月: 2024年1月

Goodstock Tokyoワンマン公演報告 – どるたん編 –

1月21日(日)
数日前の天気予報では雪。
うちの車は、夏タイヤ。
チェーンなどの装備品もなし。
雪だったらどうやって会場入りすればよいのか・・・
安価で簡易的なチェーンなどネット検索してみたりなんだり。
しかし、決めた。
雪降りません。

そして

前日の予報で、雪が雨に変わる。
これなら車で行ける。
そして予報ではライヴが終わるころまで雨だけど、雨にも濡れないと確信。
結果、家を出る時には降っていたけど、部屋から車までは濡れずに行けるし、着いた時には、ほぼ止んでいたのでカサもささず(いつも持ってない)に会場入り。
帰りは気持ち良く晴れていました。

まあ、そんな感じで、天も味方につけての、2024年初LIVE。初Goodstock Tokyoワンマン公演。

前日、なんとなくLIVEの流れを考えて、「この辺の曲やります。」としゃあみんに送る。
送った中には、80年代に作った不思議なバレッツの楽曲も何曲か入っていたのだけど、リハ後に、しっかりとしたセットリストを決める段階でどう考えても曲数が多すぎる、そして入れる場所がない、という事で、80年代バレッツ曲は、今回はバッサリとカット。

大体、どるしゃあ曲だけでも全部やったら2時間では全然収まらないので、はっきり言って、昔の曲やら、カヴァー曲なんてやっている場合じゃないんですよ。

でも、その時の気持ちの流れや、社会状況などによって「どうしても今これを歌いたい」という歌が出てきます。
今回はやらなかったけど、「ハレルヤ」や「ユニヴァーサル・ソルジャー」「悪魔を憐れむ歌」の日本語カヴァーも歌いたかった。
どるしゃあ曲にしても、『異郷の詩』の曲を4曲しかやらなかったけど、あれもこれもやりたかった。

そんな中、前半45分、後半45分に収めようとしぼりにしぼった曲達。
前半はほぼ45分ピッタリ、しかし後半は全然収まりませんでした。ごめんなさい。

それがこれだ!This is it!

2024年1月21日 Goodstock Tokyo setlist

  1. 電気のダンス
  2. スケッチ
  3. あやつり人形(PANTAカヴァー)
  4. 明るい未来
  5. 混乱の街
  6. 滅びの街
  7. 月影のダンス

    (intermission 15min.)
  8. ひとつぶの種になって(頭脳警察カヴァー)
  9. 湖の街
  10. 紫陽花アナベル
  11. 本棚
  12. Emiliani
  13. Caffè Florian
  14. Museo
  15. ナハトムジーク(PANTAカヴァー)
  16. Brescia
  17. ばるぼらの歌

    (Encore)
  18. boy

全18曲
2時間over

何度かブログにも書いているけど、ここGoodstock Tokyoは、PANTAさんが繋げてくれた場所。
(「PANTAさんとGoodstock Tokyo」参照)
ここでやる時は、PANTAさんの曲を歌い継ぐと(勝手に)決めています。
今回は3曲。今の自分自身の気持ちにも寄り添ってもらえる曲達。

スタート時から、なんとなく自分の力以上の何かが溢れ出ているような、引き上げられているような感覚。心は熱くなっているんだけど、脳のどこかはスッとしているような感覚。この感覚、LIVEでは何度か体感しているんだけど、実は音楽表現時以外にもあって(野球中とかバイク運転中とか手術され中とか帰国前日のプログラミング中とか)、ちょっと集中の上をいっちゃって逆に真空状態みたいになる事があります。昨日も何度か真空になり、歌詞もコードも展開も全部すっとびました。(言い訳です。)
(でもふだんよくあるミスとはちょっと違うのよ。)
(てかミスするな。)

でも、その(ただならぬ)感じは、しゃあみんにも、観ている方々にも伝わっていたようで。

昨夜、新見さん(Goodstock Tokyo代表)が、こんなコメントを寄せてくれました。

今日は凄いライブでした。PANTAさんが乗り移ったのか? 
とくに前半4曲は一気に行った感じで! 1曲1曲きちんと歌詞が入ってきました。
こんなライブを続けていきましょう。
次回楽しみにしています。

という事で、次回は4月6日(土)たぶん13時スタート!
今から、予定に入れておいてください。

Goodstock Tokyoワンマン公演報告 – しゃあみん編 –

1月21日(日)雨と風に震えながら朝出発。
11時に大岡山GoodstockTokyoへ到着。

お店にはオリジナルウイスキーの酒樽とか♪
このお店が近くにあったら通っちゃうよね。
居心地がほんとに、いいの。

こちらでの演奏では、必ず頭脳警察やPANTAさんの曲を演奏します。
GoodstockTokyoはPANTAさんの紹介で出演する様になった場所。
PANTAさんの歌を継いでいきたい場所です。

今回は、リハーサルも40分位やり本番へ。
さて、予定曲を大分変更しての本番。

しっかりリハして気持ちが盛り上がったゃったのか、最初から飛ばすどるたん(笑)
一声目から、「うひょ!」って思っちゃった(笑)凄いんだもん。

今回も二人の秘密を小出しにしながら、絶唱。
2時間越えの演奏でした。

帰りに外へ出ると、雨も上がり暖かく。

本当にみなさんありがとうございました。

次回は4月6日(土)の昼の部で。
よろしくお願いします。

「本棚」

もしくは「人は見たいものしか見えない」話。

明日は、どるしゃあ今年初LIVE(Goodstock Tokyo ワンマン公演)。

セットリストをあれこれ考えていて、久しぶりに「本棚」でもやろうかな、と思ったのです。
(「本棚」の成り立ちや歌詞などは下のリンクを参照してください)
「本棚」(Live動画アップしました)のこと

そして、1つ思い出した事が。
それは、20年ほど前、当時の家には巨大な本棚(レコード棚、別の部屋に書庫、廃業したCD店からもらった巨大なCD陳列用棚など)がありました。

本棚は高さ3m以上あり、上の方の本は、梯子をつかって取るシステム。
その本棚に並ぶ本の背表紙を見ながら作った歌が「本棚」。

その部屋にある日、近所の奥様達が来ることになりました。
そして、本棚やら何やらを見ながら「うわ~すごい!!」と驚いていました。

それから数日後、お会いした近所の方から
「どるたんさんのうちって、マンガ本がすごくいっぱいあるんでしょ?」
と声をかけられました。
「Aさんから聞いたんですけど、壁一面の大きな本棚に外国の図書館みたいに梯子があって、そこにマンガ本が何千冊も並んでる。って」

いや、確かにマンガ本は何千冊も持っているのだけど、その本棚に並んでいるのはごくごく1部で、手塚治虫のごく1部、水木しげるのごく1部、あとは、萩尾望都、大島弓子、山岸凉子、竹宮恵子、内田善美など、全部で100冊程度。
その辺が、本棚の一角にちょこんとあるだけなのです。
それ以外の膨大なマンガ本は、棚には並んでいなくて、箱に入れて書庫に押し込まれていました。
「あしたのジョー」も「おそ松くん」も「ドカベン」も「サイボーグ009」も「父の魂」も「バリバリ伝説」も「1・2の三四郎」も「沈黙の艦隊」も「アリエスの乙女たち」も「いつもポケットにショパン」も「BANANA FISH」も「浮浪雲」も「同棲時代」も、何もかも。
本棚には並んでいない。

その本棚の大部分は、小説他活字本で筒井康隆全集全巻及び夥しい数の筒井康隆関係。どでかく重いポー全集全3巻、「フローラ逍遥」他美しい装丁の澁澤龍彦ハードカバー本の数々、集英社のラテンアメリカの文学、講談社ブルーバックスのコーナーなどなどなどなど、天井近くの文庫本エリアには、国枝史郎伝奇文庫全冊、春陽文庫版江戸川乱歩全冊、創元推理文庫のラヴクラフト全集、河出文庫の稲垣足穂、福武文庫の内田百閒、角川文庫の柳田國男、荒俣宏、夢野久作、新潮文庫の太宰治、三島由紀夫、谷崎潤一郎、カミュ、カフカ、そしてヴェルレーヌやコクトーの詩集シリーズなどなどなどなどなどが、ぎっしりと並んでいた。

活字本とマンガ本の比率は9:1、いや、マンガ本5%程度といったところ。
でも、そのAさんには、全部マンガ本に見えたらしい。

一角に並ぶ100冊ほどのマンガ本を見て、それ以外のすべての本もマンガ本に見えたらしい。

そんな事ってある!?

と、その時は驚いたのだけど、実は、そういう人の方が多いのかも知れない。
なんにも見えてない人、気づいていない人、本当に多いから。

車に乗っていても、目の前の歩道に自転車が来ているのに、車が途切れた瞬間に飛び出そうとするドライバー、めちゃくちゃよく見かける。車しか目に入っていない。車にだけ気をつければいいと思っている。

めちゃくちゃな事やられていても、自民党が一番ましだと思っている人とか。
ちょっと話が違うか?これは変化を嫌う人の話?現状維持が一番だと思っている人の話?
現状維持も出来てないんだけど。

話がズレました。

自分に分かる事、興味がある事以外何も見えない人っているのですね。
まあ、逆に私が何にでも興味がありすぎるのかも知れないけど。

昨年、どるしゃあのツアーで行った宇都宮のおかりやさんに並んでいる本やレコード、貼られているポスターやチラシなんか隅から隅まで見たくなってしまった、というか時間の許す限りあれこれ見まくっていたし、それは青梅のアトリエよぎでも同じ。

宇都宮 キッチンカフェおかりや
青梅 アトリエよぎ

Goodstock Tokyoのレコード棚や本棚も。
深谷シネマの本棚や掲示物も隅々まで見て来たし。



自分に分かる事、興味がある事以外何も見えない人、見ようとしない人って、やっぱりつまらない人なのよな。
リアル社会の多くの人と話が合わないのは、そういう事なのかも知れない。
まあ何十年も生きてきて、話が合わない人や価値観が違う人とは自然と付き合いがなくなったし、SNS時代になって話が合う人とつながりやすくなった結果、最近は周りには良い関係性の人、何かしら秀でている人、面白い人しかいません。


写真は最近(2022年11月頃)の隙間家具的本棚の一角

そして最後にしつこく告知、明日です!
よろしく~

2024年1月21日(日)
大岡山 Goodstock Tokyo

DORUTAN+SHARMIN : RECITAL SERIES Vol.29
(どるたん+しゃあみん ワンマン公演)

どるたん+しゃあみんワンマン公演&有料配信ライブ

12:30開場 13:00開演(配信スタート)
前売り・予約 3,000円/当日 3,500円(税込み・ドリンク別)
配信視聴チケット 3,000円
有料配信詳細・チケット購入URL
https://www.staglee.com/events/8184/

〒145-0062
東京都 大田区北千束3−20−8
スターバレーII B1F
03-6451-7396


アコースティック音楽嗜好 ‐73‐

珠玉の小品、隠れた名曲 その39
アコースティックギターがかっこいいロック その9

今回はAlan Hull 1975年発売のセカンド・ソロ・アルバム『SQUIRE』から2曲取り上げます。

まずは「珠玉の小品」カテゴリーで、A面3曲目に収録されている曲。
「Picture (A Little Girl)」

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アコースティック音楽嗜好 ‐72‐

大好きなヒット曲(5)
R.E.M. – Losing My Religion (1991)

私を形成しているもの

今の自分を形成する一部になっていると言えるほど印象に残る様々なものを「私を形成しているもの」としてとりあげていきます。他のSNSなどに投稿したものを加筆修正して再掲載しているものもあります。
※この下に書かれた年号は作品の発表年ではなく私がその作品に初めて触れた(と思われる)年。またはそのイベント、出来事を経験した年。
※ただの思い出話です。


1991

R.E.M. – Losing My Religion (1991)

この曲は「アコースティック音楽嗜好」と同時に、「私を形成しているもの」音楽部門としても取り上げておきたいと思います。

R.E.M.は、アコースティック楽器を効果的に使っている曲が、アルバムに何曲かは入っていて、好きな曲も多いのですが、こと「ヒット曲」となると、すぐに頭に浮かぶのがこの「Losing My Religion」
私の「アコースティック音楽嗜好」にも、ジャストフィット。

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PANTA 頭脳警察 cover その2

昨日、どるたん+しゃあみん Goodstock Tokyo ワンマン公演からPANTA、頭脳警察のカヴァー(ダイジェスト版)をYouTubeにアップロードしました。
(「PANTA 頭脳警察 cover」参照)

今日は、その第2弾。
これは、すべて昨年、8月6日のGoodstock Tokyo ワンマン公演で演奏したものです。
この公演のほぼ1か月前にPANTAさんが亡くなり、まだ全く受け止め切れていない状態で、ワンマン公演を迎えました。

そして急遽、PANTAさんの曲を10曲演奏。
その時の事は過去ブログに詳しく書いてあります。

8月6日 Goodstock Tokyo報告(第1報)
暑く長く奇妙な1日

そんな10曲の中から以下の6曲をダイジェストで

ひとつぶの種になって(頭脳警察)
時々吠えることがある(頭脳警察)
落ち葉のささやき(頭脳警察)
心の落ちつき失せて(頭脳警察)
マーラーズパーラー(PANTA)
ふざけるんじゃねえよ(頭脳警察)

それぞれの曲は、かなり短く編集されています。
なお、この日は、記録用のハンディカム映像があまり良い状態ではなかったので、有料配信用の物をモノクロかつ短めのダイジェストにしています。音はエアー(ハンディカムのマイク)の音を重ねてあります。(元が有料の物なのでこのような形で加工してアップロードしました)

という事で、最後は宣伝になりますが、4日後、1月21日(日)どるたん+しゃあみん 今年の初LIVE!
Goodstock Tokyo ワンマン公演どうぞよろしくお願いいたします。


2024年1月21日(日)
大岡山 Goodstock Tokyo

DORUTAN+SHARMIN : RECITAL SERIES Vol.29
(どるたん+しゃあみん ワンマン公演)

どるたん+しゃあみんワンマン公演&有料配信ライブ

12:30開場 13:00開演(配信スタート)
前売り・予約 3,000円/当日 3,500円(税込み・ドリンク別)
配信視聴チケット 3,000円
有料配信詳細・チケット購入URL
https://www.staglee.com/events/8184/

〒145-0062
東京都 大田区北千束3−20−8
スターバレーII B1F
03-6451-7396


PANTA 頭脳警察 cover

どるたん+しゃあみん、今年、2024年のLIVE初め、1月21日(日)Goodstock Tokyoワンマン公演まで、あと5日となりました。

先日書いた告知ブログには「どんな演目になるのかは、これから考えていくつもり」と書きましたが、1つだけ決めている事があります。

それは、Goodstock Tokyoワンマン公演では、必ず1曲はPANTAさんの曲をやるという事。
今回、何をやるかはまだ決めていませんが、絶対何かしらやります。

ということで、予告編的に、どるしゃあのPANTA(頭脳警察)カヴァー過去動画をYouTubeにアップいたしました。
ダイジェストで「あやつり人形」「少年は南へ」「ナハトムジーク」の3曲(各1分程度)です。

ダイジェストなので、それぞれの曲はすぐに終わってしまいます。ちゃんと通して観たい方、聴きたい方は、ぜひLIVEまたは配信でお楽しみください。

このブログでは、何度か語っていますが、私たちがGoodstock Tokyoでワンマン公演を出来るようになったのは、PANTAさんが繋いでくれた縁なのです。
「PANTAさんとGoodstock Tokyo」参照、まだ読んでいない方はぜひ読んで欲しい内容です)

そんな事もあって、Goodstock Tokyoでは、これまでもPANTAさんの曲をカヴァーすることが多々あったのですが、昨年PANTAさんが亡くなって以後は、「必ず1曲はPANTAさんの曲をやる」という決まり事を自分たちに課しています。

感謝の気持ちと、歌い継いでいくという決意を込めて。


>(つづき)PANTA 頭脳警察 cover その2

(追記)
カヴァーをやることに関してはPANTAさんからOKをいただいています。
(過去ブログ「心の落ちつき失せて」参照)


2024年1月前半に観た映画

2024年、あけてから15日。今年、第1弾の「観た映画」です。ふだんなるべく短く感想を書くことを心掛けているのだけど、幼少期に嵌った「アトム」、少年期から青年期にかけて嵌った「猪木」の映画に関しては、言葉が多くなってしまった。そして全然語り切れていない。


☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


2024年1月前半に観た映画
2024年1月前半に観た映画

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2024年、初ワンマン公演まであと1週間

どるたん+しゃあみん、今年初のLIVEは、恒例、Goodstock Tokyoでのワンマン公演。
今日からちょうど1週間後の1月21日(日)の開催です。
すっかりおなじみとなった昼の部、13時開演。

配信もありますので、遠くて来られない方、時間の都合がつかない方(アーカイブ配信で1週間観られます)は、ぜひご利用下さい。

2024年1月21日(日)
大岡山 Goodstock Tokyo

DORUTAN+SHARMIN : RECITAL SERIES Vol.29
(どるたん+しゃあみん ワンマン公演)

どるたん+しゃあみんワンマン公演&有料配信ライブ

12:30開場 13:00開演(配信スタート)
前売り・予約 3,000円/当日 3,500円(税込み・ドリンク別)
配信視聴チケット 3,000円
有料配信詳細・チケット購入URL
https://www.staglee.com/events/8184/

〒145-0062
東京都 大田区北千束3−20−8
スターバレーII B1F
03-6451-7396


どんな演目になるのかは、これから考えていくつもりです。

例えば、昨年5月のワンマンでは、80年代不思議なバレッツの楽曲を5曲も演奏したけど、その後、ほとんど取り上げていなかったり、けっこうその時の気分で演奏曲目も変わりますので、毎回観ている方にも楽しんでいただけるかと思います。

さて、2024年、一発目のワンマン、どんなLIVEになるのかお楽しみに!
自分自身でも楽しみです。

2023年によく聴いた音楽

昨年、発売された音源の中で、最もよく聴いたものって何だろう。
と考えてみたのですが、正直あまり「これ!」というのがなくて、というのも、あまりしっかりと新しい音楽、新しい音源に接してこなかった。

そんな中で、ひとつあげるとするならば、これかも

On Byrd’s Wings – William Byrd & his Circle

Dorothee Mields, Magdalene Harer, Ryosuke Sakamoto, Boreas Quartett Bremen, Hathor Consort

これは、ウィリアム・バード(とその周辺の方)が作った音楽の作品集。
ウィリアム・バードは、16世紀イギリスの作曲家なので、全然新しい音楽じゃない、というより、ものすごく古い音楽なのですが、一応、昨年発売されたCDという事で。

このCDに出会ったのは、以前、AmazonでDorothee MieldsさんのCDを買ったことがあったので、Amazonからおすすめされた、という理由。

Dorothee Mieldsは、ソプラノ歌手で、毎朝聴いているNHK FM「古楽の楽しみ」で彼女が歌っている作品が取り上げられたこともあり、興味をもっていました。

ただ、このCDに参加している他の方々については、ほとんど知識がありません。
知っていたのはリュート奏者の坂本龍右さんだけ。

ですが、とりあえずAmazonさんに薦められるままに聴いてみたところ、見事に嵌って、2023年発売の中では一番の愛聴盤になった次第です。

作曲者についても、演奏者についても、語るべき知識は持っていないので、特に何も書くことはないのだけど「これが私の2023年ナンバー1!もっともよく聴いたCD」って事で。



他に、例えばロック系とかで、どんな音楽を聴いていたのだろうか、と考えを巡らしてみたところ、新譜CDなどは、ほぼほぼ買っていないのですが、ネット配信などを利用して、ちょっと能動的に、自ら積極的に、聴いていた曲は、この2曲。

King Gnu 「SPECIALZ」と、羊文学「more than words」

この2曲、TVアニメ『呪術廻戦』「渋谷事変」のOP曲とED曲。
『呪術廻戦』はずっと観て来たのだけど、特に、この「渋谷事変」のOPとEDは心に残りました。
こういうポップでもなく、さほどキャッチーでもない、若干不気味なムードを持った曲が(アニメの主題歌という)市民権を得られる時代になったのだな、と感慨深いものがあり、特に「SPECIALZ」の方は何度となく聴いていました。

パッと思い出せるのって、これぐらいかな・・・2023年の私に響いた音楽。