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浦和レッズ2022 (そっくりさん2選)

昨日は、オリンピック中継の合間を縫うようにして、Jリーグ FUJI FILM SUPER CUP 2022
浦和レッズ vs 川崎フロンターレ をTV観戦。

一応、私の立場としては、浦和レッズのゆるサポ。
でも一部熱狂的レッズサポは大嫌い。(何度かスタジアムで嫌な思いをしています)

さて、昨日の試合は、浦和レッズの見事な勝利で終わりました。
この浦和レッズ、一昨年、リカルド・ロドリゲス監督就任以来、メンバーがかなり変わっております。
昨年、何度かTV観戦をした時には、あまりにも知らない選手だらけで驚いたものです。
しかし、そのサッカー・スタイルは、とても好感を持てるもので、魅了されました。
知らなかった選手もすぐに憶えるほどに。
ここ数年のレッズでは、格段に好きです。

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明日放送『ナックルヘッドのハッピーMONDAYエンタメアワー』

明日、2月14日(月)22時放送の、FMラジオ川越『ナックルヘッドのハッピーMONDAYエンタメアワー』に、どるたん+しゃあみん出演しております。

この日は、メインのトークゲストが作家の柘いつか先生。
http://itsuka-k.com/

柘いつか先生の近著『一流のサービスを受ける人になる方法 極』
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『COBALT HOUR』

昨夕の、NHK FM「夜のプレイリスト」(再放送)は、清水ミチコがパーソナリティー。
紹介するアルバムは、荒井由実『コバルト・アワー』でした。

実は、この番組を聴くの、とても楽しみにしていました。
というのも、私、このアルバム、発売時にオンタイムで購入しているのです。
はじめて買ったユーミンのレコードです。
中学3年の時でした。

買った理由は、テレビやラジオで何度か聴いた「ルージュの伝言」が、妙に好きだった事。
ミュージックライフ誌など、当時買っていた音楽系の雑誌に大きく広告がうたれて、心動かされた事。
ジャケットに惹かれた事。
などなど。

当時、ビートルズや洋楽のアルバムをコツコツと買い集めはじめた時期だったので、若干の迷いはあったけど、たまには冒険してみようと、思い切って購入したのです。

しかし、当時の私には、正直あまり嵌らなかった。
なんとなく心に響かない。
まあ、恋愛経験ゼロの中学生、それじゃなくても恋愛感受性低めな私なので、ユーミンのおしゃれなラヴソングが嵌らなくても、仕方ないかも知れません。
私にとって遠いアルバムという印象。

結局、このアルバムは、ほどなく手放してしまいました。

とはいえ、その後、後追いで聴いた『ひこうき雲』や『ミスリム』は、すごく好きになったし、松任谷由実になってからのアルバムは、ほとんど全て買い続けていて、ものすごく好きなアルバムも何枚かあるのです。
特に『時のないホテル』は、もし私が「夜のプレイリスト」のパーソナリティーになったならば、間違いなく取り上げる1枚。

ユーミンの歌で、私の心に響きがちな部分は、恋愛模様的なあれこれではなくて、時の流れの儚さや無情、なのだなと、感じています。

そんな私が、今、『コバルト・アワー』を聴いたら、どう感じるのか。
手放してから、40数年!?
それ以来、たぶん通して聴いた事はないはず。
他のアルバムは、何度も通して聴いているのに、なぜか、初めて買ったこのアルバムは、ちゃんと聴いていない。

一目惚れした初恋の女の子、つきあってみたら、なんかうまくいかずにすぐに別れてしまった。たぶんそれは私がガキだったから。
あの初恋の女の子に、今、(あの時のままの女の子に)再会したら、どう感じるのでしょうか?みたいな気持ち。

で、聴きました!
清水ミチコの紹介で。

印象は、あの頃と同じでした。
好きな曲もあるのだけど、なんだか、ピンとこない曲が多いのです。
で、全体的に、あまり嵌れない。

まあ、歌詞は、当時(中学3年の時)より、なんとなく、実感として分かる部分も増えましたけど。
他のアルバムにも、あまりピンとこない曲は色々とあるのに、なぜ『コバルト・アワー』だけが、私にとって遠いのか、よく分からないのです。

出会うのが早過ぎたのでしょうか?


しかし、清水ミチコのユーミンものまねは、すごかった。
本当に、ユーミンがゲストで来てしゃべってるのかと思ってしまうほど。
『コバルト・アワー』は今も変わらず遠かったけど、この番組で聴くことが出来て良かった!

元気ですよと答えよう

「夜のプレイリスト」というNHK FMの番組がある。
どんな番組かと言うと

~私の人生と共に在った5枚のアルバム~
人生の節目に聞いていた思い出のアルバム、人生に決定的な影響を与えたアルバム、
毎夜1枚ずつのアルバムを紹介し、人生とのさまざまな関係を、一人のパーソナリティーが毎週5日間通してお届けします。
(「夜のプレイリスト」WEBサイトより)
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『鎌倉殿の13人』と『平家物語』を観て余計な事を思う

今期、放送中のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』と、フジテレビのTVアニメ『平家物語』

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』
フジテレビ『平家物語』

この2つが、とても面白くて、毎回かかさずに観ています。

現在どちらも第4話まで放送されているのですが、面白い事に、どちらもこれから源平合戦に突入していこうとしているのです。
『鎌倉殿の13人』は、源氏側から、『平家物語』は、平家側から、描いていて、どちらにもある程度心を寄せたい人物が描かれている。もちろん、どちらも史実を元にしたフィクションなので、しっかり距離をとって観なければいけないわけで、その点は、心得ております。

『鎌倉殿の13人』は、三谷幸喜脚本なので、現代風の台詞回しや、おふざけが過ぎるような部分もありますが、それが良い方向に働き、見ていて飽きないテンポ感を生み出しているように感じます。
「うまいなぁ~」と思うことしばしば。

これまで教科書や歴史本などから、頭の中に思い描いていた頼朝像は崩壊しましたが、それもまた良しといたしましょう。


『平家物語』は、とにかく絵の美しさに魅かれます。
パキっとしたよくあるアニメ風の彩色ではなく、どこか淡く微妙にくすんだような和風の色合いが、儚い美しさを醸し出しています。吉田博の版画を思わせるような背景が時折出てくるのですが、その色合いの美しさがたまりません。

(↑こういう色合いやグラデーションに吉田博の版画味を感じます)

話としても面白く、平重盛に拾われた孤児、架空のキャラクターびわが狂言回し的役割を担っています。びわの目は片目だけ緑色で、その緑色の目だけで見ると未来が見えるのです。

びわをはじめ、キャラクターも魅力的だと感じていましたが、スタッフロールに、キャラクター原案、高野文子という文字を見つけ、納得。


さて、この2つの作品、どちらも大好きなのですが、今、このタイミングで、源氏側と平家側、それぞれの立場からみた源平合戦が描かれる作品が、同時に世に出たのは、偶然なのでしょうか?

100%近い確率で偶然だと思うし、この作品を作り出した人たちの作品にかける思いに邪心は全くないと思っています。

ただ、ほんの少しだけ、本当にほんの少しだけ、何かがあるのだとしたら、それがNHKとフジテレビで放映されているという事。


NHKで、ごく最近思い出されるのが「歴史戦チーム」という言葉。

これは、佐渡金山を世界遺産に登録申請する事に対し、韓国から朝鮮人強制労働があったと反対されている、それと戦うのが「歴史戦チーム」!的に紹介されたものです。
これ、突っ込みどころ満載過ぎて、これを公共放送であるNHKがかっこいい事のように紹介しちゃっているのが、なんとも世も末というか、ヤバイ(危ないという意味で)世界になっていますよ、という気配を感じます。

しかもこの「歴史戦チーム」、「第二次安倍内閣で発足」「政権の歴史認識に基づき」って書いてあるの、ここ突っ込みどころですよね?かっこいい所じゃないですよね?

史実に基づきとか、各国歴史学者の共通認識に基づきとかじゃなくて「政権の歴史認識」に基づいちゃってる。しかも発足時の政権が安倍政権。
これは、分かりやすくいうと「安倍さんの頭の中にある認識(妄想?)に基づいて歴史を改竄するチーム」って事じゃないのですか?安倍さんの得意技ですよ、ウソと改竄。

「歴史戦チーム」に関しては、色々な論調があるので、Twitterで「歴史戦チーム」を検索してみると面白いと思います。どの意見に納得するのかは、あなた次第という事で。

この番組は、本当にNHKのとんでもない状況が浮き彫りになっていると思いますが、NHKの全てが毒されているとは思っていません。色々な番組の端々にNHKの良心も感じています。
しかし、その「端々に感じる」というのもまた、NHKが全体的には、おかしくなっているという事の表れでもあるのでしょう。


そしてフジテレビでごくごく最近思い出されるのが、アベノマスク関連の報道。

なんだか書くのめんどくさくなっちゃったから「アベノマスク」「大人気」とか検索してみてください。

フジは、「アベノマスクが大人気」とニコニコと上機嫌で語る安倍元首相の映像を(なんの検証もなく)真っ先に流していました。

これもまた安倍さんのウソによって事実を曲げた報道をしているのではないでしょうか?

“アベノマスク”配送料に10億円…全廃棄は6000万円(Yahooニュース)

その後、配送料金に10億円かかるとか、批判的な論調に流されて若干報道のトーンも変わってきましたが、この局は、これまでも、常に安倍元首相寄りの報道姿勢を続けてきています。
モリカケサクラ、広島河合夫妻、公文書改竄などなど、さすがにいくらなんでもかばいきれない事案も多々あるので、それなりの報道はしていますが、やはり隠し切れない立ち位置を感じてしまいます。

だからといって、フジテレビの全てにNOを言うつもりはありません。
今期もこのアニメ『平家物語』や、ドラマ『ミステリと言う勿れ』など、楽しく視聴しています。


せっかく面白く観ている2作品の話から、不愉快な話へと流れてしまいましたが、この2作品がどちらも日本の歴史を扱った作品である事から、最近話題となった「歴史戦チーム」という言葉が思い出され、このような事を書いた次第。

安倍元首相による、歴史や事実の修正(というより改竄、捏造、正しくしているわけではないので)に手を貸している(と思われる)2つのテレビ局が放送している『鎌倉殿の13人』と『平家物語』。

そこに何かしらの意味があるのか、ないのか。

私自身「ない」と思っていますが、常に、色々な事を考えながら、色々な角度から物を見るのは、子供時代からの私の性質でもあります。ご勘弁ください。

2022年1月に観た映画+α

2022年の1月に観た映画、ドラマなどをリストアップしただけの投稿です。

1日『台風クラブ』(TVK)
1日『インファナル・アフェア』(TVK)
2日『アメイジング・スパイダーマン2』(Amazon)
3日『スパイダーマン:ホームカミング』(Amazon)
4日『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(Disney+)
5日『スパイダーマン3』(Amazon)

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明日、ラジオ川越公開収録

明日、1月30日(日)は、川越大黒屋食堂にて、FMラジオ川越『ナックルヘッドのハッピーMONDAYエンタメアワー』の公開収録があります。

と言っても、明日の入場者は既に人数制限に達しているとの事なので、観に来ていただくことは出来ません。
申し訳ない。

そして明日のゲストは、私達ではなく、作家の柘いつか先生。
http://itsuka-k.com/


どるたんと柘いつか先生は、旧知の仲で、そのつながりから、今回の出演となりました。
日本中、世界中で、色々な経験をされている、いつか先生なので、面白い話盛りだくさんかと思います。オンエアを楽しみにしていて下さい。(放送日程は、また改めて告知いたします)

そして、今回、私達どるしゃあは、柘いつか先生のトーク収録後に、ミニライヴという形で参加いたします。
当初は、どるたんがソロで演奏する予定でしたが、(コロナの影響でスタジオレコーディングの予定が流れたため)しゃあみんも急遽参加することになり、どるたん+しゃあみんとしてミニライヴを披露いたします。

もしかしたら、ミニライヴの中からもオンエアされるかも、されないかも。
という事ですので、いつか先生のトークともども、放送を楽しみにしていて下さい。


前回、私達どるしゃあが出演した『ナックルヘッドのハッピーMONDAYエンタメアワー』 は、こちらからアーカイヴ聴取可能です。

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映画『THE GUILTY/ギルティ』

昨夜、寝る前にAmazon Prime Videoで鑑賞。
タイトルと☆4つの評価、そして時間(1時間28分)をさっと見て、
「法廷物かな?評価も高いし、時間も短くて寝る前に観るには丁度よさそう、途中で寝ちゃってもいいし。」
そんなほんわりとした動機で、なんとなく見始めました。

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映画の挿入歌(『ジョジョ・ラビット』編)

映画『ジョジョ・ラビット』の中で流れる音楽について書こうと思うのですが、まずはじめに、この映画に少しでも興味があって、まだ観ていない人は、この先は読まずに、まず映画を観てください。

これまで、このブログ内での私の投稿、特に映画挿入歌関連(MCU編、David Bowie編)に興味を持った方は、この先は読まずに映画を観る事を推奨します。


映画『ジョジョ・ラビット』観ましたか?

まだ、観ていないのに読み進んでしまった方には、もう少しだけ話しましょう。
これから書くのは、映画の内容や説明ではなく、ほぼ音楽の話。
冒頭で流れる音楽とラストシーンで流れる音楽。
特にラストシーンで流れる音楽。
私は、何も知らない状態でこの映画を観て、ラストシーン(~エンドロール)で、号泣しました。
大げさな表現ではなく、曲が流れている間中、泣き続けていました。

さて、2度目の警告です。
この先は、その音楽について書くので、私のように、まっさらな気持ちでラストシーンを味わいたいと思った方は、この先は読まずに、 『ジョジョ・ラビット』 を観て下さい。


この映画で描かれているのは、第2次世界大戦末期のドイツ。
ヒトラーを信奉する少年、実は反戦運動をしている母、母によって少年の家の屋根裏部屋に匿われているユダヤ人少女。
ただ、この映画の監督はタイカ・ワイティティ、ふつうに戦争映画、反戦映画として描かれているわけではなく、とにかく、色々とイカレている(褒め言葉)し、ぶっ飛んでいる。
しかし、そんなイカレた表現の中に通底しているのは、差別に反対し愛と平和を希求する心。

映画の冒頭で流れるのは、ビートルズ「抱きしめたい」のドイツ語ヴァージョン。
大好きな曲が流れて気持ちはノリノリなのだが、映像は、ナチスを信奉し、熱狂する群集のモノクロ映像。
ビートルズのドキュメンタリー映像などでおなじみなのは、ビートルズに熱狂する群集のモノクロ映像なのだけど、それがまんま戦時中のナチス映像に置き換わっている感じ。
最初から、一発ぶちかまされた感。


そしてラストシーン(はやっ!)

3度目の警告になりますが、まだ映画を観ていない方は、今からでも遅くないので、とにかく映画を観て下さい。(笑)


戦争が終わって、屋根裏から家の外に出た少女。
玄関先に少年と向かい合って立っている。
街のノイズの中から、自然に音楽が浮き立っていく。
この音は!このフレーズは!
少年と少女の体がリズムを刻み始める。

(もうこの辺りから涙が溢れます)

「Heores」!!いや「Helden」!!!

そう、David Bowie「Heroes」のドイツ語ヴァージョン「Helden」です。

戦争が終わったら何をしたい?との問いに「ダンス」と答えていた少女。
色々な事を経験した少年。(映画観てね)
Bowieのこの曲のパフォーマンスを知っている人なら、2人の動きにも涙せずにはいられないと思うのです。
そしてBowieのファンならこの曲の歌詞、この曲の意味を熟知していることでしょう。

ドイツ語の「Helden」を聴きながら、私の頭の中には英語の「Heroes」が流れ、さらに日本語に変換された言葉たちが流れています。
ラストシーンからエンドロール(その1)にうつり、この曲が終わるまでの間、涙が溢れ続けました。
2度目に観た時には、若干涙の量は減ったかも知れませんが、それでもやはり涙が溢れました。3度目も。

とにかくたまらんのです。
最高の映画だと思うのです。
そして愛と平和を思うのです。


オープニングとラストシーンの音楽だけに絞って書きましたが、他の挿入歌も全部素晴らしいので、映画自体もサントラ盤も超お薦め。
こちらタワレコのページ、曲の説明が少しだけ書かれています。(宣伝ではない)
https://tower.jp/article/feature_item/2020/01/08/0103



【映画の挿入歌関連】

水島新司作品の思い出

先ほど、ネットニュースで「水島新司さん死去」との一報に触れました。
子供の頃から読み続けてきた数々の思い入れのあるマンガを生み出した作者の死を、不思議なほど冷静に受け止められているのは、先生がそれなりに高齢だったという事と、最近の作品をあまり読んでいない事があるのかも知れません。

初めて買った水島新司(以下敬称略で失礼します)の単行本は「ほえろ若トラ」
これは、当時阪神に入団したばかりだった田淵幸一を主人公にした実録マンガ。
この作品の影響もあって、私は田淵の事が大好きでした。今でも好きです。
のちに「がんばれ!!タブチくん!! 」(いしいひさいち作)で有名になった丸っとしたタブチくんではなく、スラっとして実にかっこいい、これまでにいなかったタイプのキャッチャー、学生時代はモヤシとあだなされていたという、それが「ほえろ若トラ」に描かれた田淵幸一。

その後、水島新司作品は、発売されると全て買って、擦り切れるほど、ページがバラバラになるほど、何度も読み返してきました。

次に買ったのは「エースの条件」
これは花登筺原作の野球マンガ。
水島新司と花登筺は、実に相性がよく、後に描かれた2人のタッグ作品「銭っ子」も、大好きな作品でした。

さらに「ドカベン」「野球狂の詩」など大ヒット作を連発し、野球マンガの巨匠として、ほぼ野球マンガだけを描くようになるのだけど、この頃はまだ色々な分野の作品を描いていて、変わった所では「輪球王トラ」(サイクルサッカー)「アルプスくん」(プロレス)など、この辺の作品も大好き。

そしてなんと言っても「男どアホウ甲子園」これが水島新司=野球マンガという印象を決定的にしていく作品だったと思います。
主人公の藤村甲子園、相棒のキャッチャー豆タンをはじめ、丹波左文字、東海の竜、美少女、ほか、魅力的なキャラクターが数多く登場し、後の「ドカベン」「野球狂の詩」に繋がるスターシステムが確立していったのは、この作品からだと思います。大好きな作品で、ひとりひとりのキャラクターに対する思い入れも深いのです。

少年時代に私が初めて買った、少し大きな単行本(大人向けコミック)が「あぶさん」。
実は私は「あぶさん」を100巻までしか買っていません。ラスト数冊を読んでいないのです。
途中から、ほのぼのだんらんマンガ的傾向が強くなり、正直それほど読みたいという気持ちがなくなってしまったので。

それはさておき、その後も、水島新司は「球道くん」「一球さん」他野球マンガを連発、それぞれに魅力的なキャラクターが活躍します。
この頃、私の頭の中では「色々なマンガに登場したキャラクターが一堂に会した野球マンガを読みたい!」という夢が芽生えるようになりました。

当時高校生だった私は、そんな夢を、一枚の絵にしようと試みます。
それが描きかけの、この絵


時空を超えた水島新司高校野球オールスター的な絵を描こうと思ったのです。
40年以上行方不明だった(というか忘れていた)この絵が、なぜかつい最近、たまたま発掘されたのです。(不思議)
なぜ描きかけのままだったのかといえば、もっと色々なキャラクターを描き入れたかった、そのためには、紙(B4ケント紙)が小さすぎ。人選がおかしすぎ。脇役というよりも端役程度の南海権左が主役的なポジションにどっかりと描かれているとか。賀間剛介がいるのだったら、土佐丸の犬飼兄弟も描けよ!とか。野球狂の詩から誰もいない(主にプロ野球だからだけど)とか。そんな事考えていたら、なんとなく描き続ける気持ちが小さくなってしまった、という思い出。

驚く事に、そんな私の夢が、その数年後に実現したのです。
それが「大甲子園」
作品の枠を越え、連載誌の枠を越え、出版社の枠を越え、一堂に会したスター選手達。
これこそ水島新司野球ユニヴァース(MYU、今作った造語だけど)の大傑作、マンガ界のアベンジャーズ。
本当に夢のような素晴らしい作品でした。
超主役クラス勢ぞろい、超癖の強い脇役勢ぞろい、そんなオールスターキャストが、全員生き生きと持ち味を発揮して感動的な場面を紡ぎ出していきます。
そんな本当に夢のような作品。(しつこい)(そして語彙力)

MYU的作品は、その後も「ドカベン プロ野球編」「ドカベン スーパースターズ編」「ドカベン ドリームトーナメント編」と続いていくのですが、私は「大甲子園」ほどの高揚感を得られず「スーパースターズ編」途中で読むのをやめてしまいました。

こんな事を徒然と書いていたらやっぱり悲しい気持ちもこみ上げてきたな。

なんにしろ、ある時期までほとんど全てを読んできた水島新司作品。
途中で読むのをやめてしまった「あぶさん」や「ドカベン スーパースターズ編」他、この先の人生で、まだ読んでいない水島新司作品を読む楽しみが残されている事を、今となっては感謝したいような気持ちです。

そして「男どアホウ甲子園」や「ドカベン」など大好きな作品を、数10年ぶりに、また読み直してみたい、そんな気持ちになっています。