Tag Archive : The Beatles

アコースティック音楽嗜好 ‐82‐

アコースティックギターがかっこいいロック その11

ビートルズ関連(特にポールの曲)には、「アコースティックギターがかっこいいロック」がものすごくたくさんあるのですが、あえてWingsの超有名なこの曲「Band On The Run」を、取り上げます。

今日、聴いていて「こういうアコースティックギターが好きなんだよ!」と改めて思ったので。

Paul McCartney & Wings – Band On The Run

聴いてもらうと分かるのですが、しばらくアコースティックギターは出てきません。

この曲、組曲的な3部構成になっていて、第1楽章(?)は、静かにはじまり、第2楽章でリズミカルな呪文的(ふつうに英語だけど)な雰囲気に、そして、その後の間奏途中からアコースティックギターがバーンと出てくるのです。時間にすると2分15秒辺りから。

ものすごく単純で、なんてことのないコードストロークなんだけど、それまでの展開から、突然アコースティックギターが前面にバーンと登場する時の気持ち良さ!実に痛快です。

そして、その後の第3楽章には、ロック的な演奏の中でアコースティックギターのコードストロークがしっかりと主張し、曲の雰囲気を盛り上げています。

まあ、第1楽章、第2楽章では「アコースティックギターがかっこいいロック」感ゼロなんだけど、間奏後の展開と第3楽章の気持ち良さは、これぞ「アコースティックギターがかっこいいロック」という事で、どうかひとつ。






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2024年5月前半に観た映画

5月前半が終了。この期間は急ぎの仕事もLIVEの予定もなく、いい感じで時間に余裕があったので、ほぼ1日1本のペースで配信の映画を楽しむ事が出来ました。この期間に新たに観た映画の中では、インド映画の『エンドロールのつづき』が最も気に入った一作。


☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


2024年5月前半に観た映画
2024年5月前半に観た映画

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なんとなくシングル盤の話

中学生~高校生の頃、けっこうロック系のシングル盤を買っていた。
特に、ビートルズの物は、シングル盤にしか入っていない曲目当てで。

「Lady Madonna」のB面「The Inner Light」とか
「Let It Be」のB面「You Know My Name」とか

ビートルズでは、特にポール・マッカートニーが、シングル盤のみの曲をたくさん出していて、そういうのは一通り全部買っていたのだけど、知り合いにあげたりなんだりで、20代の頃に、ほとんど全部手放してしまった。

編集盤などで聴く事が出来るようになったのも理由のひとつだけど、シングル盤自体をあまり聴く事がなくなってしまったのだ。

1曲終わるごとに立ち上がって、次の曲をかける作業がめんどうで、その頃は、LPでじっくり聴くスタイルがしっくり来ていた。

CDの時代になると、収録時間も長くなり、さらにじっくり聴くようになったかというと、まったく逆で、流して聴くようになってしまった。
あまり集中して音楽を聴けなく(聴かなく)なってしまったように思う。

お年頃のせいか、メディアのせいか。

さらに少し時は流れ、いつの頃からか、改めてシングル盤を聴く良さに目覚めたというか、なんというか。1曲を集中して楽しむ時間が愛おしくなったのかも知れない。
と同時に、1曲ごとに盤を裏返したり、取り変えたりという作業が、さほどめんどうと感じなくなった。

それからは、1度手放してしまったビートルズ関係や、カーペンターズ、スージー・クアトロなど、ヒットした当時に買ってよく聴いていたシングル盤を中心に、またコツコツと買い集めるようになった。
いや、買い集めるというか、たまたま好きな曲のシングル盤を見つけたら買う、というゆるい感じで。

その頃は、中古のシングル盤は底値みたいな時期で、よっぽど珍しい物でなければ、100円以下。中には5枚100円、10枚100円なんて売り方をしている店もあったので、容易に買う事が出来た。

そして、今日は、そんなシングル盤の中からポール・マッカートニーのシングル盤をあれこれ聴いて過ごしていました。
という日記的な話に着地。

「アナザー・デイ」や「アイルランドに平和を」等々のように(当時)シングル盤でしか聴けなかった曲達に限らず、「ジェット」や「あの娘におせっかい」なんかもシングルで聴くとまたちょっと違った感じがして、それが妙に楽しく、次々と盤を取り換えては聴く。とても充実した時間を過ごせました。

特に「あの娘におせっかい」は、来日するかも騒動があった頃、毎日のようにラジオから流れていた曲で、思い出深い大好きな曲。LPだと頭にセリフが入っているけど、シングルだといきなりイントロから始まっていて、セリフがない。ただそれだけの事なのに、けっこう印象が変わって面白かったりなんだり。

コンプリを目指しているわけじゃないので、持っていないものもいっぱいあるんだけど、なんとなく全部欲しくなってしまった。
でも、今、アナログ盤価格高騰しているみたいだから、無理かな。

レコードを聴きながら

昨日から今日にかけて、なんとなくアナログ盤を集中的に聴きまくっていました。

最近はPCの前にいる事が多いので、音楽を聴くのはデスクトップ環境で、CDをリッピングしたものを聴くか、サブスク配信のものを聴くか……はっきり言って音楽を聴くというよりも、音楽を流しているという感じです。
そんな環境でも一応しっかりと音楽に向き合おうとする事もあるのだけど、どこか集中していない自分がいます。

で、たまにPCの前を離れて、アナログ盤を聴くと、しっかりとその音楽の世界に入り込むことが出来る。それだけではなくて、流れてくる音楽と共に色々な思いが浮かんだり、余計な事を考えたり、そういう時間がとても幸せ。

回転するレコード盤や、ジャケットを眺めながら流れる音に耳を傾けるという時間は、視覚的にも、聴覚的にも満たされるし、そこにおいしい紅茶やコーヒーがあれば、味覚も嗅覚も幸せ。

そんな、なんとも贅沢な時間を過ごしていました。
安上がりなのに贅沢。

そして、そんな時、感覚的に一気に過去に引き戻されて泣きそうになった。そんな瞬間があったので、ここに書き記しておこうと思います。

それは、昨日、ビートルズ関連のレコードを次から次へと色々と聴いていた時に起きた出来事。

『MAGICAL MYSTERY TOUR』というアルバム(LPレコード)。
これは中学生の時に、はじめてレコード屋さんで自分で買ったビートルズのアルバム。
2曲目に収められた「The Fool on the Hill」
この曲は、ビートルズの中で1,2を争う程大好きな曲。
当時の(今も)自分の心境、心情に寄り添ってくれるような歌詞に落涙した事は、1度や2度ではありません。

で、そんなアルバムのそんな曲を聴きながら、高校1年生の時のある瞬間が蘇ってきたのです。

それは、自分の部屋にはじめて、コンポーネントステレオがやってきた日。
プレーヤーは、テクニクスSL-1300、アンプはパイオニアSA-8800、スピーカーは・・・みたいな感じで揃えた、まあそれなりにいい感じのオーディオセット。

真ん中のラックにアンプ、チューナー、カセットデッキが収まり、一番上には、プレーヤーが置かれ、その左右にスピーカー。
狭い部屋になんとか収まったそのステレオで当時持っていた数少ないレコードの中から、初めにかけたのが『MAGICAL MYSTERY TOUR』。
1曲目の「MAGICAL MYSTERY TOUR」が流れた時から、その迫力に「うおっ!」とのけぞるように感動していたのですが、もっと大きな感動を覚えたのが、2曲目の「The Fool on the Hill」。

狭い部屋、ステレオの真正面、近距離で床に座る。
正面にはコンポが収められたオーディオラック、その左右にスピーカー。
スピーカーの左右何もない空間(いや左にベッド、右に本棚がある空間)にまで、ピアノやギター、リコーダーの印象的な音色が広がる。
そして、真ん中のオーディオラックの場所から、ポールの歌声が聴こえてきた。

「そこ音が出る場所じゃないじゃん!?」

驚きのあまり、オーディオラックに片耳を近づけてみたりなんだり、そこにポールが実際に存在するかのような、なんとも不思議な実像を感じたのです。虚像だけど。

(余談ですが、その瞬間から、自分の中で、オーディオ装置に求める物の優先度が、音色や迫力よりも音場の再現性になったように思う)

それまでモノーラルの卓上プレーヤーでレコードを聴いていた私には、その感覚がすごく不思議かつ感動的で忘れられない瞬間、忘れらない時間だったのです。
その時の感覚が、昨日蘇ってきました。

今は、当時よりは若干広い部屋で、真ん中にちょっと大きめのTVがあり、TV下のラックにコンポが収まり、その左右にスピーカーという環境で聴いているのですが、当時と同じように床に座り近距離でのリスニング。

すると、「The Fool on the Hill」で左右に広がる楽器の音、真ん中のTVの画面の、そのまた真ん中から聴こえてくるポールの歌声。

「ああ、この感じ」

一瞬にして、高校1年生の時のあの時、あの部屋、あの音の感覚が蘇ったのです。


この人生において色々な物を手に入れたり、手放したりしてきたけれど、このレコードを手放さなかった自分に感謝。

George Harrison 『Extra Texture』

私を形成しているもの

今の自分を形成する一部になっていると言えるほど印象に残る様々なものを「私を形成しているもの」としてとりあげていきます。他のSNSなどに投稿したものを加筆修正して再掲載しているものもあります。
※この下に書かれた年号は作品の発表年ではなく私がその作品に初めて触れた(と思われる)年。またはそのイベント、出来事を経験した年。
※ただの思い出話です。


1975

George Harrison 『Extra Texture』(1975年発売)
George Harrison 『Extra Texture』(1975年発売)

これまでこの「私を形成するもの」で、Ringo, Paul, John と元ビートルズのソロ作品を取り上げてきましたが、もちろん、この人を取り上げないわけにはいきません。

という事でジョージ・ハリスンのアルバム『ジョージ・ハリスン帝国』(とんでも邦題!)

これも発売日に買ったように記憶しています。
この前に出たアルバム『ダーク・ホース』も、当時、ラジオから流れる、シングル・カット曲の「ディン・ドン」が大好きだったから、発売時に欲しかったのですが、諸事情により断念。
なので、この『ジョージ・ハリスン帝国』が、初めて買ったジョージのソロアルバムになります。

午前中に学校を抜け出して買って来て、昼休みに放送室で聴くパターン。

しかし、この「私を形成するもの」で取り上げたPaulの『Venus and Mars』、Ringoの『Goodnight Vienna』、そしてJohnは以前取り上げたシングル「真夜中を突っ走れ」が入ったアルバム『Walls and Bridges』が、ほぼ1年の間にリリースされているという物凄さ。

もっと言えば、ジョージの

・Living In The Material World

・Dark Horse

・Extra Texture

リンゴの

・Ringo

・Goodnight Vienna

ポールの

・Red Rose Speedway

・Band on the Run

・Venus and Mars

ジョンの

・Mind Games

・Walls and Bridges

・Rock’n’ Roll

なんと!これだけのアルバムが、私が中学生の時にリリースされているのです。
(シングルヒット曲は、さらにたくさん)

ビートルズには間に合わなかったけど、本当にエキサイティングで幸せな、中学生時代を送る事が出来たと思っています。

さて、このアルバム。

1曲目はシングルヒットした「二人はアイ・ラヴ・ユー」(とんでも邦題!)

この曲を初めてラジオで聴いた時には、ジョンの「真夜中を突っ走れ」を初めて聴いた時に近い興奮を覚えました。

最高にかっこいい!大好き!

このアルバムからは、もう1曲「ギターは泣いている」という「While my guitar・・・」の続編的な曲がシングルカットされていますが、ジョージのギターはよく泣くというか、ジョージってギターを泣かせがち。

タイトルどおり泣きの名曲です。

他にも、バラード調のしっとりじっくり聴かせる名曲揃いで「答は最後に」「ウー・ベイビー、わかるかい」「悲しみの世界」・・・いや、もう全部大好き。

そして参加ミュージシャンがこれまたすごい。

『バングラデシュのコンサート』でも共演したレオン・ラッセルはじめ、ジョージ人脈勢ぞろいといった所(クラプトンは参加していません)。

買ったタイミングや、なんやかんやで、ジョージのアルバムの中では思い入れ度はこれが1番。

もし『ダーク・ホース』を先に買えていたら、ここで取り上げるのは『ダーク・ホース』になっていたかも知れないけど。

この2枚は、中学生時代に買えたので、聴き込み時間が長く、当時の空気感と一体となって記憶に刻まれている分、思い入れが度、高め。
聴いていると胸がキューとなる事がよくあるのです。

ちなみに『クラウド・ナイン』も違う意味で思い入れ度が高く胸がキューとなるアルバム。



※画像はネット上から拝借
※過去のブログ、SNS投稿からの抜粋編集です

John Lennon『IMAGINE』

私を形成しているもの

今の自分を形成する一部になっていると言えるほど印象に残る様々なものを「私を形成しているもの」としてとりあげていきます。他のSNSなどに投稿したものを加筆修正して再掲載しているものもあります。
※この下に書かれた年号は作品の発表年ではなく私がその作品に初めて触れた(と思われる)年。またはそのイベント、出来事を経験した年。
※ただの思い出話です。


1974

John Lennon 『Imagine』(1971年発売)

ビートルズに本格的に嵌ったのが、中学生の時。1974年頃。
ビートルズの曲を全曲聴きたい。全曲揃えたい。と思っていたその頃。
しかし、まだビートルズのLPを数枚しか持っていない状況で、手を出してしまった、初めてのビートルズ関連ソロアルバムがジョンの『イマジン』

おかげでその後、なかなかビートルズをコンプリ出来なくなってしまったわけですが・・・

まあ、素晴らしいアルバムだと思います。

すごく聴きまくりました。

曲も詞も(声も演奏も)大好きです。

中2の時に感じた事は、例えば「兵隊にはなりたくない」という歌の詞。

♪兵隊にはなりたくない、ママ、死にたくないんだ♪

すごくかっこいいと思いました。

こういう、ある種かっこ悪い事を正直に言葉に出来る感性がすごいなと思いました。
ハートにグサリと刺さりました。

「すごくハードなんだ、落ち込んじゃうんだ」と吐露する「It’s So Hard」も。

「私が欲しいのは真実だけ」と歌う「Give Me Some Truth」も。

とにかく、ストレートな言葉、ストレートな表現がとにかくかっこいい、と思いました。

「ジェラス・ガイ」や「オー・マイ・ラヴ」といった、美しいラヴソングも良いのですが、その頃の私は、むしろ、上記の曲達に惹かれていました。

「イマジン」という曲に対しては、その後の世界などを通して思う事は多々あるのですが「理想に向かう心は失くしてはいけない」という思いは今も強く持っています。

「イマジン」に描かれている理想の世界が正しいかどうかはともかく、まあ、その「正しい」が、誰にとっても正しいのか?とか、色々な事を考えてしまいつつも・・・盲信的な正しさではなく、軌道修正も出来る柔軟性を持ってとか、そんな感じでね。個人的にも理想を目指しています。今も。

とにもかくにも中2の心にぐっさりと刺さって、その後の考え方にも影響を及ぼしたアルバムである事は間違いありません。



※画像はネット上から拝借
※過去のブログ、SNS投稿からの抜粋編集です

『A revolution』

明日、10月5日、LOVE PSYCHEDELICOの8枚目のアルバム『A revolution』が発売になる。
少し前に、たまたまカーラジオでタイトル曲を聴いてから、アルバムの発売を楽しみにしているのだ。

LOVE PSYCHEDELICO – A revolution

アルバム、そして1曲目のタイトルが『A revolution』。
このタイトルを聞いただけでも、何かこのアルバムに対する思いを感じ取ることが出来る。
カーラジオで聴いた時には、歌詞をちゃんと聞き取る事は出来なかったのだけど、断片的に心に届く言葉だけで、涙が出そうになる瞬間すらあった。

今、この時代に『A revoltion』というタイトルのアルバム、そして曲を世の中に送り出す覚悟を感じるのだ。
タイトルこそ『A revoltion』ではあるけれど、声高に革命や、社会的、政治的メッセージを叫ぶわけではなく、極めて自然な形で、平和な世界、美しい世界を希求する心を伝えているように思う。

ロシアのウクライナ侵攻をはじめ、戦争というものが身近な現実として迫っている今、それは表現者の心にも大きな影を落としていると思う。そんな状況下で聴いた『A revolution』は、ただ反戦を歌うよりも深く、平和を希求する心を私に伝えてくれた。

それこそが、(暴力的な意味ではない)革命につながっていくただひとつの正しい道なのかも知れない。お花畑と言わば言え。

そして『A revolution』という言葉を聞いて、私の頭に最初に思い浮かぶのは、ビートルズの『Revolution』。
英単語の意味も分からない頃にはじめて聞いた何やらかっこいい響きを持つ英単語、それが『Revolution』という英単語との出会いだったから。

それもまた『A revolution』への期待感を高めている要因のひとつ。

思えば、LOVE PSYCHEDELICOとの出会いもまた、ビートルズだった。
時は2000年、ラジオ番組の制作会社で仕事をしていた私は、届いたばかりのたくさんの見本盤の中から、LOVE PSYCHEDELICOのデビューシングル『LADY MADONNA ~憂鬱なるスパイダー~』を発見。
LADY MADONNAといえば、ビートルズの曲。そして、(Appleのレーベルを思わせる)青リンゴがデザインされたジャケット。
めちゃくちゃビートルズを押し出してくるけど、何これ!?
とものすごく気になって、聴いてみたところ、一発ではまってしまったという経緯。

LADY MADONNA ~憂鬱なるスパイダー~

ただ、ビートルズが好きというバンドはこれまでにも多々あったけれど、彼らLOVE PSYCHEDELICOの音楽は全く別物。
これまでに聴いたことのないタイプの音楽。言葉の乗せ方や歌いまわし、言葉のチョイス、すべてが新鮮で彼ら独自の物だった。

それ以来、2007年のアルバム『Golden Grapefruit』(これもビートリーなタイトル)までは、しっかり買って聴いてきた。
それ以後は、別に興味がなくなったわけではないのだけれど、熱心に追いかける事はしなくなっていた。(申し訳ない)

そんな時を経てまた、ぐっと心を引き寄せてくれたのが、『A revolution』という(またビートリーなタイトルを持つ)アルバムだったのだ。

とりあえず、タイトル曲は、今、配信でも聴くことが出来るので、ぜひ歌詞を読みながら聴いてみて欲しい。

そうすれば、なぜ私がこれほどの期待をもってアルバムを待っているのか、分かると思う。

音にも、歌詞にも、ビートルズを感じる。でも、やはりそれは彼らLOVE PSYCHEDELICOが作り出した、彼らだけの世界。
ビートルズが蒔いた種は色々な形で世界中に花を咲かせているけれど、今、この荒れた地に、気高く美しい花が咲き誇っているという僥倖。

BEATLES No.5

『夜のプレイリスト』というNHK FMの番組がある。
どんな番組かというと

~私の人生と共に在った5枚のアルバム~
人生の節目に聞いていた思い出のアルバム、人生に決定的な影響を与えたアルバム、
毎夜1枚ずつのアルバムを紹介し、人生とのさまざまな関係を、一人のパーソナリティーが毎週5日間通してお届けします。
(NHK FM『夜のプレイリスト』WEBサイトより)

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アコースティック音楽嗜好 ‐32‐

珠玉の小品、隠れた名曲 その15

真打登場という感じで、The Beatlesを1曲。
ビートルズには「珠玉の小品、隠れた名曲」で取り上げたい曲も「アコースティックギターがかっこいいロック」や「民謡、伝承曲からの影響」で取り上げたい曲もたくさんありますが、まずこのコーナーでは、これ!

The Beatles – For No One

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アコースティック音楽嗜好 ‐26‐

珠玉の小品、隠れた名曲 その12

ロックやポップス系のアルバムの中にひっそりと収められたアコースティックな名曲を紹介していきます。

おまたせしました。
John Lennonのアコースティック曲で、私が一番好きな曲は、これ!

John Lennon – Out The Blue

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