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8月6日 Goodstock Tokyo報告(第1報)

昨日のGoodstock Tokyo、どるたん+しゃあみんワンマン公演
Set Listは、こんな感じ。


  (第1部)

  1. ひとつぶの種になって
  2. 少年は南へ
  3. 時々吠えることがある
  4. さようなら世界夫人よ
  5. 落ち葉のささやき
  6. 心の落ちつき失せて

    (第2部)
  7. Emiliani
  8. Caffè Florian
  9. Brescia
  10. 月影のダンス
  11. あやつり人形
  12. ナハト・ムジーク
  13. マーラーズ・パーラー
    En1
  14. ふざけるんじゃねえよ
    En2
  15. ばるぼらの歌

全15曲のうち10曲は、PANTAが作った曲。
(1~6 及び 14 頭脳警察cover、11~13 PANTA cover)

歌ってみて何か気持ちの整理がついたかというと、まったくそういうことはなくて、やっぱりまだ、PANTAが死んでしまったという実感はわかなかった。

まあ、しかたない。

これからも「生きている」という態で過ごす事にしよう。

とりあえず第1報(速報版)でした。

詳報はしばしお待ちください。

(写真は高井つよし氏より)

明日です。

8月6日(日)13時開演
Goodstock Tokyo
どるたん+しゃあみん
27回目のワンマン公演

先日、ブログ「PANTAさんとGoodstock Tokyo」に書いたように、Goodstock Tokyoは、PANTAさんが繋げてくれた大切な場所。

7月7日に、PANTAさんが亡くなってほぼ1ヶ月経ちましたが、正直なところ、未だにしっかりと受け止める事が出来ていません。

はじめは、ある程度覚悟が出来ていたからあまり悲しまずにすんでいるのかとも思いましたが、どうもそれとも違う感覚みたいです。
なんだかよく分からないのです。

そんな風に呆けているうちに1ヶ月が経ち、明日、自分自身の音楽を表現する日が来てしまいます。

中学生の時に「頭脳警察3」に、脳天とハートを直撃され。
高校の3年間を「PANTAX’S WORLD」と「走れ熱いなら」と一緒に過ごし。
その後も、人生の折々に、PANTAの音楽が、心に寄り添ってくれました。

そのPANTAさんがいなくなってしまった今、PANTAさんが繋げてくれたGoodstock Tokyoで、明日、何を表現すればよいのか。

はっきりいって「追悼」みたいな気持ちはありません。
なんせ、死んだ事を受け止めきれていないので。

ただ「感謝」だけは表現したいと思っています。
あとは、呆けている自分自身の心へ、ひとつしっかりと落とし前をつけておきたい。
今は、そんな気持ちでいます。

もし、そんな気持ちを分かってくれる人がいましたら、わたしたちと一緒に過ごして下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。


2023年8月6日(日)

大岡山 Goodstock Tokyo

DORUTAN+SHARMIN : RECITAL SERIES Vol.27
(どるたん+しゃあみん ワンマン公演)

どるたん+しゃあみん ワンマン公演

どるたん+しゃあみんワンマン公演&有料配信ライブ

12:30開場 13:00開演(配信スタート)
前売り・予約 3,000円/当日 3,500円(税込み・ドリンク別)
配信視聴チケット 3,000円
有料配信詳細・チケット購入
https://www.staglee.com/events/7714/
http://www.goodstock-tokyo.com/

〒145-0062
東京都 大田区北千束3−20−8
スターバレーII B1F
03-6451-7396


2023年7月後半に観た映画

2023年、7月も終わり。それにしてもとんでもない暑さですね。去年も暑かったけど、さらに1ランクあがったように感じます。そんな中、8月前半はライヴも入っているので、既に頭の中は音楽モードに切り替わっていて、今回の映画鑑賞はちょっと少なめ。次回はもっと少なくなりそうな予感です。


☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


2023年7月後半に観た映画
2023年7月後半に観た映画

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PANTAさんとGoodstock Tokyo

いよいよ、あと1週間足らず!
今度の日曜日、8月6日は、どるたん+しゃあみん Goodstock Tokyoでのワンマン公演です。

思えばこのGoodstock Tokyoにはじめて訪れたのは、PANTAさんのお伴として。
その時に、店長(?)の新見さんを紹介していただき、ソロのデモ音源などを渡し、いつか出演させて欲しいと(苦手な)出演交渉をしたのでした。
その頃は、まだ、どるしゃあのデモ音源は、なかったのです。

それから、ほどなく出演の機会を得て、どるしゃあのワンマン公演シリーズがはじまりました。

その第1回目は、2017年10月18日。
これまたPANTAさんを通して知り合った、頭脳警察のドラマー樋口素之助がカホンでゲスト参加してくれました。

(どるしゃあ初ワンマン公演 with 樋口素之助)

この公演の後に、新見さんが書いてくれた感想があります。
自己PRや売り込みがまったくもって苦手な私たち、自分たちの音楽をどのように言葉で伝えてよいのかわかりません。そんな私たちにとって、この文章は本当にありがたくて、許可を得て、当時チラシに転載させてもらいました。
改めて、以下に転載いたします。


昨日のGoodstock Tokyoでライブは「どるたん+しゃあみん」
久しぶりにとんでもないユニットに出会ってしまった。

7月16日PANTAソロライブの時に「どるたん」を紹介され、昨日のライブが決まった。
音源をもらって聞いた時は一瞬引いた・・・。
理解できなかった。しかしPANTAさんの紹介。なにかあるはず。

そして昨日、初めに楽屋入りしてきた「しゃあみん」物腰が低くアー写のイメージとは違う。
先にチェロのサウンドチェック。
正直あまりチェロの音を知らないので、音響卓で試行錯誤。
そうこうしてると「素之助」も登場今月3回目。
続いて「どるたん」楽屋入り。ニコニコ入ってきた。
3人揃ったところで早速リハーサル。
始まった瞬間、今までに感じたことのないような世界観の音楽だった。
いや、1968~9年に初めて聴いた「五つの赤い風船」「早川義夫」や「浅川マキ」の時に感じたような音楽だ。
もちろん楽器も編成も歌も違うのだが、何か共通するものを感じた。

本番が始まって、お客さんの反応を見てると1曲めは様子見、2曲めには引き込まれて、3曲めではすっかり「どるたん+しゃあみん」の世界にハマってる。
決して上手いとか、美しいとか、メロディアスとか・・・ではなく、全く違う世界。
一歩間違うとお客さんはドン引きしてしまうのではないかと思えるようなステージ。
1部終了時には完全にお客さん全員を世界に引き込んでいた。もちろん私も。
休憩時に思わず「素之助」に2部から入って、ステージをぶち壊すなよって言ってしまうほど(笑)(素之助ごめん)
ステージ後半はそんな「素之助」が入り、音の厚みが増して緊張感があるが和やかでもあるライブになった。
最後はダブルアンコール・・・。

ライブハウスをやっててよかったと思える夜だった。

「どるたん+しゃあみん」「素之助」またステージお願いします!

Goodstock Tokyo 新見知明


これ久しぶりに読んで思ったのは、もしかしてPANTAさんの紹介じゃなければ、出演出来なかったのではないだろうか!?という事。
新見さんですら「音源をもらって聞いた時は一瞬引いた・・・。理解できなかった。」って言ってるのだから。
ちなみに新見さんは、上の文中に登場する、「五つの赤い風船」や「早川義夫」のマネージャーをされていた方。
そんな方にも(一度聴いただけでは)理解できない音楽を私は作っているのでしょうか?
理解しづらいような音楽を作っている意識はなくて、気持ちのままにやっているだけなのですが・・・・・・

でも、その後今日に至るまで、しっかりとどるしゃあの活動を支えていただけるようになりました。
ワンマン公演も、8月6日で27回目になります。

そんなGoodstock Tokyoとの縁を繋いでくれたPANTAさんは、7月7日に亡くなられてしまいました。
正直未だに実感として受け止められずにいる私ですが、8月6日は、PANTAさんへの思いを込めたステージにいたします。しっかりとPANTAさんに届くように、歌い、演奏いたします。

PANTAさん、私たちに特別な場をあたえていただきありがとうございます。

(PANTA with どるしゃあ 最初で最後の共演 2015年12月13日 小田原Route1)

よろしければ一緒に過ごしましょう。
よろしくお願いいたします。


2023年8月6日(日)

大岡山 Goodstock Tokyo

DORUTAN+SHARMIN : RECITAL SERIES Vol.27
(どるたん+しゃあみん ワンマン公演)

どるたん+しゃあみん ワンマン公演

どるたん+しゃあみんワンマン公演&有料配信ライブ

12:30開場 13:00開演(配信スタート)
前売り・予約 3,000円/当日 3,500円(税込み・ドリンク別)
配信視聴チケット 3,000円
有料配信詳細・チケット購入
https://www.staglee.com/events/7714/
http://www.goodstock-tokyo.com/

〒145-0062
東京都 大田区北千束3−20−8
スターバレーII B1F
03-6451-7396


2023年7月前半に観た映画

2023年、7月前半が終了。7月にはじまったTVドラマやアニメを色々とチェックしたり、MLBやNPBやサッカーの試合中継なども見ていたり、どれだけTVの前にいるのだ!?という生活をしていますが、配信の映画もまあまあ観ていました。1日の時間配分はどうなっているのか我が事ながらに不思議。


☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


2023年7月前半に観た映画
2023年7月前半に観た映画

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心の落ちつき失せて

2023年7月7日
PANTAさんの訃報が届く。

それから1週間。

ずっと呆けている。

しっかりと受け止める事が出来ていないのだ。

いつもと同じように朝を向かえ。

大谷翔平の活躍とチーム状況に一喜一憂し。
オールスターゲームを楽しみ。
7月になって次々にはじまった新TVドラマやアニメを楽しみ。
NPBの結果に一喜一憂し。

そして、夜になったら寝る。

悲しみが全然湧いてこない。
そんな、どこかフワフワした精神状態で、この1週間を過ごしてきた。

その間、頭脳警察やPANTAの音源を聴き、それなりにジンとしたりはしたものの、よく分からない感覚。

今日は、午前中から、ギターを持ち出して、頭脳警察やPANTAの曲をあれこれ歌ってみた。
ふだん、色々な歌をカヴァーする時に、なんだか変な感情がこみ上げてきて、歌いながら泣くという事がよくある私なのだが、なぜか今日は、全くそんな瞬間は訪れなかった。

そのうちに「録画してYouTubeにでもあげてみるか!」と思い立ち、撮ったのがこれ。

頭脳警察「心の落ちつき失せて」

出来はともかく、PANTAさんはきっとチェックして、苦笑しつつも喜んでくれている。
そんな気がするのです。

PANTAさんから「どんどんカヴァーして。」と、よくいわれていたので。
それどころか、とんでもない無茶振りもされていました。

ひとつは「七月のムスターファ」
不思議軍のベース、ルイス稲毛とPANTAさんの会話。
ル「七月のムスターファすごいですね。最高です!」
P「じゃあ、君たちもやってよ。」

無理でしょ!!
あれは、PANTAさん以外に表現出来る人いない。

もうひとつは「落ち葉のささやき」のセリフ入りバージョン。
ど「セリフ入りはじめて聴きました!かっこよかった!!」
P「じゃあ、どるたんもやってよ。」

無理でしょ!!
あんなの出来るのPANTAさんだけですから。

というわけで、とりあえず歌なんか歌ってみましたが、相変わらず、心の落ちつき失せたままの私です。
いつか、しっかりと涙を流せる日がくるのでしょうか?


2023年4月期に観ていたTVドラマ

このクール(4~6月の3ヶ月間)に観ていたTVドラマは4本。
うち1本は珍しく途中で観るのをやめてしまいました。
なお、朝ドラと大河は(毎度観ている&3ヶ月1クールではないため)除外。

まず、観ていた4本は、これ。

「ペンディングトレイン ―8時23分、明日 君と」TBS 金曜22時~
「波よ聞いてくれ」テレ朝 金曜23:15
「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」テレ朝 土曜23時~
「風間公親―教場0-」フジ 月曜21時

この中で、途中で観るのをやめてしまったの、どれだか分かりますか?

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2023年6月後半に観た映画

2023年、今日で6月が終わり。そして2023年も半分が終わります。毎年言っていますが、本当に早い。年々早くなる。でも、まあこうやって観た映画を挙げてみたり、音楽活動を辿ったりしてみると、日々充実していて、けっこうやる事はやっているし、それなりの成果もあがっていて良い時間を過ごしています。さて、今期は音楽活動一段落中という事もあり、久しぶりに1日1本ペースで映画を観ていました。


☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


2023年6月後半に観た映画
2023年6月後半に観た映画

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Al Kooper 『Act Like Nothing’s Wrong』

今の自分を形成する一部になっていると言えるほど印象に残る様々なものを「私を形成しているもの」としてとりあげていきます。他のSNSなどに投稿したものを加筆修正して再掲載しているものもあります。
※この下に書かれた年号は作品の発表年ではなく私がその作品に初めて触れた(と思われる)年。またはそのイベント、出来事を経験した年。


1976

Al Kooper 『Act Like Nothing's Wrong』
Al Kooper 『Act Like Nothing’s Wrong』

Al Kooper 『Act Like Nothing’s Wrong』
邦題は『倒錯の世界』

1976年、高校1年の時にほぼ発売と同時に購入したもの。
ジャケットデザインや邦題に惹かれて、まだアル・クーパーの音楽について何も知らない状態で、はじめて聴いたアル・クーパーがこれ。

のちに、時代を遡って『スーパー・セッション』や『フィルモアの奇蹟』、ボブ・ディランとの演奏、BST、数々のソロ・アルバム、など、アル・クーパーの音楽を聴き、特に『赤心の歌』や『紐育市(お前は女さ)』などのソロ・アルバムには、大きく心を揺さぶられてきた。

けれども、そのどれよりも、心に残っているのは、はじめて聴いたアル・クーパー。
このアルバム『倒錯の世界』は、間違いなく「私を形成している」音楽のひとつと言える。

このアルバムには、いくつかカヴァー曲も入っているのですが、日本語ライナーにはその辺全く触れていない(どころか、このアルバムについて触れていない)し、内ジャケットには、曲ごとの演奏者は書いてあるものの、作者は、レコードのレーベルに小さく書かれているのみ。
なので、買った当時は、その辺あまり分からぬままに聴いていたのだけど、A面2曲目の「恋のダイアモンドリング」、この曲が、シーナー&ロケッツの1stアルバム「#1」に入っていて、驚きました。

あとから調べて、ゲイリー・ルイス&ザ・プレイボーイズの演奏で、1965年に全米1位になった曲で、作者の1人にアル・クーパーがクレジットされている事を知りました。いわゆるセルフカヴァーですね。そういう事、ライナーに書いておいて欲しいと思ったりなんだり。

他のカヴァー曲も、原曲を知らないままに聴いてきたわけですが、調べるとR&B系の曲みたいです。
で、実は私、黒人のR&Bやソウル、ブルース等が若干苦手。(嫌いではなく積極的には聴いてこなかった)
別に人種の問題ではなくて、迫力とか?ねばっこさとか?声の太さとか?なんだかよく分からないけど音的な部分で、ちょと苦手な所があるのです。
ただ、白人がやっている黒人の音楽。
ストーンズがやっているブルース曲とか、ヴァン・モリソンなどのいわゆるブルーアイド・ソウルは大好きで、その辺、(白人がやっているから好きというわけではなく)自分でも理由は謎なのですが、とにかく、そういう傾向。

で、このアルバムも、いわゆるブルーアイド・ソウル的なフィーリングのアルバム。
それが私にはとても心地よい。

楽曲も印象的な曲が多くて、今でもだいたい全部、鼻歌で歌えるレベル。

なかでも、とにかく大好きな曲が、B面3曲目に収められた「Turn My Head Twords Home」
これは、この生涯で聴いてきた楽曲群の中でも上位に入るレベルの大好き度。

アル・クーパーの何が好きって、私はとにかく、声や歌い回しが大好き。
その声、歌い回しのゾクゾクするほどの良さが詰まっているのがこの曲。
出だしのキーボードと語りかけるような歌で、一瞬にしてゾクっと惹き込まれ、あとは、演奏の盛り上がりに心をゆだねる至福の時間。

このように、個人的に心を寄せているアルバムなのだけど、あまり評価は高くなくて、セールス的にもあまり良くなかったそうです。

アル・クーパーがのちにインタビューで「自分としてはとても自信をもっていたこのアルバムの評価が低かった事で、音楽業界でのやる気をなくして、この後、一時引退状態だった」的な事を語っていて、悲しくなりました。
と、同時に「私はちゃんと素晴らしさを分かっていたし、ものすごく高く評価していました。大好きなアルバムです。」と伝えたい、そんな気持ちになったのです。




※画像は自分のレコード

2023年6月前半に観た映画

2023年、6月が半分終わり。今期も4日に久しぶりのソロLIVEがあり、音楽モード続行中、なかなか映画モードになれなくて、という割には観た本数は8本。まあ、そこそこ観ています。久しぶりに、映画館にも行きました。(『THE WITCH/魔女 -増殖-』を鑑賞)


☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


2023年6月前半に観た映画
2023年6月前半に観た映画

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