昨年11月に公開された映画『エターナルズ』、公開初日に映画館で鑑賞しましたが、早くもDisney+での配信が始まったので、改めてじっくりと(2回)見直しました。
で、感想を書こうと思ったのだけど、私のようなタイプの人間(?)は、まず冒頭の音楽で、ものすごく高まるのです、この映画。
2000年頃、David Bowieが『TOY』というアルバムを作っている、というニュースは、David Bowieのファンの間では知られていた。
しかし、そのアルバムはリリースされず、その後、そこに収録されるはずだった曲たちは、色々な形で耳にする機会はあったものの、Bowieが意図していたであろう、1枚のアルバムとしては聴くことがかなわないままだった。
流出音源などで聴く事は、出来たのかも知れないけれど、Bowieがリリースしないと決めたものを、そうまでして聴きたいという気持ちが、私にはありませんでした。
そんな『TOY』が、2022年、Bowieの誕生日の前日(1月7日)に『TOY – Box』という形で正式にリリース。
Read More2017年リメイク版の映画『オリエント急行殺人事件』をDisney+で鑑賞。
とても良い映画でした。
2022年が始まりました。
1月1日も大体いつもどおりの時間に起きて、前日作ったお節、お雑煮を食しつつ、ニューイヤー駅伝をスタートからゴールまでほぼほぼしっかり見て過ごしました。
ホンダの優勝を見届けてからは、近所の神社に初詣。
帰宅後、TVの番組表を眺め、お正月系バラエティーばかりで辟易としていたところ、TVKで映画『台風クラブ』『インファナル・アフェア』を発見して、なんとなく観る事にした。
『台風クラブ』は既に半分ぐらい終わっている時間だけど、何度か観ている映画なので、途中から観るのも悪くない。「観るの何十年ぶり?」と自分に問いかけてみたのだが、はっきり分からない。
まあ面白いし、好きな部分もあるのだけど、BGM的音楽が流れるシーンが非常に少ないATG系の日本映画が、私は、ちょっと苦手。
終わるとすぐに『インファナル・アフェア』が始まり、そのまま2本目(1本半?)の映画鑑賞。
こちらは初見の香港映画ですが、トニー・レオンが出ているので、期待感高め。
トニー・レオンは何と言っても昨年公開されたMCU映画『シャン・チー/テン・リングスの伝説』でのシャン・チーのお父さん役がとても良かったので、好きになりました。
警察がマフィアに放った潜入捜査官。(トニー・レオン)
逆にマフィアが警察に潜り込ませたスパイ。(アンディ・ラウ)
緊迫した展開の連続で最後まで楽しませてもらいました。
女医役でケリー・チャンが出ていたのも、嬉しいポイント。大好きです。
2本ともお正月らしい季節感もなければ、おめでたいムードもない。「元日からこれを選ぶか!?」という映画。自分では絶対に「元日に観る映画」には、チョイスしないと思います。
だけど、最近は配信などで、常に自分で選んだ映画だけを観ているので、たまには、他人が選んだ映画を黙ってみるのも悪くない。と感じた2022年の元日でした。
少し前から、Amazon Prime Videoを開くたびに「あなたが興味のありそうな映画」の一番初めに必ず『Tommy』が表示されていた。
ものすごく推してくる。
そりゃ確かに興味はありますよ、だけど『Tommy』なら何度も観ているのでね。
と、他の映画を観ていたのですが、見放題配信が昨夜で終了するという事もあり、昨日の朝から観てしまいました『Tommy』
マトリックスの続編(4作目)を作るという情報を知ったのはいつだったか。
それ以来、ほんの少しの不安な気持ちと、とても大きな期待を抱きつつ心待ちにしていた日が今日訪れました。
今年も残すところ、あと数日。
毎年、1年があっという間に過ぎていきます。(昨年の書き出しをコピペ)
昨年は、これまでの人生で一番たくさん映画を観た年になりました。(300本弱?)
『2020年に観た映画』一覧
今年は、途中からガクっと少なくなりました。
原因としては、音楽制作の時間を多くとるようになった事、何度か野営旅に出たりと野外活動が若干増えた事、読書量が増えた事、TVや配信のドラマを多く観た事、などが考えられます。
今年も映画館で観た映画は、片手で数えられる程度で、ほとんどが配信で観た物になります。
では、今年観た映画リストを掲載。
印象に残った映画や、全体的な感想なども、後日(なるべく年内に)書いてみたいと思います。
前回のブログ「ラジオ川越 公開収録報告」の最後で少し取り上げましたが、以前からとても気になっていた書籍『川越の建物 近代建築編』を購入いたしました。
実は、近代建築大好きなのです。
いや、まあ、近代建築に限らず、神社やお寺、お城などの建築物や、古民家や蔵作りなど歴史を感じる建物全般も好き。
万博のパビリオン的な超モダン建築も好きだし、建物だけではなく高速道路や鉄道の立体交差とか、鉄塔、ダムなどにも惹かれます。
それどころか、自然の景観や樹木、草花、雲や星、動物などなど、とにかく目に入る物なんでも「美しい」と感じると、いつまでも見入ってしまう習性が私にはあります。
そんな中でも近代建築にはとても心惹かれてきました。
小学生の頃から、日比谷や銀座の辺りを歩くと古いビルヂングに見入り、なぜか郷愁のような感覚がわきあがっていました。
江戸川乱歩の諸作品や、荒俣宏の「帝都物語」に出てくる東京の描写を読むと、心の中に景色がわきあがり、やはり郷愁に近い感覚をおぼえました。
自由学園明日館など、フランク・ロイド・ライトが手がけた建築物を巡ったりもしていました。
川越は、小江戸と呼ばれ、江戸時代を思わせる街並みが有名ですが、この本に取り上げられているような近代のモダンな建物もまたたくさんあって、以前からとても気になっていました。
そんな、気になっていた建物たちが、この本には美しい図版と共に網羅されているのです。
面白いのは、それぞれの建物のメインビジュアルは、写真ではなく、アニメの背景を専門に手がけている「プロダクション アイ」の手による美しい絵なのです。
そして、川越を舞台にしたアニメなどで取り上げられている建物には、その作品名も添えられていて「聖地巡礼ガイドブック」としての機能も兼ね備えています。
年配の方の街歩きガイドとしても、若いアニメファンの聖地巡礼ガイドとしても、充分楽しめる作りになっています。
かといって、決して中途半端な物ではなく、一軒一軒の建物についてしっかりと掘り下げられた、読み物としても内容の濃い物です。写真も豊富で、過去の写真と現在の比較なども興味深い物でした。
個人的にすごくうれしかったのは、建物にほどこされたレリーフをきれいな写真でしっかりと見ることが出来た事。特に、川越アートカフェ エレバードのレリーフ。
なにやらギルドや秘密結社の紋章的なシンボルマーク、これの意味、正体を知る事が出来たのが一番のときめきでした。
満足度抜群!
仙波書房さんとは、少しお話させていただいたのですが、今後予定している出版企画も面白そうな物ばかり。
とても楽しみです。