2023年7月前半に観た映画

2023年7月前半に観た映画

2023年、7月前半が終了。7月にはじまったTVドラマやアニメを色々とチェックしたり、MLBやNPBやサッカーの試合中継なども見ていたり、どれだけTVの前にいるのだ!?という生活をしていますが、配信の映画もまあまあ観ていました。1日の時間配分はどうなっているのか我が事ながらに不思議。


☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


2023年7月前半に観た映画
2023年7月前半に観た映画

1日『大脱走2』(Amazon)☆☆☆☆

『大脱走2』
『大脱走2』

『大脱走』は大好きな映画で、子供の頃から何度も観ているのだけど『2』は初見、というか存在を知りませんでした。関係ない脱走映画に適当に邦題をつけたのかと思いきや原題も同じ『The Great Escape II』で3時間の大作。観終わってから調べたら、1988年に同じ原作を元にして作られたTV映画、90分×2で前後編。どおりで真ん中で一度エンドクレジットが出ました。そして前半は、トンネルを掘った土の処理とか、駅のシーンとか、既視感。後半は、戦後の話。脱走して生き延びた者が、脱走兵50人を虐殺したゲシュタポを追い詰める捜査。これがなかなか面白かった。もはや脱走映画ではなくなっているけれど、そちらが主眼という感じで楽しめた。


3日『サイコ』(Amazon)☆☆☆☆

『サイコ』
『サイコ』

数10年ぶりに観ました。犯人を知っていても、そこに至るまでの過程を楽しめたのは、やはり傑作だから。刃物を刺すシーンの緊迫感の無さ、ユルさは、昔の映画あるあるの気がしますが、そこにこだわらなくても納得してストーリーを楽しむ。それはそれで良いのだと、改めて思ったり。


4日『シャドウ・イン・クラウド』(Amazon)☆☆☆☆

『シャドウ・イン・クラウド』
『シャドウ・イン・クラウド』

クロエ・モレッツ主演の航空大活劇。クロエ好き、飛行機好きの私にとっては、それだけでも、観る価値大。第2次大戦中、密命を受けB-17爆撃機に乗り込んだ女性パイロット。まだまだ女性が低く見られていた時代。爆撃機内では、バカにされ、からかわれる。今ならセクハラ、パワハラで大問題になるようなひどい状況。その中で孤軍奮闘、使命を果たすために敵機や空の魔物と戦うクロエ。ドキドキハラハラの連続で楽しめました。


5日『ひまわり』(Amazon)☆☆☆☆

『ひまわり』
『ひまわり』

全編ちゃんと観たのは、実ははじめて。戦争によって引き裂かれた男女の物語。戦争の無情と愛の美しさ、儚さ。そして風景の美しさ。堪能いたしました。同じ場所(印象的なひまわり畑はウクライナで撮影)が今また戦争状態にある事がたまらなくつらい。イタリアで、ミラノからブレーシャに向かう電車の車窓から、どこまでも続く(ような)ひまわり畑を見た事があり、本当にこんな場所があるんだな、と感動した事を思い出した。


6日『クライムダウン』(Amazon)☆☆☆☆

『クライムダウン』
『クライムダウン』

クライミング系山岳物かと思ってみていたら、山中で地中の箱に埋められていた少女を発見、助け出したところ犯罪組織に追われるという展開。なかなかにミステリアスかつスリリング。最後まで目が離せない面白さでした。


8日『異動辞令は音楽隊!』(Amazon)☆☆☆☆

『異動辞令は音楽隊!』
『異動辞令は音楽隊!』

昔気質のパワハラ刑事(阿部寛)が、警察音楽隊に異動させられてしまう。不満を抱えながらも、徐々に音楽隊の活動に真剣になっていく。そんな様子をコミカルに描いた映画。とても楽しめた。実は、個人的に警察や自衛隊の音楽隊が好きで、よくYouTubeの動画を見ていたので、そういう視点からも楽しめた。良き映画でした。


9日『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』(Amazon)☆☆☆☆☆

『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』
『憧れを超えた侍たち 世界一への記録』

WBCの日本代表ドキュメンタリー。これはもう、本当にドラマを超えた現実。快挙の裏で動いていた人たち、というか栗山監督の信念と愛。それを実行するために動いた人たち全ての努力と献身そして愛。すべてが結実したからこそ奇跡が生まれた。改めて思う「愛」が一番大事なのだと。


10日『エスター ファースト・キル』(Amazon)☆☆☆☆

『エスター ファースト・キル』
『エスター ファースト・キル』

『エスター』から10年以上経って描かれた、その前日譚。エスターの誕生はそういう事だったのか、と納得させるような話なんだけど、その分、前作のような底知れぬ薄気味悪さは薄れていて、理由付けが優先されてしまったのかな、と思う。納得感はあるけど、エスター感(?)は弱かった。


11日『トリハダ ‐劇場版‐』(Amazon)☆☆☆☆

『トリハダ ‐劇場版‐』
『トリハダ ‐劇場版‐』

不気味な話、薄気味悪い話、不快な話、そういうショートストーリーが詰まった、オムニバス形式の映画。怖いんだけどそこには霊的な怖さ、超自然的な怖さはなく、すべて人間が引き起こした怖い話。ここに描かれたような気持ち悪い人間とは関わりあう事無く余生を過ごしたいものです。よく出来た映画。


12日『X-MEN:ファイナル ディシジョン』(Disney+)☆☆☆☆

『X-MEN:ファイナル ディシジョン』
『X-MEN:ファイナル ディシジョン』

X-MEN初期3部作の3作目。2度目の鑑賞。久しぶりに観たけど、これはなかなか良い映画だなと改めて関心。X-MENはマーベル映画ではあるけどMCUではなくて、自分の中で若干軽んじていたのだけど、シリーズ全部見直したくなった。


14日『トリハダ ‐劇場版2‐』(Amazon)☆☆☆☆

『トリハダ ‐劇場版2‐』
『トリハダ ‐劇場版2‐』

感想は1作目と同じ。2作目になって、つまらなくなることも、変に大げさになることもなく、淡々と同じように作られた2作目。映画の魅力は健在。


15日『エレクトラ』(Disney+)☆☆☆

『エレクトラ』
『エレクトラ』

2度目の鑑賞。『デッドプール3』にエレクトラが登場するという情報があり、予習復習のために観ました。つまらなくはなかったけど、ふつうのヒーロー物映画という感じで特段の感想はない。エレクトラ役の女優は個性的で好き。アビー役はかわいくて好き。



Dorutan

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