20230729 埼玉さざえ堂

20230729 埼玉さざえ堂

2023 渋谷考」というブログ投稿をした時に思ったのですが、このブログには、音楽活動の事や、映画、音楽の事が主に書かれていて、どこかに出かけた話がほとんど書かれていない。
そこで、たまには過去に遡って写真フォルダを漁り、どこかに出かけた話も書いてみようかな、と思い立ちました。という事で

お出かけの記録


2023年7月29日 埼玉県 本庄市児玉町 成身院百体観音堂(さざえ堂)

さざえ堂といえば、会津さざえ堂が超有名ですが、埼玉にもさざえ堂があるという話は、何十年も前から知ってはいました。
大体の場所も分かってはいました。

こちらは、会津さざえ堂(会津若松観光ナビより

「いつか行きたいなぁ」と漠然とした気持ちを心の片隅に抱えたまま数十年生きてきたわけですが、昨年の夏、なんのきっかけか(何かTVで紹介されたのかも)、突然思い立ち、訪ねてみる事に。

ものすごく暑い、良く晴れた日に、ものすごく暑い事で有名な埼玉県熊谷市にほど近い本庄市児玉町へと、車を走らせます。
出る前に地図を見て、大体の検討をつけ、あとは勘と案内看板だけを頼りに。
(カーナヴィやグーグル先生とは、あまり相性がよくないので)

群馬方面へ行く時や、小川町やときがわ町方面へのドライブで通いなれまくった道。
車の流れもよく、すいすいと1時間程度の快適ドライブで到着。

これが、埼玉のさざえ堂。
本庄市児玉町にある成身院百体観音堂だ。

近くの本庄市観光農業センターに車を止め、そこで拝観料300円を払い、小高い丘を登ると見えてきます、さざえ堂が。

会津さざえ堂は、外観からして見るからにさざえ堂!螺旋構造がよくわかるちょっと奇妙な作りですが、こちらは、外観的にはふつうの二層構造のように見えるお堂。
しかし内部は、螺旋構造になっていて、ぐるぐると上り、ぐるぐると下る、三階建ての建物。

周辺の自然と外観だけで、既にかなりの満足感と有難みを感じていますが、中も素晴らしかった。
はっきり言って、少しだけ舐めていたかも知れません。ごめんなさい。

螺旋構造の堂内には、このように形も大きさも様々な百体の(主に)観音像が納められています。(阿修羅は千手観音を守る八部衆の一人)
信仰心のあまりない私ですが、幼い頃から仏像や寺社建築の造形は大好き。寺社縁起も好き。
一体一体、造形を愛で、これを作った人、奉納した人への敬意を込めて手を合わせる。

天井画も素晴らしかった。

百体の観音像にしっかりと手を合わせ、かなりの時間をかけて螺旋構造のさざえ堂を巡ったわけですが、前述したとおり、この日は猛暑。
外に出た時にはTシャツが汗でびっしょり。

それでも、さざえ堂の中は、さほど熱くはなく、外も(陽射しは強く気温は高かったものの)時折り涼しい風が吹き、気持ちの良い汗。気持ちの良いさざえ堂探訪となりました。




「お出かけの記録」

Dorutan


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