Category Archive : 写真

20231117 自衛隊音楽まつり

2023 渋谷考」というブログ投稿をした時に思ったのですが、このブログには、音楽活動の事や、映画、音楽の事が主に書かれていて、どこかに出かけた話がほとんど書かれていない。
そこで、たまには過去に遡って写真フォルダを漁り、どこかに出かけた話も書いてみようかな、と思い立ちました。という事で

お出かけの記録


2023年11月17日 日本武道館 自衛隊音楽まつり

改めて、このブログってあまりお出かけした事を書いてこなかった、と思いつつ。
昨年の11月17日、日本武道館で開催された「自衛隊音楽まつり」へと出かけたのです。

昨年は、9月に上野の東京文化会館大ホールで開催された、陸上自衛隊東部方面音楽隊 第80回定期演奏会にも行っているので、自衛隊関連の音楽会に縁のある年でした。
(過去ブログ「9月1日~2日の心もよう」「マーチが好き過ぎる」参照)

特に自衛隊が大好きというわけではなく、音楽が、マーチが好き過ぎるのです。
機会があれば、また行きたい。

この日は、変な天気で、車で家を出た時には晴れ間も見えていたのですが、武道館が近づくにしたがって雨模様。
早く着きすぎてしまったので、皇居の周囲を左回りに一周していると、半蔵門あたりから一転俄かに掻き曇り、激しい雨が打ちつける。
桜田門あたりでは前も見えないほどの激しい雨、そして風。風にちぎれた木の葉が塊でフロントガラスに落ちてくる。路肩には一瞬にして深く水がたまりハンドルを取られる。大嵐か!という様相。
しかし、大手門を過ぎたあたりから、小降りになり、北の丸公園の駐車場に車を滑り込ませた時には、若干雨はパラつくものの、時折晴れ間も見えるような天気に。

しかし、一体あの激しい嵐は何だったのか?
皇居一周アトラクション的な何か?
すごかったよ、アトラクション!

車から降りて会場に向かう頃には、傘はささなくても大丈夫ぐらいの天気でした。

雨上がりの吉田茂像

自衛隊音楽まつりの勝手な感想を少しだけ書くと

演奏中の隊列が思っていたほど、パキっとしていなくて、それはそれで逆に良かった。(北朝鮮のパレードみたいに揃い過ぎていると気持ち悪いのでね)

自衛隊の音楽隊だけを聴いていた時には、けっこうな迫力を感じていたのだけど、ゲスト参加の米軍が演奏を始めるとあまりの違いに度肝を抜かれた。音圧がすごい!そして音圧の違いだけではなく、そこにこめられた感情の違いみたいなものを感じてしまう。しっかり間違えないように丁寧に演奏するのと、思い切り楽しく演奏するのと、その違いが音圧や感情を揺さぶるレベル差になっているのかな、と勝手な考察。

自衛隊音楽まつりにいつか参加したいと思ったきっかけは、何年か前にYouTubeで見た伊福部昭曲の演奏。特に「怪獣大戦争マーチ(宇宙大戦争マーチ)」に心を揺さぶられたから。毎回、新ネタを披露したい気持ちと姿勢はよくわかるのだけど、この「怪獣大戦争マーチ」あたりは、定番曲として出来る事なら毎回演奏してほしい。ものすごくたかまりますので。と勝手な希望。

席は真横

終演後、会場の外に出ると完全に雨も上がり、気持ちの良い夕空が広がっていました。

北の丸公園から見下ろす首都高

天気(アトラクション?)も、音楽も、最高に楽しませていただきました。
スリリングでエキサイティングな1日。

江戸城北の丸に、正力松太郎ゆかりの武道館があり、吉田茂像に守られ、そこで自衛隊の音楽まつりを観るという、なんだかモヤっと感情がバグりそうなあれこれも感じつつ。



「お出かけの記録」

20231203 深谷シネマ

2023 渋谷考」というブログ投稿をした時に思ったのですが、このブログには、音楽活動の事や、映画、音楽の事が主に書かれていて、どこかに出かけた話がほとんど書かれていない。
そこで、たまには過去に遡って写真フォルダを漁り、どこかに出かけた話も書いてみようかな、と思い立ちました。という事で

お出かけの記録


2023年12月3日 埼玉県 深谷シネマ

ふだん引き籠り生活多めの私ですが、今年は割りと出かけた方かも。
特に12月は、何かと出かける機会が多かった。

そして、通常運行時は、2~3か月に1度程度の映画館での映画鑑賞を、12月は、2回!
(1回は試写会)
出来る事なら映画はなるべく映画館で観たいのだけど、とりあえず今は、年に数回映画館で観られるだけでも、幸せだと思っています。


という事で、12月3日は、映画を観るために埼玉県深谷市にある、深谷シネマまで出かけてきました。

深谷シネマは、今の場所、七ツ梅酒造跡に移転してから、TV番組で紹介されたのを見て、すごく心惹かれた場所。
何度か夢にまで出て来たのに、これまで行った事はありませんでした。

この日は、観たかったけどなかなかタイミングがあわずに観られていなかった『福田村事件』の上映。
そして今作のプロデューサー井上淳一さんと出演女優の岩崎聡子さんの舞台挨拶があるという事で、一念発起、早起きして車で出かけてきました。

しかし、寒い時期は、体調崩しやすいので当日まで行けるかどうか微妙。
当日、朝バッチリ気持ちよく起きられたので、井上さんに「今日行きます!」とメッセージを入れてから出発。
ふつうに流れていれば車で1時間~1時間半程度。
だけど、何があるか分からないので早めに出たところ、日曜日の早朝という事もあり、予想以上にすいすいと流れ、8時には現地に到着。(映画は9時30分から)


深谷に近づいてから、ふっかちゃんの描かれたコミュニティバスの後ろをずっと走っていました。
ふっかちゃん大好きなので、信号待ちのタイミングで大急ぎで写真撮影。

早く着きすぎたので、周辺や館内を見て回ると、そこは夢に見たとおりの素敵な場所。

当日は、マルシェ的な催しがあり何やら開店準備中。

スクリーンは小さめだけど、思った以上にしっかりとした映画館。
こじんまりとしていて、とても良い雰囲気。

この日から上映される『福田村事件』に関する新聞記事が館内廊下に掲示されている。
こういう所に「愛」とか「熱意」とか「誠意」とか、そういった大事な心を感じます。

深谷シネマの中(周辺も)は、どこを観ても映画愛に溢れる場所でした。
手書きの映画ポスターがあちらこちらに。

映画終了後に井上淳一プロデューサーと岩崎聡子さんの舞台挨拶。

サイン会での井上さんをガラス越しに盗撮。
ガラスに反射した青空が幻想的。

その後、長野の友人で映画『福田村事件』制作のきっかけを作った人、若林さんとも合流し、みんなで七ツ梅酒造跡を散策。

良い品揃えの古本屋さんがあったり、アニメの制作スタジオがあったり、煉瓦工房があったり、手描きの映画ポスターがたくさん展示されていたり、ライブ演奏が出来るスペースがあったり、この敷地一帯がカルチャー発信基地のような文化共同体のような場所になっていました。

こんな場所がもし歩いて行ける範囲にあったら入りびたってしまいそう。

夢にまで出て来た理由が良く分かりました。

なぜか配電盤に高まり写真を撮る

はじめての深谷シネマ。
意外と車で行きやすい事も分かったし、今後良きタイミングで足を延ばしたい。


「お出かけの記録」

20231207 飯能市 能仁寺

2023 渋谷考」というブログ投稿をした時に思ったのですが、このブログには、音楽活動の事や、映画、音楽の事が主に書かれていて、どこかに出かけた話がほとんど書かれていない。
そこで、たまには過去に遡って写真フォルダを漁り、どこかに出かけた話も書いてみようかな、と思い立ちました。という事で

お出かけの記録


2023年12月7日 飯能市 能仁寺

昨日書いた飯能市立博物館と同じ日に、能仁寺も散歩してきました。
博物館からは目と鼻の先ですが、写真を多めに載せたいと思い、分けて投稿。

能仁寺は子供の頃からとても馴染みのある場所で、何度となく訪れています。
というのも、小学生時代の3年間、ここから歩いて数分の所にある小学校に通っていて、能仁寺周辺のエリア(天覧山、グラウンド(現中央公園)、観音寺、飯能河原など)は遊び場のひとつだったから。

その後も、ほど近い場所に住んでいたので、能仁寺は、ちょっとした空き時間に良い空気を味わいに行く場所であり続けています。

灯篭の並ぶ参道

そしてこの能仁寺は、飯能戦争で渋沢成一郎ら振武軍が本陣を構えた場所。

なぜか、この振武軍の辿って来た場所には(近くに住んだ事があったり、何気なく行っていたり、不思議な巡り合いをしたり)何かと縁があります。
飯能戦争に至る前に、上野戦争があったのですが上野にある彰義隊の碑にも子供の頃から心惹かれ、何度となくお参りしています。子供の頃は「ここで戦争があったのかぁ」というレベルの興味でしたが、徐々に色々な事が分かり、繋がり、不思議な縁を感じています。

飯能戦争に敗れた渋沢成一郎らが向かった伊香保にも縁があるけど、渋沢平九郎が辿った道~最期を遂げた場所には、特に不思議な縁を感じています。そのことについては、そのうち何か書くかも知れません。

※この辺の歴史、気になる方は、ぜひ「上野戦争」「飯能戦争」「振武軍」など調べてみてください。

さて、そういう話はとりあえず置いておいて、この日のお散歩写真を何枚か上げていきます。

12月なので、さすがに枯れている場所も多かったけど、ところどころ見事に色づいた紅葉が見られました。

竹林の中の一本の紅葉

まあ、こんな感じで、ほんの一時(いっとき)ではありますが、冬の一日、心休まる良き時間を過ごしました。

大好きな場所です。
またいつか。


「お出かけの記録」

20231207 飯能市立博物館

2023 渋谷考」というブログ投稿をした時に思ったのですが、このブログには、音楽活動の事や、映画、音楽の事が主に書かれていて、どこかに出かけた話がほとんど書かれていない。
そこで、たまには過去に遡って写真フォルダを漁り、どこかに出かけた話も書いてみようかな、と思い立ちました。という事で

お出かけの記録


2023年12月7日 飯能市立博物館

飯能の博物館へは、気になる特別展があるとブラリと出かけます。
今年も、何度か行きました。

この日、開催中の特別展は「原市場村秘史」
原市場村とは、飯能の街中から入間川(名栗川)沿いの道を、上流方面へと数キロ遡っていくと現れる、山間の村。
そこに、いったいどんな秘められた歴史があるというのでしょう!?

とても気になったので行ってきました。

わくわく、ドキドキします。

これ三代将軍、徳川家光の書状らしい。


こちらは「原市場村条例」に内務大臣(山縣有朋)の印


原市場館という立派な劇場があって賑わっていたらしい。
あんな山の中に!?ちょっと驚き。


と一通り見て感じた事は
「原市場村秘史」
というタイトルはいかがなものか?という事。

これは、立派な「原市場村正史」
もう少し分かりやすく言うならば、これは、ふつうに「原市場村の歴史」

八つ墓村的な何かとか、平家の落人伝説的な何かとか、そういう秘められた話は全くなくて、かつて林業で栄えて、劇場もあって、という歴史でした。


「お出かけの記録」