今日から8月という事で、毎月恒例のやつをアップいたします。
Read More7月3日のどるしゃあGoodstock Tokyoワンマン公演では、既報(公演報告、どるたん編、しゃあみん編)のとおり、2時間に渡って(主に)どるしゃあ結成後に作った曲を演奏、披露いたしました。
どるしゃあ楽曲は、ほぼ網羅したと言っても過言ではありませんが、実は、ライヴでは披露していない楽曲もまだまだあります。
例えば、映画「ツンデレ娘 奥手な初体験」のサウンドトラックとして作った楽曲たち。
(Soundcloudで聴取可能)
https://soundcloud.com/dorutan/sets/original-sound-track
この映画には、主演のあべみかこさんが、小学校の校歌を歌うシーンがあるのですが、その校歌も、どるたんが(急遽)作詞、作曲したもので、この校歌に関しては、過去に何度かライヴで演奏した事があります。
一度目は、脚本を書かれた井上淳一氏が来場された時、もう一度はこの映画にエキストラとして出演した方々が大勢来場してくれたどるしゃあ長野公演の時。
まあ、歌のキーもあわないし、特殊な曲なので、そういう特別な時だけの特別な演奏です。
そしてライヴで一度だけ披露した曲、というのもいくつかあって、その中でちょっと思い入れのある曲が、この「ギター合奏曲 第1番」(仮題)
(先ほどYouTubeにアップしたのでよろしければ聴いてください)
音合わせはリハの1回だけ、事前練習なしのぶっつけ本番なので、ミスもあるし、荒い演奏なのですが、この曲に対する思い入れは演奏云々の話ではなくて、これから死ぬまでにやりたい事(後述)の一里塚的な話。
この曲が出来た時、ギター1本で重ね録りしたデモをしゃあみんに送ったところ、「楽譜をください。」と言われたのです。楽譜があればライヴで出来るからと。
楽譜!?コード譜ではなく楽譜!?
書いたことないのですが・・・
しかし、これすごく良いきっかけ、良い経験になると思いがんばって書きました。
ギター片手に、拍子を刻みながら、五線譜に落とし込んでいくのですが、ものすご~く時間がかかります。
それでも何段か書き終えた時、ふと、Pro Toolsに楽譜を書ける機能があったような・・・そんな画面をみた事があるような、ないような・・・と思い出して、Pro Toolsを立ち上げてみました。
その機能は確かにあったのですが、MIDIデータを楽譜にするというものでした。
まあ、そうですよね。
これだと、ギターで弾いたものを、もう一度鍵盤で弾いてMIDIデータ化しなければなりません。
手書きでやるにしても、Pro Toolsでやるにしても、(これまで理論ゼロ、感覚だけで曲を作ってきた)私にとっては大変な手間、どちらにしてもギター片手に確認しながらの作業になります。
ただ、Pro Toolsの方が圧倒的にきれいな楽譜が出来上がることが分かり、コツコツとギター片手に鍵盤での打ち込み作業、出来上がった楽譜をしゃあみんに送ったところ「これで大丈夫。」という事で、出来立てのこの曲を早速ライヴで披露する事になったのです。
で、まあ、演奏はあんな感じ。ご笑覧下さい、というレベルですが、なぜ、これが死ぬまでにやりたい事の一里塚なのかという話。
その前に、映画音楽。
これもまた、死ぬまでにやりたい事のひとつで「ツンデレ娘 奥手な初体験」のサウンドトラックがその一里塚なのかな、と思っています。
「ギター合奏曲」も「ツンデレ娘」も、道は重なっているのです。
まず、子供の頃から、映画やTVの音楽が大好きでした。
「ゴジラ」の伊福部昭であったり、「ウルトラセブン」の冬木透であったり、「ジャングル大帝」の冨田勲であったり、そういう音楽に胸ときかめせてきたのです。もう少し長じてからは、ニーノ・ロータ、ヘンリー・マンシーニ、エンニオ・モリコーネ、ジョン・ウィリアムズ他が作り出した、数々の映画音楽たち。
ただただ聴くのが好きというだけだったのですが、いつの頃からか(割と最近)、そういう音楽を作りたいと言う気持ちが生まれてきました。
そんな気持ちから、何年か前に架空の映画のサントラとして、作った音楽があります。
それは、この「New Clear Soundscape」のシリーズ。
(YouTubeで観ていただくと、画面右側にこのシリーズ5曲のリストが表示されます)
New Clear Soundscapeというシリーズですが「New Clear」は「Nuclear」とかけていて、原発事故、原子力災害後の世界を描いた映画のサントラというスタンスです。
「Alfa Decay」「Beta Decay]「Control Rods」「Fallout」「Ground Water」という5曲のタイトルも、原子力発電や原発事故に関係するような言葉になっています。
今は、どるしゃあで歌って演奏できるタイプの曲を主に作っていますが、こういう音楽も作っていきたいし、いずれ実際の映画音楽を作りたいという気持ちを強く持っているのです。
(死ぬまでにやりたい事のひとつ)
そして「ギター合奏曲 第1番」の話に戻ります。
この曲を作った時には、特に深い考えもなく、なんとなくギターを弾いていたら出来たのですが、根底にあった気持ちはたぶん、こんな感じ。
私、映画音楽と並んで、クラシック音楽、特に古楽というのも、好きな音楽の分野なので、なんとなく古楽のようなテイストを持った合奏曲として出来上がったのかな、と。
「ギター合奏曲」の後に、似たような分野でこんな曲も作っています。
こういう曲もまた、映画音楽につながっていく部分があると思っています。
さらに、死ぬまでにやりたい事の一番大きな目標があって、それはこれまでしゃあみんにしか話した事がないのですが、実は「交響曲を書き上げたい。」という大それたもの。
「ギター合奏曲 第1番」がその一里塚というのは(あまりにも小さな一歩ではあるのですが)そういう意味なのです。
たかがギター2本の楽譜を書くのに四苦八苦しているような有様では、交響曲を書くにはとても心許ない状況ではありますが、今の世の中、色々な方法が考えられます。
このまま音楽をやり続けていけば、必ず辿り着ける場所だと信じています。
どるしゃあの音楽を作って、演奏を続けて、映画音楽も作って、交響曲も作る。
老い先さほど長くはありませんが、やる事がたくさんあって楽しい日々です。
締め切りがあると、そして締め切りが近くなると、ふだんの何百倍も力を出せるタイプの人間なので、誰か、ぜひ発注してください。
特に映画関係者の皆様、ぜひぜひお願いします!
7月3日(日)
どるたん+しゃあみん、GoodstockTokyoワンマン公演無事終了いたしました。
ありがとうございました。
通常、Goodstock Tokyoでのワンマン公演は、90分程度という暗黙の了解、いや暗黙ではなくて軽い決め事(?)的なものがあるのですが、今回、途中休憩もなく、2時間弱やってしまいました。
セットリストを決めた時に90分では収まらないような気はしていました。
なので今回は、長尺になりがちな「スケッチ」をカットしたのですが、それでも全く90分には収まりませんでした。
歌いたい歌、伝えたい言葉、なんだか分からないけど内側から湧き出してくる何か、そういうものが今の私にはあるのです。
もし長すぎたらごめんなさい。
こんな私(私達)についてこられる方だけ、これからもお付き合いください。
さて、今回のセットリストは
- 電気のダンス
- 明るい未来
- ぼくはただ生きている
- 紫陽花アナベル
- 湖の街(仮)
- Emiliani
- Vivaldi
- Caffè Florian
- Museo
- Stazione
- 滅びの街
- 本棚
- ハレルヤ
- boy
- Brescia
- ばるぼらの歌
(アンコール) - 東京(Take Me Home, Country Roads)
カヴァー2曲を抜かすと、ほぼ、どるしゃあ結成後に作った曲ですが、今回、不思議軍の「明るい未来」、不思議なバレッツの「本棚」という古い曲を取り上げました。
古い曲と言っても、2曲とも2010年前後に出来た曲なので、活動歴40年ぐらいの中では新しい曲か?(笑)
「明るい未来」は、これまでも取り上げた事があるけど、「本棚」は不思議なバレッツ解散後は、1度も演奏した事のない曲。
基本的に常に新しい曲が好き、新しい曲をやりたい、そういうタイプの人なので、あまり古い曲はやらないのだけど、別に変なこだわりがあるわけではないので、気分次第でこういう曲を取り上げるのもありかと思っています。
今回やってみて、この曲は、どるしゃあで育てていきたいかも、って少しだけ思った。
まあ、そんなこんなで、充実した時間を過ごせました。
やる側だけ充実していても仕方ありません、2時間つきあってくれた方々は、どうだったのでしょうか?
感想なり「長すぎ!」とかクレームでも、何か、どこかで聞かせていただけると嬉しいです。
改めまして、どうもありがとうございました。
つぎのワンマンは9月!(たぶん)
今日から7月という事で、毎月恒例のやつをアップいたします。
Read More6月12日のAPIA40『この世界は終わらない』出演後、若干燃え尽き気味の私(どるたん)でしたが、今週末7月3日(日)のGoodstock Tokyoワンマン公演に向けて、気力充実してまいりました。
前回、4月10日のGoodstock Tokyo~6月12日のAPIA40でのオープニング曲は、「明るい未来」~「スケッチ」というどるしゃあ的には若干過激な選曲でした。
今回は、どうなるか本人も当日まで検討つきませんが、どるしゃあでは初披露となる珍しめの曲も取り上げようかと思っています。
前回のGoodstock Tokyo公演で初披露した、レナード・コーエン「ハレルヤ」の日本語カヴァーも、またやるかも知れません。
ということで、前回の「ハレルヤ」ライヴ動画をYouTubeにアップいたしました。
例によって、当日あわせ、ほぼぶっつけ本番初披露という流れでしたので、色々荒いところもありますが、これから大事に育てて行きたいレパートリーです。
猛暑続きの異常な日々ですが、負けずに熱いライヴを披露いたします。
元気のある方はぜひとも会場まで遊びに来て下さい。
当日、外に出るのも危険な暑さかも知れないので、体力に自信のない方は、涼しい部屋で配信ライヴをお楽しみ下さい。
それでは、7月3日(日)Goodstock Tokyo公演どうぞよろしくお願いいたします。
7月3日(日)
大岡山 Goodstock Tokyo
どるたん+しゃあみん リサイタル Vol.21
どるたん+しゃあみんワンマン公演&有料配信ライブ
18:30開場 19:00開演(配信スタート)
前売り・予約 3,000円/当日 3,500円(税込み・ドリンク別)
配信視聴チケット 3,000円
有料配信詳細・チケット購入
https://www.staglee.com/events/6545/
大岡山Goodstock Tokyo
http://www.goodstock-tokyo.com/
〒145-0062
東京都 大田区北千束3−20−8
スターバレーII B1F
03-6451-7396
報告が遅くなりましたが、去る6月12日(日)APIA40にて、Atsushi Shimada Presents『この世界は終わらない』無事終了いたしました。
この日のもようはAPIA40のYouTubeチャンネルから生配信されましたが、あと2日間ぐらいはアーカイブが公開されているようです。
まだ観ていない方は、こちらからどうぞ。
さて、このライヴですが、本来なら2020年の6月に開催される予定だったものです。
コロナ禍により丸2年延期となり、先日やっと開催されました。
その2年の間に、出演者それぞれにこのイベントにかける思いは強く大きくなっていったように思います。
そしてその思いがしっかりと結実したのが、この日のライヴでした。
出演は、どるたん+しゃあみん with 島田篤、Fire Pass(小池真司/アベヒロシ/石原謙/しゃあみん)with 島田篤、高井つよしクインテット (高井つよし/浅井永久/小林洋/真理/石原謙)with 島田篤
それぞれのバンド、ユニットに島田さんが数曲参加するという形式でしたが、どるしゃあには全曲参加してもらいました。2017年の関西ツアー時同様、音合わせは当日のリハのみという無茶振り、しかもどこでどう変わってしまうか分からないどるたん節(?)に合わせるという過酷なミッション。さらに当日に急遽アコーディオンも弾いてもらうというさらなる無茶振りも、サラっとこなす島田篤さん。
はじめて一緒に音楽を作った時から、感じていましたが、島田さんとは感性があうというか、(まあ、こちらに合わせてくれる力量があるという事なのでしょうが)感覚が素晴らしくフィットするように思うのです。なので、やっていて楽しい事このうえない。
今後も一緒にやる機会を作っていきたいと強く思っています。
どるたん+しゃあみんのセットリストは以下のとおり
- 明るい未来
- スケッチ
- 滅びの街
- Emiliani
- Museo
- Caffè Florian
私達は、1番手で演奏したのですが、良い形で会場をあたため、次につなげられたように思います。
2番手のFire Pass、ラストの高井つよしクインテットと、さらにヒートアップしていく、良きプロレスの興行のように、イベント全体を通して大きなうねりを生み出せたような、そんな満足感を得られました。
小池真司の生み出す、圧倒的な孤独、荒涼たる風景、その中に灯る優しさ。
それがバンドによってさらに力強く鮮明に描き出される。
正直、何度もゾクっとする瞬間がありました。
高井つよしの豪快な強さの中にある繊細な優しさ、愛。
それがバンドによって増幅されて圧倒的迫力をもって伝わってくる。
高井つよしの音楽には、何度も泣かされてきたけど、この日もやはり泣かされてしまった。
私達も含めてこの3組、あまり音楽的共通点がない、というかまったく違う音楽性を持っているのだけれど、(たぶん)お互いにリスペクトしあっているようなところがあり、良い形で意識しあい高めあい、それが良い空気を生み出し、イベント全体の大きなうねりを生み出していったように思います。
(自分で言うような事ではないかも知れないけど、実感として)
なかなか一緒にやる機会はないけど、また一堂に会する日が来ることを願っています。
最後に改めて、島田さん、本当におつかれさまでした、ありがとう。
6月12日(日)にAPIA40で開催される企画ライヴ『この世界は終わらない』
元々、このライヴは、2020年の6月に開催する予定だったものです。
コロナ禍で延期になっていましたが、いよいよ今年開催が決まり、開催まであと10日弱。
プロデューサーは、主に関西で活動しているキーボード奏者の島田篤さん。
島田さんは、シンガーソングライターでもあり、私、演奏者としても、表現者としても、とてもリスペクトしております。
『この世界は終わらない』では、どるしゃあと島田さんの久しぶりの共演が実現いたします。
ということで、1つ、どるしゃあwith島田篤の蔵出し共演動画をYouTubeにアップいたしました。
2017年の関西ツアー(SUPERSTITION TOUR 2017)から、神戸BIG APPLEでの演奏になります。
この時以来、久しぶりの共演(5年ぶり!)が実現します。
今から楽しみで仕方ありません。
また、『この世界は終わらない』では、高井つよしクインテット、Fire Passにも、島田さんが全面的に参加するという事で、それを観るのもまた楽しみで仕方ありません。
(ライヴ詳細はこの投稿1番下に掲載)
ところで、私どるたんと島田さんとの出会いは、2013年の5月、渋谷La.mamaで開催された『第1回 渋谷幻野祭』での競演でした。
ここでお互いに何か感じる物があり、その後、なにかと活動を共にする機会がありました。
どるたんのソロ・レコーディング「電気のダンス」にリモート参加してもらったり。
島田さんの東京公演時には共演させてもらったり。
さらには、(一番上に動画を載せた)どるしゃあのSUPERSTITION TOUR 2017全4公演のうち3公演で競演及びゲスト参加してもらったり。
ここまで「電気のダンス」ばかり3種類の動画を載せましたが、今回『この世界は終わらない』では、全曲、島田さんと一緒にプレイしますので、他の曲も、どるしゃあ2人だけの時とは、彩りが変わるはず。
演者である私達も楽しみですが、みなさまもどうぞご期待下さい。
よろしくお願いいたします。
6月12日(日)
碑文谷 APIA40
「この世界は終わらない」
Atsushi Shimada Presents「この世界は終わらない」
【通常ライブ・生配信あり】
開場18:30 / 開演19:00 前/当 ¥2500/¥2800+drink
【出演】
高井つよしクィンテット(vo,eg/eg/cho,p/ba/dr)+島田篤(acc)
Fire pass(vo,g/dr/cello/ba)+島田篤(p)
どるたん+しゃあみん(vo,g/cello)+島田篤(p)
【ライブ配信】配信時間19:00~ APIA40オフィシャルYouTubeチャンネル
料金:ドネーション(投げ銭)一口1000円~
詳細はこちらをご覧下さい。
APIA40
http://apia-net.com/
【住所】東京都目黒区碑文谷5-6-9 B1
【TEL】03-3715-4010
【お問合わせ】 Email:music@apia-net.com
またしばらくSNSから遠ざかっていましたが、6月になったので、近況報告を兼ねて、毎月恒例のやつをアップいたします。
Read More5月も、はや10日になってしまいましたが、恒例のやつ、2022年の4月に観た映画、ドラマなどをアップいたします。
2日『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(Amazon)
3日『ゴジラ vs コング』(DVD)
17日『ナイル殺人事件』(Disney+)
21日『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』(Amazon)
22日『海底47m 古代マヤの死の迷宮』(Amazon)
23日『ミッドウェイ』(Amazon)
23日『SHUTTER』(Disney+)
24日『アンダーウォーター』(Disney+)
25日『ウィッチ』(Amazon)
26日『キャロル』(Amazon)
27日『グランド・イリュージョン』(Amazon)
28日『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』(Amazon)
29日『セブン・シスターズ』(Amazon)
29日『ビサイド・ボウイ~ミック・ロンソンの軌跡~』(DVD)
30日『ドクター・ストレンジ』(Disney+)
4月10日のGoodstock Tokyoワンマン公演関係ブログを書いて以後、しばらく更新が途絶えていました。
その間、(というか正確に言うとそれ以前から)これまで使っていた、主にPC作業のためのマンションから新しい作業環境への移転をするためのアレコレをしていました。
今まで使っていた場所は、楽器演奏OKのけっこうしっかりしたマンションだったのですが、難点はとにかく狭かった。
下の写真は、最後の作業中に撮ったものですが、PCの後ろには大型のスチール本棚。この本棚の前にPC作業机を置いていたので、本棚の半分から下は、机を動かさない限り見る事も出来ない。作業机の下も、開かずのダンボール箱がぎゅっと押し込められているような状態。机の上や周辺もとにかく雑多に色々な物が押し込められている感じ。
新しい所は、楽器演奏可というわけではないけど、それなりにしっかりしたマンションで防音性能高め、しかも最上階角部屋、アコースティックギターぐらいなら問題なく弾けそうです。
それはそうと、この1ヶ月弱の間、簡単に言ってしまえば自力で引っ越しをしていたわけです。
これがまあ、本当に大変な作業でした。
かつては、レコードもCDもDVDやビデオ関係も本も、店を開けるほど所有していたのですが、10年ほど前にかなり整理したはずでした。今では当時の10分の1、どころか100分の1。
本や雑誌にいたっては1万分の1程度しか所有していないはず。しかもこの10年ほぼ増えていないはず。なのに、いざ引っ越すとなると、かなりの量がある。いったいあの狭い作業部屋のどこにしまわれていたのだろうか!?と理解不能の物の多さ。
それをコツコツと、黙々と、運びまくったわけです。
2階の部屋から運び出し(いや、運び出す前に積年の汚れを落とす作業もあったりなんだり)、車に積み、運転し、車から降ろし3階の部屋に運び込む。
毎日その繰り返し。何日やっても終わりの見えない作業かと思えていましたが、退出日には、なんとかきれいに運び終わりました。それが1週間ほど前。
その後は、運び込んだ方の部屋をきれいにして、作業が出来るようにしなければなりません。
しかしもう身体が限界を迎えていました。
私、心臓に持病を抱えていまして、その病気にとっては、重い物を持ち上げるとか、重い物を持って階段を上るとか、もっともやってはいけない事なのです。しかし、そんな事も言ってはいられないので、毎日がんばってしまいました。
しかも、その間、半そで半ズボンでも汗をかくほど極端に暑い日の次には、真冬の服装でも寒い日がやってくるという、繰り返し。
昨日など、昼間、半そで半ズボンで部屋の片づけをしていたのに、夜は、セーターにどてら的な物を着込んでも寒かったり。
毎年、季節の変わり目に数日間ダウンするのが恒例の私にとって、これは地獄の責め苦。
とはいえ、やらねばならぬ、の一心で乗り越えてきたのですが、もうそんな精神論では乗り越えられない状況で、この1週間ほど、少し調子が良さそうな時にエイヤっ!と起きて、片づけをする、あとはとにかくダウン、身体を休める事が第一。そんな毎日。(無意識にラップぽい韻を踏んでしまいました)
もし次に引っ越しをする時が来たら、もう自力は無理だと思い知りました。
まあ、そんな状況ではありましたが、なんとかPC周りが落ち着き、今、こうして超久しぶりにブログを書いている次第。
と言っても、まだ他の部屋が全然片付いていないので、まともな生活が出来ていないし、身体もきつい(今日もすごく寒い~)ので、もうしばらくの間、大変な状況が続きそうです。
引っ越しに際して、色々面白い物も発掘されたので、そんな事もブログに書きたい気持ちがあるのですが、まあそれは、おいおい、書くかも、書かないかも。
連絡関係、作業関係など滞っている部分もありますが、少し落ち着くまでごめんなさい。
そんな近況報告的なブログでした。
体調に関しては心配無用です。
疲れがたまっているのと、気候変動寒暖差についていけなくて、ちょっとしんどい。ただそれだけの事なので、少しの間休んでいれば、そして寒暖差が落ち着けば、ふつうに戻るはず。