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行方不明者(?)捜索中 -(続報追記あり)

先日のブログ投稿「我が家の最新(?)PC事情」の続編的内容です。

この数日間、昨年春頃の私自身に問いかけ続けている事がある。
それは・・・・・・

「Pro Tools (10)のインストールディスクはどこ?」


私、昨年の春、作業場所を移転しました。
その際、これまで狭い部屋に押し込まれ、見つけづらい所に隠れていた物や、取り出しづらかった物など、しっかりと分類整理し、見つけやすく、取り出しやすく整頓し、使いやすい環境を構築したはずでした。
実際に、かなり使いやすい環境が構築できています。

それなのに、どこにも見当たらないのです、Pro Toolsのインストールディスクが。

(我が家的に)新しいPCがやってきて、まっさきに取り掛かりたかったのが、音楽作成環境の構築。
Pro Toolsを新たにインストールし直すと、またアクティベーションだなんだ、あのプラグインが使えないだの、うまく立ち上がらないだの、そんな大変な(でもちょっと楽しい)作業が待っているのだな、と覚悟していたのですが、それ以前の問題。

以前の作業場所なら、すぐにどこにあるか思い浮かぶのです。
音楽CDのBOXセットとサイズが大体同じだったので、Joni MitchellやMiles DavisのCD BOXと一緒に本棚に並んでいたのです。
今でも並び順まで思い出せます。

それが、新しい作業場所では収納スペースが大幅に増えたので、しっかりと分類して、音楽CDとPC関連の物は別の場所に収納したのです。したはずだったのです。

こちら主に音楽作成用棚(音楽系小物とPC系小物棚)

この棚のどこか、もしくはPCデスク周りにあるはずと、にらんでいたのですが、まったく見当たりませんでした。

それでは、以前のように音楽CDと一緒に収納されているのか?

(主に音楽CDと本が並んでいる棚)

やはり見当たりません。
この棚以外に、細長い本棚やコンテナ数箱に音楽CDが収納されているのですが、そこにもありません。

クローゼット(というか押入れ)の中なども、汗だくになりながら、探しまくりましたが、未だに出てきません。

「昨年春の私よ、いったいどこにしまったのですか?」

とりあえず、しばらくの間、探すのをやめてみようか、探すのをやめたふりをしてみようか、そんな気持ちになっています。
まだ、古いPCが使えなくなったわけではないのですから。
15年選手だけど。(PCは5年が買い替え時だと言われている)

昔の偉い人が言っていました。
「探すのをやめた時、見つかることもよくある話」だと。


【ここから続報追記】

お騒がせいたしました。
見つかりました!
昔の偉い人が言ったとおりでした。

まあ、ひと騒ぎすれば見つかりそうな気もしていましたが・・・

今回の失敗は「音楽CDとPC関連のインストールディスクなどは、しっかりと収納する場所を分けたはず!」との思い込みでした。
まんまと音楽CD箱の中に紛れていたのです。

右上方の白い箱の中にありました

(左下の箱がPro Tools 10の箱)

他の音楽CDが入っている箱は、CDが少し見えるので、この黒いPro Toolsの箱が入ってないのは一瞥すれば分かる。
しかし、この白い箱の中身だけはひっぱり出さないと見えない。
そして、はなから音楽CD箱の中には入っていない、と言う思い込みがあったので、ひっぱり出して中を見ることを怠っていたのです。

Pro Tools以外のPC関連物は全部、分類、整理からの収納したんだけどなぁ・・・
音楽CDとの親和性が良過ぎるというか、なんというか。

そしてさらにアホな事に、この箱、見つける必要なかった!!
アクティベーションコードやら何やら必要になると思っていたのだけど、メーカーサイトにログインすれば、(私の登録権限で可能な)最新ヴァージョンが直接ダウンロード出来たのです。
とほほ。

という事で、先ほど無事Pro Tools 12をダウンロード完了。
この先はまた、(ヴァージョンアップやPC移行で)少しばかり苦労しそうな気はしていますが、まずは一件落着。

改めまして、お騒がせいたしました。
ごめんなさい!

【さらに追記】
Pro Tools 12がふつうにダウンロード出来たので、無料アップグレード出来るのかと思ったら、アクティベート時に料金が発生する事がわかり、結局、探し出したPro Tools 10のディスクからインストールを終えました。
まあ、とりあえず動くからしばらくはこのまま使い続ける事にいたします。

我が家の最新(?)PC事情

これから書く内容は、コンピュータに興味や関心の無い方にとっては、全く面白くない、そしてちょっと何言ってるか分からない内容になります。
またコンピュータに詳しい方にとっても、かなりどうでもいい内容になりますので、よっぽどの物好き以外はスルーでお願いします。個人的な記録&物好きな人向け投稿です。


さて、これまで我が家で主に活躍してきたPCはかなりのベテラン。

1台は、DELL Studio XPS 435MT
プロセッサ Intel(R) Core(TM) i7 CPU 920 @ 2.67GHz、2668 Mhz
なんと第1世代のCore i7です。
そしてOSは、Windows 7 Ultimate。

大体15年選手。
これは、音楽作成や動画編集に特化されています。
作成のみならず、音楽や動画の視聴関係は、ほぼこのPC。
さすがにスペック的にきつくなっているし、色々詰め込みすぎて最近では、ブルー画面多発現象が出ていました。
(ブルー画面とはWindowsユーザーが絶対に見たくない英語や記号が羅列されたブルーバックに白文字の画面)
ただ、これは調査したところ、どうやらグラフィックボードが怪しいという結論に達し、激安グラボを購入し、その後は、ほぼ正常に動いていました。
とはいえ、第1世代のCore i7しかもWindows 7、いつご臨終されてもおかしくないPC。


そして、もう1台は、さらに大ベテラン。
DELL Dimension 9100
プロセッサ x86 Family 15 Model 4 Stepping 3 GenuineIntel ~2992 Mhz
もはやCore iシリーズですらありません。
しかもOSは、Windows XP。

ほぼ20年選手。
さすがにセキュリティー面で不安があるため、インターネットには繋いでいませんが、今でも現役でフルに働いています。
こちらは、デザイン関係に特化されています。
かつては、DreamweaverやFlashを使い、数々のWEBサイト立ち上げなどに奮闘、活躍してきました。
今は、Adobe PhotoshopとIllustrator専用機という感じです。
バージョンはCS2とかなり古めですが、WEBで使う画像の加工やロゴ作成、フライヤー作成などには、必要充分。
とはいえ、こちらもいつご臨終されてもおかしくないPCではあります。

(左Studio XPS、右Dimension)

そんなわけで、随分と前から、PCの新調は必須課題のひとつではありました。
しかしながら、音楽関連の仕事だけで生きていくと決めて生きてきたここ10年の私には、なかなか充分な収入もなく、おいそれと新しいPCに手を出せるはずもなく、この2台のPCを大事に大事に、かつ、だましだまし、酷使してきたわけです。
と同時にさすがにいつまでもこのオールドタイマーを使い続けるわけにもいかず、中古PCのスペック:価格を色々と調べたり、不要になったPCを譲ってくれる方はいないかとジモティーを見たり、そんな日々を送っていました。

そんな私に救世主が現れました。
映画監督の相原裕美さん(「SUKITA」「音響ハウス Melody-Go-Round」などの監督)から、お下がりのPCをいただいたのです。
相原監督もPANTAさんを通じて知り合った方。
はじめにお会いしたのは「SUKITA」で使われたPANTAさんのインタビュー撮影時。
2度目は、川越スカラ座での「SUKITA」上映時。
お会いしたのはそれ以来。

さて、いただいたPCは
DELL OptiPlex 9010
プロセッサ Intel(R) Core(TM) i7-3770 CPU @ 3.40GHz、3401 Mhz
第3世代のCore i7です。

現在最新版は、第13世代なので、こちらもかなりのベテラン選手ではありますが、なんせ今まで使っていたのが第1世代なので、私にとってはかなりの進歩、若返りです。
しかも起動ドライブはSSDなので、スピード感かなりアップ。
さらにありがたい事には、Blu-Ray、DVDと2台の光学ドライブが内蔵されています。
うちのPCは2台とも光学ドライブがいかれていて、必要な時はPIONEERの外付けDVD-Rを使っているのですが、読み書き時にギコギコと異音が発生するという危なっかしい状態なのです。

(DELL 3世代揃い踏みの図)

イメージでいえば、
年数とかではなくあくまでもイメージでいえば、
これまでうちでは、ノムさんと田淵に無理言って現役をつづけてもらっていた感じ。
いや、ノムさん死んでるから、無理言っても無理だった!
言い直します。
これまでうちでは、田淵と石毛に無理言って現役をつづけてもらっていた感じ。
そこに新戦力として、秋山(幸二)選手が加入したと思ってください。
かなりの戦力アップじゃありませんか?
意味不明の話が、よけい意味分からなくなっただけでしょうか?
いや。もしかしたら松井稼頭央ぐらいの若返り戦力アップかも知れません。
どちらにしても現役バリバリの若さにはかないませんが、しっかり使いこなせばまだまだ大きな戦力になる事間違いありません。

ありがたや~

これの初期設定中に、知り合いが遊びにきたのですが、嬉々としてPCをいじっている私を見て、笑い出しました。
「なんで笑ってんの?」と聞くと
「どるたん、全然お金ないのに、来るたびに色々な物がグレードアップしていくから面白くて。」だって。

確かに・・・

PC周りを見回してみても、色々と。
それだけじゃなくて、楽器も。
いや、本当に、これまでも、必要な時に必要な物が手に入るという不思議現象を何度も経験してきました。

本当に不思議。
そして、感謝。

みなさまどうもありがとうございます。
しっかりと、ありがたく、きっと誰よりも使い倒します。

もう1度言います。感謝!

2023年8月前半に観た映画

2023年、8月前半が終了。この期間の前半は、自身(どるしゃあ)のワンマンLIVEがあり、完全に音楽没入モードで映画はほとんど観る事が出来ませんでした。後半、時間にも気持ちにも余裕が出来たため、1日1本のペース、終わってみれば15日間で8本と、思ったよりは観る事が出来ました。


☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


2023年8月前半に観た映画
2023年8月前半に観た映画

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暑く長く奇妙な1日

8月6日(日)
Goodstock Tokyo
どるたん+しゃあみんワンマン公演の報告、第2報。長文です。

これまでのブログで書いてきたように、Goodstock Tokyoは、PANTAさんが繋げてくれた場所。

「PANTAさんとGoodstock Tokyo」
「明日です。」

そのPANTAさんが亡くなってほぼ1ヶ月。
何度も言っているけど、未だに実感できていません。

朝、会場へと向かう車中。
いつも通る道。
この道を通り、PANTAさんの家へ寄り、時には向かいの花屋さんで茶飲み話をした後、2人で色々なところへ向かった、そんな道。

所沢街道から、青梅街道、そして環七を右折。
La.mamaに行く時も、APIA40に行く時も、Oさんの家に行く時も、PANTAさんと一緒に通った道。
もちろんはじめてGoodstock Tokyoへと向かった日も、この道。
しかし、今日は、PANTAさんの家に寄る事もなく、直接Goodstock Tokyoへ。

いや、今日だけじゃなく、この先の人生、PANTAさんの家に寄る事はないのだ。

そんな事を考えながらハンドルを握る。
途中一瞬激しい雨。しかし、空は晴れ渡っている。

スムーズに会場近くの駐車場着。
入り時間の30分前。

そういえば、PANTAさんはいつも、ものすごく時間に余裕をもって出発していた。
例えば、La.mamaに12時入りなら「じゃあ8時に出るか。」という感じ。
「車なので、何があるか分からないし、何かあって焦るよりも、早く着いてお茶でもする方が良い。」
そういう考え方なのだ。

私も同じ思考回路だけど、さすがに所沢から渋谷で4時間は余裕持ち過ぎと言う気もする。

そんな事を考えつつ会場入り。

ほどなく、しゃあみんも到着。

この日は、頭脳警察とPANTAソロの曲を10曲演奏する予定。
予定と言うか、数日前にそう決めて、コード譜を作って、しゃあみんに送ったのだ。

ほとんどが初めて合わせる曲なので、リハで一通りあわせて、本番へ。

PANTAは、死ぬ直前まで現役で活動していた人なので、最近の曲、少し前の曲でも、取り上げたい曲はたくさんあるのだけど、とにかく10代の頃から聴き続けて、歌い続けて、体にも心にも染み込みまくり馴染みまくっている曲を中心に選ぶ事にした。
馴染み過ぎてすっかりどるたん節になっている曲もあるけど、それは、ごめんなさい。

本番前に、全力通しリハをやったので、既に1ステージ終えたような気持ちで本番へ。
ちょっとなんだかふだんと違う力が出ているような感覚。

この日は2部構成。

第1部は全曲、頭脳警察の曲。

「ひとつぶの種になって」「少年は南へ」「時々吠えることがある」「さようなら世界夫人よ」「落ち葉のささやき」「心の落ちつき失せて」

以上、6曲をほとんど何のMCもなく、淡々とやりました。

途中、若干こみあげてくるものがあったのだけど、それはPANTAが死んだからじゃなくて、なんとなく歌詞と思い出のせい。


15分の休憩をはさんで第2部。

前半は、どるしゃあ曲を。
不穏なムードの曲が多いどるしゃあだけど、さほど不穏じゃない曲をチョイス。
まあ、歌詞は若干不穏だけど。

後半、PANTAソロ曲を3曲。

「あやつり人形」「ナハト・ムジーク」「マーラーズ・パーラー」

第1部とはガラリと変わって、軽妙な(?)トークを交えながら。
PANTA+どるしゃあ+ルイス稲毛で一緒に「さようなら世界夫人よ」をやった時の話(「じゃあ、どるたん2番歌って!」と突然無茶振りされた)をはじめ、ここには書けないあんな話や、こんな話の数々。

爆笑トークショーの様相を呈しつつ、アンコールの「ふざけるんじゃねえよ」(頭脳警察cover)、Wアンコールの「ばるぼらの歌」まで、たっぷり2時間越えの楽しいワンマン公演となりました。

特に「追悼」とか、そういう意識はなくやっている事なので、楽しくてOK!
個人的な「PANTA感謝祭」というか「大謝恩セール」(セール?)みたいなものなのでね。
PANTAさんも、もし聞いていたら絶対一緒に爆笑しているはず。

まだまだ面白い話たくさんあるので、なにかの機会に話して、またみんなで爆笑したいね。

そんなライヴを終えての帰り道。

ものすごく暑く、眩しいカンカン照りの車中。
すれちがう車達がなぜかビショ濡れ。
バスにいたっては、まるで水中から出てきたばかりのように水をジャバジャバと撒き散らしながら走っている。

朝も一瞬激しい雨が降ったけど、また通り雨かな?ぐらいに考えていたら、突然のドシャ降り。
しかし、何処にも雨雲が見当たらない。
相変わらず、カンカン照りの車中。
暑い暑い。
しかしドシャ降り。
ものすごく不思議な天気。

これがしばらく続いた。

PANTAさんと2人で車に乗り通い慣れた道を。

まるで号泣しながら爆笑しているように。


8月6日 Goodstock Tokyo報告(第1報)

昨日のGoodstock Tokyo、どるたん+しゃあみんワンマン公演
Set Listは、こんな感じ。


  (第1部)

  1. ひとつぶの種になって
  2. 少年は南へ
  3. 時々吠えることがある
  4. さようなら世界夫人よ
  5. 落ち葉のささやき
  6. 心の落ちつき失せて

    (第2部)
  7. Emiliani
  8. Caffè Florian
  9. Brescia
  10. 月影のダンス
  11. あやつり人形
  12. ナハト・ムジーク
  13. マーラーズ・パーラー
    En1
  14. ふざけるんじゃねえよ
    En2
  15. ばるぼらの歌

全15曲のうち10曲は、PANTAが作った曲。
(1~6 及び 14 頭脳警察cover、11~13 PANTA cover)

歌ってみて何か気持ちの整理がついたかというと、まったくそういうことはなくて、やっぱりまだ、PANTAが死んでしまったという実感はわかなかった。

まあ、しかたない。

これからも「生きている」という態で過ごす事にしよう。

とりあえず第1報(速報版)でした。

詳報はしばしお待ちください。

(写真は高井つよし氏より)

明日です。

8月6日(日)13時開演
Goodstock Tokyo
どるたん+しゃあみん
27回目のワンマン公演

先日、ブログ「PANTAさんとGoodstock Tokyo」に書いたように、Goodstock Tokyoは、PANTAさんが繋げてくれた大切な場所。

7月7日に、PANTAさんが亡くなってほぼ1ヶ月経ちましたが、正直なところ、未だにしっかりと受け止める事が出来ていません。

はじめは、ある程度覚悟が出来ていたからあまり悲しまずにすんでいるのかとも思いましたが、どうもそれとも違う感覚みたいです。
なんだかよく分からないのです。

そんな風に呆けているうちに1ヶ月が経ち、明日、自分自身の音楽を表現する日が来てしまいます。

中学生の時に「頭脳警察3」に、脳天とハートを直撃され。
高校の3年間を「PANTAX’S WORLD」と「走れ熱いなら」と一緒に過ごし。
その後も、人生の折々に、PANTAの音楽が、心に寄り添ってくれました。

そのPANTAさんがいなくなってしまった今、PANTAさんが繋げてくれたGoodstock Tokyoで、明日、何を表現すればよいのか。

はっきりいって「追悼」みたいな気持ちはありません。
なんせ、死んだ事を受け止めきれていないので。

ただ「感謝」だけは表現したいと思っています。
あとは、呆けている自分自身の心へ、ひとつしっかりと落とし前をつけておきたい。
今は、そんな気持ちでいます。

もし、そんな気持ちを分かってくれる人がいましたら、わたしたちと一緒に過ごして下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。


2023年8月6日(日)

大岡山 Goodstock Tokyo

DORUTAN+SHARMIN : RECITAL SERIES Vol.27
(どるたん+しゃあみん ワンマン公演)

どるたん+しゃあみん ワンマン公演

どるたん+しゃあみんワンマン公演&有料配信ライブ

12:30開場 13:00開演(配信スタート)
前売り・予約 3,000円/当日 3,500円(税込み・ドリンク別)
配信視聴チケット 3,000円
有料配信詳細・チケット購入
https://www.staglee.com/events/7714/
http://www.goodstock-tokyo.com/

〒145-0062
東京都 大田区北千束3−20−8
スターバレーII B1F
03-6451-7396


2023年7月後半に観た映画

2023年、7月も終わり。それにしてもとんでもない暑さですね。去年も暑かったけど、さらに1ランクあがったように感じます。そんな中、8月前半はライヴも入っているので、既に頭の中は音楽モードに切り替わっていて、今回の映画鑑賞はちょっと少なめ。次回はもっと少なくなりそうな予感です。


☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


2023年7月後半に観た映画
2023年7月後半に観た映画

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PANTAさんとGoodstock Tokyo

いよいよ、あと1週間足らず!
今度の日曜日、8月6日は、どるたん+しゃあみん Goodstock Tokyoでのワンマン公演です。

思えばこのGoodstock Tokyoにはじめて訪れたのは、PANTAさんのお伴として。
その時に、店長(?)の新見さんを紹介していただき、ソロのデモ音源などを渡し、いつか出演させて欲しいと(苦手な)出演交渉をしたのでした。
その頃は、まだ、どるしゃあのデモ音源は、なかったのです。

それから、ほどなく出演の機会を得て、どるしゃあのワンマン公演シリーズがはじまりました。

その第1回目は、2017年10月18日。
これまたPANTAさんを通して知り合った、頭脳警察のドラマー樋口素之助がカホンでゲスト参加してくれました。

(どるしゃあ初ワンマン公演 with 樋口素之助)

この公演の後に、新見さんが書いてくれた感想があります。
自己PRや売り込みがまったくもって苦手な私たち、自分たちの音楽をどのように言葉で伝えてよいのかわかりません。そんな私たちにとって、この文章は本当にありがたくて、許可を得て、当時チラシに転載させてもらいました。
改めて、以下に転載いたします。


昨日のGoodstock Tokyoでライブは「どるたん+しゃあみん」
久しぶりにとんでもないユニットに出会ってしまった。

7月16日PANTAソロライブの時に「どるたん」を紹介され、昨日のライブが決まった。
音源をもらって聞いた時は一瞬引いた・・・。
理解できなかった。しかしPANTAさんの紹介。なにかあるはず。

そして昨日、初めに楽屋入りしてきた「しゃあみん」物腰が低くアー写のイメージとは違う。
先にチェロのサウンドチェック。
正直あまりチェロの音を知らないので、音響卓で試行錯誤。
そうこうしてると「素之助」も登場今月3回目。
続いて「どるたん」楽屋入り。ニコニコ入ってきた。
3人揃ったところで早速リハーサル。
始まった瞬間、今までに感じたことのないような世界観の音楽だった。
いや、1968~9年に初めて聴いた「五つの赤い風船」「早川義夫」や「浅川マキ」の時に感じたような音楽だ。
もちろん楽器も編成も歌も違うのだが、何か共通するものを感じた。

本番が始まって、お客さんの反応を見てると1曲めは様子見、2曲めには引き込まれて、3曲めではすっかり「どるたん+しゃあみん」の世界にハマってる。
決して上手いとか、美しいとか、メロディアスとか・・・ではなく、全く違う世界。
一歩間違うとお客さんはドン引きしてしまうのではないかと思えるようなステージ。
1部終了時には完全にお客さん全員を世界に引き込んでいた。もちろん私も。
休憩時に思わず「素之助」に2部から入って、ステージをぶち壊すなよって言ってしまうほど(笑)(素之助ごめん)
ステージ後半はそんな「素之助」が入り、音の厚みが増して緊張感があるが和やかでもあるライブになった。
最後はダブルアンコール・・・。

ライブハウスをやっててよかったと思える夜だった。

「どるたん+しゃあみん」「素之助」またステージお願いします!

2017.10.19 Goodstock Tokyo 新見知明


これ久しぶりに読んで思ったのは、もしかしてPANTAさんの紹介じゃなければ、出演出来なかったのではないだろうか!?という事。
新見さんですら「音源をもらって聞いた時は一瞬引いた・・・。理解できなかった。」って言ってるのだから。
ちなみに新見さんは、上の文中に登場する、「五つの赤い風船」や「早川義夫」のマネージャーをされていた方。
そんな方にも(一度聴いただけでは)理解できない音楽を私は作っているのでしょうか?
理解しづらいような音楽を作っている意識はなくて、気持ちのままにやっているだけなのですが・・・・・・

でも、その後今日に至るまで、しっかりとどるしゃあの活動を支えていただけるようになりました。
ワンマン公演も、8月6日で27回目になります。そんなGoodstock Tokyoとの縁を繋いでくれたPANTAさんは、7月7日に亡くなられてしまいました。
正直未だに実感として受け止められずにいる私ですが、8月6日は、PANTAさんへの思いを込めたステージにいたします。しっかりとPANTAさんに届くように、歌い、演奏いたします。

PANTAさん、私たちに特別な場をあたえていただきありがとうございます。

(PANTA with どるしゃあ 最初で最後の共演 2015年12月13日 小田原Route1)

よろしければ一緒に過ごしましょう。
よろしくお願いいたします。


2023年8月6日(日)

大岡山 Goodstock Tokyo

DORUTAN+SHARMIN : RECITAL SERIES Vol.27
(どるたん+しゃあみん ワンマン公演)

どるたん+しゃあみん ワンマン公演

どるたん+しゃあみんワンマン公演&有料配信ライブ

12:30開場 13:00開演(配信スタート)
前売り・予約 3,000円/当日 3,500円(税込み・ドリンク別)
配信視聴チケット 3,000円
有料配信詳細・チケット購入
https://www.staglee.com/events/7714/
http://www.goodstock-tokyo.com/

〒145-0062
東京都 大田区北千束3−20−8
スターバレーII B1F
03-6451-7396


2023年7月前半に観た映画

2023年、7月前半が終了。7月にはじまったTVドラマやアニメを色々とチェックしたり、MLBやNPBやサッカーの試合中継なども見ていたり、どれだけTVの前にいるのだ!?という生活をしていますが、配信の映画もまあまあ観ていました。1日の時間配分はどうなっているのか我が事ながらに不思議。


☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


2023年7月前半に観た映画
2023年7月前半に観た映画

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心の落ちつき失せて

2023年7月7日
PANTAさんの訃報が届く。

それから1週間。

ずっと呆けている。

しっかりと受け止める事が出来ていないのだ。

いつもと同じように朝を向かえ。

大谷翔平の活躍とチーム状況に一喜一憂し。
オールスターゲームを楽しみ。
7月になって次々にはじまった新TVドラマやアニメを楽しみ。
NPBの結果に一喜一憂し。

そして、夜になったら寝る。

悲しみが全然湧いてこない。
そんな、どこかフワフワした精神状態で、この1週間を過ごしてきた。

その間、頭脳警察やPANTAの音源を聴き、それなりにジンとしたりはしたものの、よく分からない感覚。

今日は、午前中から、ギターを持ち出して、頭脳警察やPANTAの曲をあれこれ歌ってみた。
ふだん、色々な歌をカヴァーする時に、なんだか変な感情がこみ上げてきて、歌いながら泣くという事がよくある私なのだが、なぜか今日は、全くそんな瞬間は訪れなかった。

そのうちに「録画してYouTubeにでもあげてみるか!」と思い立ち、撮ったのがこれ。

頭脳警察「心の落ちつき失せて」

出来はともかく、PANTAさんはきっとチェックして、苦笑しつつも喜んでくれている。
そんな気がするのです。

PANTAさんから「どんどんカヴァーして。」と、よくいわれていたので。
それどころか、とんでもない無茶振りもされていました。

ひとつは「七月のムスターファ」
不思議軍のベース、ルイス稲毛とPANTAさんの会話。
ル「七月のムスターファすごいですね。最高です!」
P「じゃあ、君たちもやってよ。」

無理でしょ!!
あれは、PANTAさん以外に表現出来る人いない。

もうひとつは「落ち葉のささやき」のセリフ入りバージョン。
ど「セリフ入りはじめて聴きました!かっこよかった!!」
P「じゃあ、どるたんもやってよ。」

無理でしょ!!
あんなの出来るのPANTAさんだけですから。

というわけで、とりあえず歌なんか歌ってみましたが、相変わらず、心の落ちつき失せたままの私です。
いつか、しっかりと涙を流せる日がくるのでしょうか?