Category Archive : アコースティック音楽嗜好

アコースティック音楽嗜好 ‐77‐

アコースティックギターがかっこいいロック その10

これぞ「アコースティックギターがかっこいいロック」決定版!!
といえるような曲をまだ紹介していませんでした。

大好き過ぎて、当たり前すぎて、これまで取り上げてこなかった曲。

David Bowie – Moonage Daydream

「アコースティックギターがかっこいいロック」で1番はじめに取り上げたのがThe Rolling Stones「Street Fighting Man」、次に取り上げたのがThe Who「Pinball Wizard」
この「Moonage Daydream」は、その2曲と並び立つ存在。これぞ「アコースティックギターがかっこいいロック」

この曲が入っている『Ziggy Stardust』というアルバムには、ほぼ全面的にアコースティックギターが鳴っていて「Five Years」や「Starman」といったスローな曲、ミドルテンポのフォーキーな曲だけではなく、この「Moonage Daydream」のようにヘヴィーロック調の曲や、「Suffragette City」のようなアップテンポのロック曲の中でも、実にかっこよくアコースティックギターが刻まれています。

私のように、アコースティックギターにそそられるタイプのロックファンなら、一発で気に入る事間違いないでしょう。
このアルバム自体、ロックの名盤中の名盤、みたいなアルバムなので、聴いた事のない人はこの機会にぜひ聴いてみて下さい。

David Bowieの特に初期のアルバムには、アコースティックギターがこっこよく鳴っているロックチューンがたくさんあります。


10代の頃に嵌りまくり、その後の人生、常に、寄り添うようにそばにあり続けてくれた音楽たち。






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アコースティック音楽嗜好 ‐76‐

雑感(アイドルの楽曲について2)

前回の「アコースティック音楽嗜好」で、はじめてアイドルの楽曲(欅坂46の「サイレントマジョリティー」について)を取り上げました。
論旨としては、欅坂46の(特に初期の)楽曲には「アコースティックギターを生かすアレンジ」という戦略的な決め事があったのでは?というもの。

で、当然のように私のブログの読者には刺さらない。ほぼスルーされる案件でした。
が、懲りずにまたアイドルの事を書きます。

今日のお題は「アコースティックギターが効いているAKB48楽曲 TOP3」

TOP3の選出基準は、私の大好き度。

そして、例えば「365日の紙飛行機」のように、もろフォークソング的な曲は(大好きだけど)除外。

「青空よ寂しくないか?」(アルバム収録曲)のように微妙にフォーク基調の曲も(大好きだけど)除外。
MINTの「君について」のようにスローなバラード曲のバックで当たり前のようにアコースティックギターが鳴っているのも(大好きだけど)除外。

選択基準としては「アコースティックギターがかっこいいロック」に近い感じで。

AKB48関連の楽曲、今は何曲あるのか知らないけど(1,000曲レベル?)、一応、ほとんど全曲聴いていると思います。最近の曲はあまり聴き込んではいないし、フィジカルでも持ってないけど。

そんな中で、アコースティックギターが効いている曲を探せばいっぱい出てくると思うのだけど、そういうのはダメ。
あらためて聴いて探すのではなく「あの曲のアコースティックギターが大好き」と、強く印象に残っている曲だけをあげていきます。

って、誰も興味ないですよね・・・いいんです。

では、発表します。

第3位
「風は吹いている」

非常に重厚な曲調のバックに流れ続けるアコースティックギターのカッティングが、曲の雰囲気を形作っているような印象。メッセージ性のある歌詞と相まって、強く心に残っている曲。


第2位
「BINGO!」

※公式の動画がなかったので2010年薬師寺での公演を収めたLIVE動画です

この曲は、「ザ・アイドルソング」とでもいうような曲。
アコースティック・ギターは、うっすらと鳴っているのですが、ほぼ目立たない(それがまた良いのだけど)、しかし、エレキギターの間奏が終わった後に、リズム隊の音が全部消え、ほぼアコースティックギターのアルペジオだけをバックにサビのフレーズが歌われる。そこが最高に良い!


第1位
「君のことが好きだから」

これはもう、文句のつけようのない第1位。
左右のスピーカーから交互にかき鳴らされるアコースティックギターのカッティングで、いきなり心を持っていかれます。
楽曲も最高に好き。歌詞も曲もすごくレベルが高い。
そして、この最高の楽曲を歌っているのが、アンダーガールズという事もまた私の中でポイントが高いのだけど、それは楽曲とはまた別の話なので、ここでは語りません。
(アンダーガールズとは選抜総選挙で16位までに入れなかった17位~32位までの16人)

ちなみにこの曲の作曲者は織田哲郎さん。
この曲をYouTubeで検索していたら、なんと織田さんが、この曲をアコースティックギターで弾き語っている動画を発見しました!
おまけとして載せておきますので、ぜひ見て、聴いてください。
すごく楽しそうに歌っている姿を見て「織田さんも、この曲、気に入っているんじゃないかな?」と感じて嬉しくなりました。


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アコースティック音楽嗜好 ‐75‐

雑感(アイドルの楽曲について1)

「アコースティック音楽嗜好」でアイドルの話!?

以前、「PANTAさんとアイドルの話」というブログ投稿で、私は、アイドルを好きになる時に楽曲から好きになる傾向がある、という事を書きました。

そして、その投稿の中で
欅坂46の楽曲は素晴らしかった。
特に4枚目のシングル「不協和音」あたりまでは、カップリング含めて、全曲素晴らしかった。

と書いています。

パフォーマンスはもちろん素晴らしいのだけど、とりあえず楽曲の話なので、それは置いておいて、楽曲の良さ。歌詞の良さ。歌の良さ。諸々。とにかく素晴らしい。
そんな中、私にとって、何がそんなに素晴らしいのか?と、考えてみると、大きなポイントになっているのがアコースティックギターだという気がしてなりません。

4thシングルまでの数々の楽曲には、もしかしたら「アコースティックギターを生かすアレンジ」という戦略的な決め事でもあったのか?と思わせるほどに、実にかっこよくアコースティックギターが導入されているのです。

まず1stシングルの「サイレントマジョリティー」
この曲は、アイドルに興味のない人でもなんとなく知っているのではないでしょうか?
そして、私のようにアコースティックギターに過剰に反応するタイプの人でもない限り、この曲にアコースティックギターのイメージってあまりないのでは?と思うのですが、どうでしょう?
とりあえず、聴いてみてください。

いかがですか?
私は、この曲をはじめて聴いた時から、アコースティックギターがいい感じで鳴ってるなぁ、と思っていました。「アコースティックギターがかっこいいロック」(ロック?)にノミネートしたいほどに。

そして、この1stシングルのカップリング曲
「手を繋いで帰ろうか」「山手線」「渋谷川」「乗り遅れたバス」「キミガイナイ」
全曲、印象的なアコースティックギターがフィーチャーされています。
(ぜひサブスクなどで聴いてみてください)

お手軽系のアイドル曲だと、ほとんど打ち込みで生楽器を使っていないものも多くあります。
楽器を使う場合でもエレクトリックのバンドサウンド的な物が多く、これほど、しっかりと目立つ形で全曲にアコースティックギターがフィーチャーされているというのは、やはりちょっと意図的なもの(差別化的な?)があるのかと勘ぐってしまいます。
そして、私がこれほどまでに欅坂46に(まんまと)嵌った理由の一端は、間違いなくこのアコースティックギターサウンドにもあるのです。

※名曲「渋谷川」を歌う、昭和のフォークデュオ風ユニット、ゆいちゃんずに関しては、若干特殊な事案なので、そのうち別稿で取り上げたいと思います。取り上げるとは言ってません。あくまでも「取り上げたい」です。取り上げない可能性も高そうなので、一応動画を貼っておきます。


と、1stシングルだけで、随分長くなってしまったので、この項つづく(たぶん)。


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アコースティック音楽嗜好 ‐74‐

雑感(Rory Gallagherを聴きながら)

今朝、なんとなく初期のロリー・ギャラガーが聴きたくなって、この5枚組CD BOXの中から『Deuce』を取り出して聴いていた。

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アコースティック音楽嗜好 ‐73‐

珠玉の小品、隠れた名曲 その39
アコースティックギターがかっこいいロック その9

今回はAlan Hull 1975年発売のセカンド・ソロ・アルバム『SQUIRE』から2曲取り上げます。

まずは「珠玉の小品」カテゴリーで、A面3曲目に収録されている曲。
「Picture (A Little Girl)」

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アコースティック音楽嗜好 ‐72‐

大好きなヒット曲(5)
R.E.M. – Losing My Religion (1991)

私を形成しているもの

今の自分を形成する一部になっていると言えるほど印象に残る様々なものを「私を形成しているもの」としてとりあげていきます。他のSNSなどに投稿したものを加筆修正して再掲載しているものもあります。
※この下に書かれた年号は作品の発表年ではなく私がその作品に初めて触れた(と思われる)年。またはそのイベント、出来事を経験した年。
※ただの思い出話です。

その他の私を形成しているものたち
私を形成しているもの 年譜(INDEX)


1991

R.E.M. – Losing My Religion (1991)

この曲は「アコースティック音楽嗜好」と同時に、「私を形成しているもの」音楽部門としても取り上げておきたいと思います。

R.E.M.は、アコースティック楽器を効果的に使っている曲が、アルバムに何曲かは入っていて、好きな曲も多いのですが、こと「ヒット曲」となると、すぐに頭に浮かぶのがこの「Losing My Religion」
私の「アコースティック音楽嗜好」にも、ジャストフィット。

とにかく初めて聴いた時から、頭の中に残り、その後も、なにげない瞬間に勝手に頭の中に流れてくる率の高い曲になっています。
それは「とても印象深い」という事なのだろうけれど、改めて聴いてみると特にキャッチーなサビがあるわけでもないし、あっと驚く展開があるわけでもない、とてもシンプルな曲。
しかし、だからこそ印象深いともいえるわけで、その印象深さを初めに決定づけているのは、間違いなくイントロのマンドリン。
とても単純なフレーズの繰り返しなのだけれど、それが良い!
ふとした瞬間に頭の中に流れてくるのは、このフレーズ。

そして、マイケル・スタイプのヴォーカル。歌。
心に語りかけてくるようでもあり、突き放すようでもある、その「歌」が「声」が、たまらなく心に残る。

この曲、歌詞も好きで、特に冒頭の一節だけで、もうたまらなく好き、というか(個人的に)心を寄せる事が出来る歌だと感じます。

Oh, life is bigger
It’s bigger than you
and you are not me
The lengths that I will go to the distance in your eyes
Oh no, I’ve said too much, I set it up

この感覚。まあ、言ってもしょうがないんだけど的な。



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アコースティック音楽嗜好 ‐71‐

心に残る名演奏 その3

Sinéad O’Connor – Mother

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アコースティック音楽嗜好 ‐70‐

珠玉の小品、隠れた名曲 その38

Roy Harper – Davey

Roy Harper 1970年発売の4thアルバム『Flat Baroque and Berserk』からの1曲

 Roy Harper - Flat Baroque and Berserk
Roy Harper – Flat Baroque and Berserk
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アコースティック音楽嗜好 ‐69‐

大好きなヒット曲(4)

私を形成しているもの

私を形成しているもの

今の自分を形成する一部になっていると言えるほど印象に残る様々なものを「私を形成しているもの」としてとりあげていきます。他のSNSなどに投稿したものを加筆修正して再掲載しているものもあります。
※この下に書かれた年号は作品の発表年ではなく私がその作品に初めて触れた(と思われる)年。またはそのイベント、出来事を経験した年。
※ただの思い出話です。

その他の私を形成しているものたち
私を形成しているもの 年譜(INDEX)


1968

シルヴィ・ヴァルタンの「アイドルを探せ」(1963)

Sylvie Vartan - La plus belle pour aller danser
Sylvie Vartan – La plus belle pour aller danser

ものすごく久しぶりに「アコースティック音楽嗜好」を更新いたします。
と同時に、この曲は「私を形成するもの」音楽部門としても取り上げたいと思います。

今年、2024年にはじめて聴いたレコードがこのシングル盤、シルヴィ・ヴァルタンの「アイドルを探せ」で、その事はTwitter(X)などに投稿したのですが、もう少し語りたい事があったので、「アコースティック音楽嗜好」-大好きなヒット曲-の一稿としてブログを書いてみます。

この曲が世に出たのは、1963年。映画『アイドルを探せ』の中でシルヴィ・ヴァルタンが歌った曲として(らしい)。
(らしい)と書いたのは、1963年といえば、私が2歳の時の事で、映画『アイドルを探せ』も、今日に至るまで観ていないから。

この曲を知ったきっかけは、詳しくは覚えていないのだけど、小学校低学年の頃に、何かのテレビ番組で誰かが日本語で歌っていたのを聴いた憶えが・・・という感じ。
「何か」とか「誰か」とか全く心もとない記憶ですが。
(とりあえず上記初体験の年は大体という事で1968としておきました)

ただこのメロディと、間奏のストリングスが強烈に印象に残っていて、のちに何かのきっかけ(たぶんラジオ番組)で、シルヴィ・ヴァルタンの曲だと知り、さらに何年も経ってから、10代後半の頃にシルヴィ・ヴァルタンのベスト盤レコードを中古で買い、やっとしっかりと聴く事が出来たという流れ。
(さらに何年も経ってから中古シングル盤を買いました)

とにかく幼い頃から心の中に流れ続けていたのです、間奏のストリングスが。

そういった経緯もあり、耳にするとたまらない郷愁のようなものがわきあがってきて琴線を刺激する曲。特別な思い入れがある曲。

ただ、この曲を「アコースティック音楽嗜好」で取り上げるのは、若干違うような気もしています。
もちろんストリングス他、この曲で使われている多くの楽器はアコースティック楽器なので大きな意味では問題ないのだけど、私なりの「アコースティック音楽嗜好」の定義は、どちらかといえばアコースティック・ギター系の音楽。
この時代のポップスを取り上げるとなると、ちょっと話が違ってくるような気がします。

そこで!
というわけではないのだけど、それはそれとして。
実は1990年代にシルヴィ・ヴァルタンが自身の曲(やその他ヒット曲)をアコースティックでカヴァーしたアルバムに、この「アイドルを探せ」が入っています。

このヴァージョンが、実に私なりの「アコースティック音楽嗜好」にピッタリ。
こういう音こそが私の「アコースティック音楽嗜好」。
イントロのアルペジオから歌に入る流れ、歌のバックに自然に入ってくるようなストリングス、たまりません。
ぜひ、こちらも聴いてほしい。

「では聴いてください、シルヴィ・ヴァルタン「アイドルを探せ」90年代アコースティックヴァージョン!」

60年代に大ヒットしたヴァージョンは今も変わらずに特別な曲でありつづけているし、思い入れの大きさは圧倒的なのだけど、この90年代アコースティックヴァージョンも実に素晴らしい!私のツボを的確に突いてくる曲だと感じています。

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「ギター合奏曲 第1番」の事や映画音楽の事や死ぬまでにやりたい事の話

7月3日のどるしゃあGoodstock Tokyoワンマン公演では、既報(公演報告、どるたん編しゃあみん編)のとおり、2時間に渡って(主に)どるしゃあ結成後に作った曲を演奏、披露いたしました。

どるしゃあ楽曲は、ほぼ網羅したと言っても過言ではありませんが、実は、ライヴでは披露していない楽曲もまだまだあります。

例えば、映画「ツンデレ娘 奥手な初体験」のサウンドトラックとして作った楽曲たち。
(Soundcloudで聴取可能)
https://soundcloud.com/dorutan/sets/original-sound-track

この映画には、主演のあべみかこさんが、小学校の校歌を歌うシーンがあるのですが、その校歌も、どるたんが(急遽)作詞、作曲したもので、この校歌に関しては、過去に何度かライヴで演奏した事があります。
一度目は、脚本を書かれた井上淳一氏が来場された時、もう一度はこの映画にエキストラとして出演した方々が大勢来場してくれたどるしゃあ長野公演の時。
まあ、歌のキーもあわないし、特殊な曲なので、そういう特別な時だけの特別な演奏です。

そしてライヴで一度だけ披露した曲、というのもいくつかあって、その中でちょっと思い入れのある曲が、この「ギター合奏曲 第1番」(仮題)
(先ほどYouTubeにアップしたのでよろしければ聴いてください)

音合わせはリハの1回だけ、事前練習なしのぶっつけ本番なので、ミスもあるし、荒い演奏なのですが、この曲に対する思い入れは演奏云々の話ではなくて、これから死ぬまでにやりたい事(後述)の一里塚的な話。

この曲が出来た時、ギター1本で重ね録りしたデモをしゃあみんに送ったところ、「楽譜をください。」と言われたのです。楽譜があればライヴで出来るからと。

楽譜!?コード譜ではなく楽譜!?
書いたことないのですが・・・
しかし、これすごく良いきっかけ、良い経験になると思いがんばって書きました。
ギター片手に、拍子を刻みながら、五線譜に落とし込んでいくのですが、ものすご~く時間がかかります。
それでも何段か書き終えた時、ふと、Pro Toolsに楽譜を書ける機能があったような・・・そんな画面をみた事があるような、ないような・・・と思い出して、Pro Toolsを立ち上げてみました。
その機能は確かにあったのですが、MIDIデータを楽譜にするというものでした。
まあ、そうですよね。
これだと、ギターで弾いたものを、もう一度鍵盤で弾いてMIDIデータ化しなければなりません。
手書きでやるにしても、Pro Toolsでやるにしても、(これまで理論ゼロ、感覚だけで曲を作ってきた)私にとっては大変な手間、どちらにしてもギター片手に確認しながらの作業になります。

ただ、Pro Toolsの方が圧倒的にきれいな楽譜が出来上がることが分かり、コツコツとギター片手に鍵盤での打ち込み作業、出来上がった楽譜をしゃあみんに送ったところ「これで大丈夫。」という事で、出来立てのこの曲を早速ライヴで披露する事になったのです。

で、まあ、演奏はあんな感じ。ご笑覧下さい、というレベルですが、なぜ、これが死ぬまでにやりたい事の一里塚なのかという話。

その前に、映画音楽。
これもまた、死ぬまでにやりたい事のひとつで「ツンデレ娘 奥手な初体験」のサウンドトラックがその一里塚なのかな、と思っています。
「ギター合奏曲」も「ツンデレ娘」も、道は重なっているのです。

まず、子供の頃から、映画やTVの音楽が大好きでした。
「ゴジラ」の伊福部昭であったり、「ウルトラセブン」の冬木透であったり、「ジャングル大帝」の冨田勲であったり、そういう音楽に胸ときかめせてきたのです。もう少し長じてからは、ニーノ・ロータ、ヘンリー・マンシーニ、エンニオ・モリコーネ、ジョン・ウィリアムズ他が作り出した、数々の映画音楽たち。
ただただ聴くのが好きというだけだったのですが、いつの頃からか(割と最近)、そういう音楽を作りたいと言う気持ちが生まれてきました。

そんな気持ちから、何年か前に架空の映画のサントラとして、作った音楽があります。
それは、この「New Clear Soundscape」のシリーズ。


(YouTubeで観ていただくと、画面右側にこのシリーズ5曲のリストが表示されます)

New Clear Soundscapeというシリーズですが「New Clear」は「Nuclear」とかけていて、原発事故、原子力災害後の世界を描いた映画のサントラというスタンスです。
「Alfa Decay」「Beta Decay]「Control Rods」「Fallout」「Ground Water」という5曲のタイトルも、原子力発電や原発事故に関係するような言葉になっています。

今は、どるしゃあで歌って演奏できるタイプの曲を主に作っていますが、こういう音楽も作っていきたいし、いずれ実際の映画音楽を作りたいという気持ちを強く持っているのです。
(死ぬまでにやりたい事のひとつ)

そして「ギター合奏曲 第1番」の話に戻ります。
この曲を作った時には、特に深い考えもなく、なんとなくギターを弾いていたら出来たのですが、根底にあった気持ちはたぶん、こんな感じ。
私、映画音楽と並んで、クラシック音楽、特に古楽というのも、好きな音楽の分野なので、なんとなく古楽のようなテイストを持った合奏曲として出来上がったのかな、と。

「ギター合奏曲」の後に、似たような分野でこんな曲も作っています。

こういう曲もまた、映画音楽につながっていく部分があると思っています。

さらに、死ぬまでにやりたい事の一番大きな目標があって、それはこれまでしゃあみんにしか話した事がないのですが、実は「交響曲を書き上げたい。」という大それたもの。

「ギター合奏曲 第1番」がその一里塚というのは(あまりにも小さな一歩ではあるのですが)そういう意味なのです。
たかがギター2本の楽譜を書くのに四苦八苦しているような有様では、交響曲を書くにはとても心許ない状況ではありますが、今の世の中、色々な方法が考えられます。
このまま音楽をやり続けていけば、必ず辿り着ける場所だと信じています。

どるしゃあの音楽を作って、演奏を続けて、映画音楽も作って、交響曲も作る。
老い先さほど長くはありませんが、やる事がたくさんあって楽しい日々です。

締め切りがあると、そして締め切りが近くなると、ふだんの何百倍も力を出せるタイプの人間なので、誰か、ぜひ発注してください。
特に映画関係者の皆様、ぜひぜひお願いします!