Tag Archive : ルイス稲毛

Kevin Ayers『Sweet Deceiver』

私を形成しているもの

今の自分を形成する一部になっていると言えるほど印象に残る様々なものを「私を形成しているもの」としてとりあげていきます。他のSNSなどに投稿したものを加筆修正して再掲載しているものもあります。
※この下に書かれた年号は作品の発表年ではなく私がその作品に初めて触れた(と思われる)年。またはそのイベント、出来事を経験した年。
※ただの思い出話です。


1979

Kevin Ayers『Sweet Deceiver』(1975年発売)

今日、2月18日は、Kevin Ayersの命日という事で、Kevinさんの1番好きなアルバムを取り上げます。

Kevinさんの事はこれまでにも、以下のように何度もブログで取り上げていて
Kevin Ayersの思い出 その1
Kevin Ayersの思い出 その2
Kevin Ayersの思い出 その3
Kevin Ayers – Unfairground
間違えいなく「私を形成しているもの」の中でも大きな存在。

このアルバムに出会ったのは、というか買ったのは、高校を卒業して、バイトもし、これまで欲しくても買えなかったレコードを割と気軽に買えるようになった頃。

その辺の事情は「Kevin Ayersの思い出 その1」に詳しく書かれているので、ここでは省きますが、とにかくやっと手に入れたKevinさんのレコード。
もちろん聴きまくりました。

このレコードに初めて針を落とした時に、1曲目「Observations」の激しいイントロを聴いた瞬間、ちょっとたじろいだのだけど、ほどなくKevinさんのヴォーカルが入ったとたんに曲調が変わり、大げさに言えば世界も一変したような、不思議な感動を味わった。Kevinさんの声、その包容力。Kevinさんの世界に包まれたような感覚。
そこでもうメロメロです。

2曲目「Guru Banana」は、イントロのクラリネット(かな?)でそのすっとぼけた世界に引き込まれていきます。Kevinさんのこういう所がたまらなく好き。歌っている内容はけっこう皮肉が効いていて辛辣なのに、音はすっとぼけた感じ。素敵。

つづく3曲目は、このアルバムで(いやもしかしたらKevinさんの曲の中で)1番好きな曲「City Waltz」
まあWaltz系の曲には、元々ちょっと弱いんだけど、各楽器の音色や醸し出すムード、そしてもちろんKevinさんの歌。声。さらには子供たちの後追いコーラス。こういうのにも弱い。本当に大好き。

2013年2月にKevinさんの訃報を知り、その少し後に、ルイス稲毛企画のLIVEに、ソロの弾き語りで出演したのだけど、その時に、ルイスと2人で、この曲を演奏しました。1番好きな曲をやりたくて。
前日に、電話でコードの確認や打ち合わせをして、あとは本番一発。

4曲目「Toujours La Voyage」は、Elton Johnのピアノが美しく印象的な、スローなバラード曲。
ちょっとダルっとした感じが支配する世界。こういうのもKevinさんならではの魅力のひとつ。
ピアノに絡むOllie Halsallのギターも素晴らしくて、みんなでKevinさんの世界観を作り上げている感じが素敵。

B面に移り、1曲目の「Sweet Deceiver」は、(Kevinさんにしては)ストレートな感じのロック・ナンバー。これがまたかっこいい!この曲も大好きで、あるイベントでこの曲をカヴァーして・・・というお話は「Kevin Ayersの思い出 その2」に詳しく書いてあります。これでルイス稲毛との縁が生まれたという話。

このアルバム好き過ぎて、1曲1曲、全部こんな感じで感想を書きたくなるけど、あまり長くなるのもなんなので、ここから後の曲もすべて素晴らしい!という事で。

ちなみにElton Johnは全部で3曲に参加していて、どれも素敵な演奏を聴かせてくれます。

なんにしろ、このアルバムは、自分にとって色々な意味でかなり重要な一枚。


※ジャケット画像はAmazonから拝借

Kevin Ayersの思い出 その3

(「Kevin Ayersの思い出 その1」「Kevin Ayersの思い出 その2」のつづきです)

そんなKevin Ayersファンとしての日々をのほほんと過ごしていた私に、2013年のある日、届いた報せは、Kevinさんの訃報でした。
なんだか、呆然としてしまって、正直言って、その頃の記憶があまりありません。
あとから、亡くなった日が(私の誕生日の翌日である)2月18日だと知りました。

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制作活動あれこれ-2021年3月編-

何かと引き篭もりがちのコロナ禍の日々。
テレビからは「ストレスが~」とか「がまんの限界!」などという声が聞こえてきますが、私は、特にストレスを感じる事もなく、いくつかの制作作業を(在宅で)楽しく淡々とこなす、そんな日々を過ごしています。

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I am alone

明日(9日)の阿佐ヶ谷Yellow Visionでは、不思議軍のメンバー全員揃うのですが、それぞれ別のユニットで演奏いたします。

(出演順に)
1. 隊長の私、どるたんは、ソロでひとり寂しく弾き語りを。

2. ベースのルイス稲毛は、夜光虫で。

3. ドラムの石原謙は、小池真司の新しいバンド、FirePassで。
(ちなみにしゃあみんもFirePassに参加)

で、最近どるしゃあのファンになった人は、不思議軍って知らないでしょ?
こんなバンドです。

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『地下室の中の宇宙』-Act.2-Report

6月22日(土)阿佐ヶ谷Yellow Vision
『地下室の中の宇宙』-Act.2-

盛況のうちに無事終了いたしました。

夜光虫、どるしゃあの2組ともに持ち味をしっかりと披露した良いイベントになったと思います。

夜光虫の紡ぎだす独特の世界には、本当に惹き込まれます。

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『渋谷幻野祭』終了!ありがとうございました!!

2017年5月18日『第5回 渋谷幻野祭』大盛況のうち、無事終了いたしました。

集まってくれた大勢のお客様ありがとうございました!
PANTAさん、TOSHIさん、琢己さん、ジュンさん、JIGENさん、最高のステージをありがとうございました!
スタッフの皆様、D-forcesのメンバー本当におつかれさまでした。
どうもありがとうございました!

D-forces
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いよいよ来週!『第5回 渋谷幻野祭』

『第5回 渋谷幻野祭』開催まで、いよいよ10日を切りました!
5月18日、来週の木曜日です!

渋谷幻野祭フライヤー
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第5回 渋谷幻野祭

今年もやります!
いや、今年はやります!!
(去年やらなかったので・・・)
渋谷幻野祭!

渋谷幻野祭WEB

そして、ついに!
渋谷幻野祭に頭脳警察の出演が決定いたしました!!

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どるたんBirthday Live

2月17日、阿佐ヶ谷harnessにて、Birthday Liveでした。

来てくれた皆様、出演者、鎌田さんはじめお店のスタッフ、皆様本当にありがとうございました!
おかげで最高に幸せな誕生日を過ごす事が出来ました。

どるたん+しゃあみん
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2/17 harness – 2/19 Soul K

LIVE告知です

石ころロック
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