2024年4月前半に観た映画

2024年4月前半に観た映画

4月も半分終わりました。最近少し映画を観るペースが戻ってきたようで、今回はここ数回の中では多めの11本。しかも☆5つが5本という豊作。
どれも面白かったのだけど、特に心に残ったのは『星の旅人たち』と『大河への道』でした。


☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


2024年4月前半に観た映画
2024年4月前半に観た映画

1日『大河への道』(Amazon)☆☆☆☆☆

『大河への道』
『大河への道』

「伊能忠敬を大河ドラマに!」と奮闘する香取市市役所の面々、劇中劇で、脚本家が「こういう話にしたい」という話がまるまる描かれている。その劇中劇だけでも、実際の歴史ドラマを1本観たかのような面白さ。手応え。そして現代の話もまた面白く描けていて、幾重にも楽しむ事が出来る映画。題材も好きだし、手法にも感心。


2日『ゴジラ-1.0』(映画館)☆☆☆☆☆

『ゴジラ-1.0』
『ゴジラ-1.0』


遅れに遅ればせながら、映画館で観た。これは映画館で観なければいけない映画。ちょっと思う事色々ありすぎて、短くまとめられないので、そのうち何か単発でブログを書くかも。書かないかも。


3日『星の旅人たち』(Amazon)☆☆☆☆☆

『星の旅人たち』
『星の旅人たち』

これはとても素敵な映画。大好き。聖地サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼初日に命を落としてしまった息子の遺志を(なんとなく成り行きで)継いで巡礼道を(遺灰を巡礼道の要所要所に撒きつつ)歩く父。そこで出会った人との心の交流。最後に出会うもの。フランスからスペインへ至る風景。好きしかない。


4日『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(Amazon)☆☆☆☆☆

『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』
『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』

Amazonの見放題が終了するというので、2度目の鑑賞。ジェームズ・ガン監督作品だけあって面白いしかない。バカなのに超かっこいい。溢れるMCU味にくらくらする。またいつか観返してみたい映画。


5日『ブレット・トレイン』(Amazon)☆☆☆☆

『ブレット・トレイン』
『ブレット・トレイン』

ちょっと変な日本のちょっと変な新幹線内が舞台の映画。殺し屋だらけの新幹線で東京から京都へと向かう。ひとりひとりの人物描写が面白く最後に向かって各キャラクターが生きてくる流れが素敵。映像も音楽も好き。


7日『ニューオーダー』(Amazon)☆☆☆☆

『ニューオーダー』
『ニューオーダー』

近未来(?)のメキシコが舞台の映画。貧富の差がとんでもなく大きくなった世界、大規模なデモが暴動になり、暴徒たちが大金持ちの結婚パーティーへなだれ込む。ヒロインのお金持ち令嬢(花嫁)は、労働者にも心を寄せる優しい人だったのだが・・・なんともやるせない。そしてこういう未来はどこにでもすぐにでも起こりえるのだ。


9日『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』(Amazon)☆☆☆☆

『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』
『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』

ルーマニアからロンドンへ謎の木箱を運ぶ帆船、その箱の中にはドラキュラがいて、乗組員が襲われてゆく話。帆船の映像が美しくてそこに関しては満足感があるけど、ドラキュラ(怪物)の造形、描写がイマイチ。最後まで実態を見せない方が良かったのでは?とすら思う。ただロンドンでのラストは割と好き。


10日『グランツーリスモ』(Amazon)☆☆☆☆☆

『グランツーリスモ』
『グランツーリスモ』

プレステのゲーム「グランツーリスモ」でトップレベルの強者を世界から集めて実際のレースカーに乗せて戦わせるプロジェクト。実話を元に描いている。最高に面白かったし、感じる所がいっぱいあった。日産チームを立ち上げた若干あやしげな男、見覚えがあると思ったけど、オーランド・ブルームだったとは、最後まで分からなかった。


11日『やがて海へと届く』(Amazon)☆☆☆☆

『やがて海へと届く』
『やがて海へと届く』

岸井ゆきのと浜辺美波。最近よく見る人気女優2人が演じる愛にも近い友情物語。冒頭の抽象的アニメーション映像、後半に至るまでほとんど音楽らしい音楽もなく淡々と紡がれる話。その意味が後半一気に分かるというか伝わり心になだれ込んでくる。なるほど。


12日『トワイライト〜初恋〜』(Amazon)☆☆☆☆

『トワイライト〜初恋〜』
『トワイライト〜初恋〜』

内容をよく知らずに観たのだけど、これもドラキュラ物でした。ある程度人間社会に順応して暮らすドラキュラ一族の男と人間の女の恋愛物語。山間部の街、森や山の色味を抑えた映像が美しい。話もけっこう面白かった。観終わってから調べたらこれシリーズ作品の一作目だった。つづきも観たくなった。


14日『劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~』(Amazon)☆☆☆☆

『劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~』
『劇場版 TOKYO MER~走る緊急救命室~』

テレビドラマで観ていたので、楽しめました。とはいえ、話がうまくいきすぎるというか、都合よすぎるというか、そういうシーンの連続で若干バカにされている感もあります。「こんなもんでハラハラドキドキするんでしょ?」的に軽くみられているというか。私がひねくれてるだけでしょうか?(面白かったけどさ)



Dorutan


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


*

CAPTCHA