辺あまり分からぬままに聴いていたのだけど、A面2曲目の「恋のダイアモンドリング」、この曲が、シーナー&ロケッツの1stアルバム「#1」に入っていて、驚きました。

あとから調べて、ゲイリー・ルイス&ザ・プレイボーイズの演奏で、1965年に全米1位になった曲で、作者の1人にアル・クーパーがクレジットされている事を知りました。いわゆるセルフカヴァーですね。そういう事、ライナーに書いておいて欲しいと思ったりなんだり。

他のカヴァー曲も、原曲を知らないままに聴いてきたわけですが、調べるとR&B系の曲みたいです。
で、実は私、黒人のR&Bやソウル、ブルース等が若干苦手。(嫌いではなく積極的には聴いてこなかった)
別に人種の問題ではなくて、迫力とか?ねばっこさとか?声の太さとか?なんだかよく分からないけど音的な部分で、ちょと苦手な所があるのです。
ただ、白人がやっている黒人の音楽。
ストーンズがやっているブルース曲とか、ヴァン・モリソンなどのいわゆるブルーアイド・ソウルは大好きで、その辺、(白人がやっているから好きというわけではなく)自分でも理由は謎なのですが、とにかく、そういう傾向。

で、このアルバムも、いわゆるブルーアイド・ソウル的なフィーリングのアルバム。
それが私にはとても心地よい。

楽曲も印象的な曲が多くて、今でもだいたい全部、鼻歌で歌えるレベル。

なかでも、とにかく大好きな曲が、B面3曲目に収められた「Turn My Head Twords Home」
これは、この生涯で聴いてきた楽曲群の中でも上位に入るレベルの大好き度。

アル・クーパーの何が好きって、私はとにかく、声や歌い回しが大好き。
その声、歌い回しのゾクゾクするほどの良さが詰まっているのがこの曲。
出だしのキーボードと語りかけるような歌で、一瞬にしてゾクっと惹き込まれ、あとは、演奏の盛り上がりに心をゆだねる至福の時間。

このように、個人的に心を寄せているアルバムなのだけど、あまり評価は高くなくて、セールス的にもあまり良くなかったそうです。

アル・クーパーがのちにインタビューで「自分としてはとても自信をもっていたこのアルバムの評価が低かった事で、音楽業界でのやる気をなくして、この後、一時引退状態だった」的な事を語っていて、悲しくなりました。
と、同時に「私はちゃんと素晴らしさを分かっていたし、ものすごく高く評価していました。大好きなアルバムです。」と伝えたい、そんな気持ちになったのです。




※画像は自分のレコード

ULTRA SEVEN

私を形成しているもの

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1967

「ULTRA SEVEN」(ウルトラセブン挿入歌)

以前、「ホルンの音が好き過ぎる」と題したブログ投稿で、ウルトラセブンの主題歌(特にホルンの音)が好き過ぎる話を書いた事があります。
しかし、ウルトラセブンに関しては、主題歌にとどまらず挿入歌やBGM全てがかっこよくて、たまらなく好きです。
まさに「私を形成している」音楽と言える、心の襞にしっかりと沁みこんでいる音楽達。

今回、取り上げる曲「ULTRA SEVEN」も、とにかくかっこいい!

吠えるような管(ホルン!)の音とか、ゾクゾクするほどに大好き。

そして英語の歌詞のかっこよさたるや!

子供の頃には歌詞が全く分からず♪ワン・ツー・スリー・フォー♪ワン・ツー・スリー・フォー♪の後は、適当にゴニョゴニョと歌っていたものですが・・・

大きくなってから英語の歌詞を知った時の、感動!

1番が

♪Attack The hawkmissile Fighter-Seven♪

2番が

♪Strike The Eyeslugger Hero-Seven♪

この曲自体の良さ、アレンジ、さらに演奏、男声コーラス、とにかく全てにおいて、今聴いても、本気感がビシビシ伝わってきて心が震えます。

他に「ウルトラ警備隊の歌」も大好きなんだけど、きっといずれ、マーチが好き過ぎる件として取り上げそうな気がしています。


【追記】
と、ここまでは、コロナ禍ステイホーム中に他のSNSに書いた文章を若干修正したものですが、ここからは初出です。

このブログを書くにあたって、共有したYouTube動画を改めて観たのですが、その際、関連動画として出てきた動画、これがすごかった!!

まず、今回取り上げた曲「ULTRA SEVEN」

そして、以前「ホルンの音が好き過ぎる」で取り上げた主題歌

さらには上記、きっといずれ、マーチが好き過ぎる件として取り上げそうな気がしている「ウルトラ警備隊の歌」

素晴らし過ぎませんか?
フィルフィル(FILM SCORE PHILHARMONIC ORCHESTRA)

はっきり言って、号泣しました。
何度も。
とにかく楽曲が素晴らし過ぎる、好き過ぎるのはもちろんなのですが、演奏の熱量、歌や演奏に込められた「愛」みたいなものが、すごく伝わってきて、震えがくるほどに感動しました。

はじめて「冬木透 CONDUCTS ウルトラセブン」を観た時にも感動して涙が出ましたが、その時に勝るとも劣らない感動の大きさ。
というか涙の量だけで言えば、完全にフィルフィルが勝っています。


私、以前から「ウルトラセブン」関連のオーケストラ演奏やマーチングバンドの演奏など、YouTubeで見まくっていたのですが、これは今日まで知りませんでした。
油断していました。

他SNSでこの「ULTRA SEVEN」の事を書いたのが2020年5月頃。
このYouTube動画がアップされたのが、2020年10月。
タイミングのズレで、今まで知らなかったわけですが、本当に迂闊でした。
このオーケストラの演奏会に、絶対に行く!

最後、ちょっと投稿の趣旨と変わってしまいましたが、それもまたよし。



※画像はネット上から拝借
※過去のSNS投稿を編集及び大幅に加筆したものです

George Harrison 『Extra Texture』

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1975

George Harrison 『Extra Texture』(1975年発売)
George Harrison 『Extra Texture』(1975年発売)

これまでこの「私を形成するもの」で、Ringo, Paul, John と元ビートルズのソロ作品を取り上げてきましたが、もちろん、この人を取り上げないわけにはいきません。

という事でジョージ・ハリスンのアルバム『ジョージ・ハリスン帝国』(とんでも邦題!)

これも発売日に買ったように記憶しています。
この前に出たアルバム『ダーク・ホース』も、当時、ラジオから流れる、シングル・カット曲の「ディン・ドン」が大好きだったから、発売時に欲しかったのですが、諸事情により断念。
なので、この『ジョージ・ハリスン帝国』が、初めて買ったジョージのソロアルバムになります。

午前中に学校を抜け出して買って来て、昼休みに放送室で聴くパターン。

しかし、この「私を形成するもの」で取り上げたPaulの『Venus and Mars』、Ringoの『Goodnight Vienna』、そしてJohnは以前取り上げたシングル「真夜中を突っ走れ」が入ったアルバム『Walls and Bridges』が、ほぼ1年の間にリリースされているという物凄さ。

もっと言えば、ジョージの

・Living In The Material World

・Dark Horse

・Extra Texture

リンゴの

・Ringo

・Goodnight Vienna

ポールの

・Red Rose Speedway

・Band on the Run

・Venus and Mars

ジョンの

・Mind Games

・Walls and Bridges

・Rock’n’ Roll

なんと!これだけのアルバムが、私が中学生の時にリリースされているのです。
(シングルヒット曲は、さらにたくさん)

ビートルズには間に合わなかったけど、本当にエキサイティングで幸せな、中学生時代を送る事が出来たと思っています。

さて、このアルバム。

1曲目はシングルヒットした「二人はアイ・ラヴ・ユー」(とんでも邦題!)

この曲を初めてラジオで聴いた時には、ジョンの「真夜中を突っ走れ」を初めて聴いた時に近い興奮を覚えました。

最高にかっこいい!大好き!

このアルバムからは、もう1曲「ギターは泣いている」という「While my guitar・・・」の続編的な曲がシングルカットされていますが、ジョージのギターはよく泣くというか、ジョージってギターを泣かせがち。

タイトルどおり泣きの名曲です。

他にも、バラード調のしっとりじっくり聴かせる名曲揃いで「答は最後に」「ウー・ベイビー、わかるかい」「悲しみの世界」・・・いや、もう全部大好き。

そして参加ミュージシャンがこれまたすごい。

『バングラデシュのコンサート』でも共演したレオン・ラッセルはじめ、ジョージ人脈勢ぞろいといった所(クラプトンは参加していません)。

買ったタイミングや、なんやかんやで、ジョージのアルバムの中では思い入れ度はこれが1番。

もし『ダーク・ホース』を先に買えていたら、ここで取り上げるのは『ダーク・ホース』になっていたかも知れないけど。

この2枚は、中学生時代に買えたので、聴き込み時間が長く、当時の空気感と一体となって記憶に刻まれている分、思い入れが度、高め。
聴いていると胸がキューとなる事がよくあるのです。

ちなみに『クラウド・ナイン』も違う意味で思い入れ度が高く胸がキューとなるアルバム。



※画像はネット上から拝借
※過去のブログ、SNS投稿からの抜粋編集です

John Lennon『IMAGINE』

私を形成しているもの

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1974

John Lennon 『Imagine』(1971年発売)

ビートルズに本格的に嵌ったのが、中学生の時。1974年頃。
ビートルズの曲を全曲聴きたい。全曲揃えたい。と思っていたその頃。
しかし、まだビートルズのLPを数枚しか持っていない状況で、手を出してしまった、初めてのビートルズ関連ソロアルバムがジョンの『イマジン』

おかげでその後、なかなかビートルズをコンプリ出来なくなってしまったわけですが・・・

まあ、素晴らしいアルバムだと思います。

すごく聴きまくりました。

曲も詞も(声も演奏も)大好きです。

中2の時に感じた事は、例えば「兵隊にはなりたくない」という歌の詞。

♪兵隊にはなりたくない、ママ、死にたくないんだ♪

すごくかっこいいと思いました。

こういう、ある種かっこ悪い事を正直に言葉に出来る感性がすごいなと思いました。
ハートにグサリと刺さりました。

「すごくハードなんだ、落ち込んじゃうんだ」と吐露する「It’s So Hard」も。

「私が欲しいのは真実だけ」と歌う「Give Me Some Truth」も。

とにかく、ストレートな言葉、ストレートな表現がとにかくかっこいい、と思いました。

「ジェラス・ガイ」や「オー・マイ・ラヴ」といった、美しいラヴソングも良いのですが、その頃の私は、むしろ、上記の曲達に惹かれていました。

「イマジン」という曲に対しては、その後の世界などを通して思う事は多々あるのですが「理想に向かう心は失くしてはいけない」という思いは今も強く持っています。

「イマジン」に描かれている理想の世界が正しいかどうかはともかく、まあ、その「正しい」が、誰にとっても正しいのか?とか、色々な事を考えてしまいつつも・・・盲信的な正しさではなく、軌道修正も出来る柔軟性を持ってとか、そんな感じでね。個人的にも理想を目指しています。今も。

とにもかくにも中2の心にぐっさりと刺さって、その後の考え方にも影響を及ぼしたアルバムである事は間違いありません。



※画像はネット上から拝借
※過去のブログ、SNS投稿からの抜粋編集です