日: 2024年3月9日

20140201 東京駅の干支レリーフ

2023 渋谷考」というブログ投稿をした時に思ったのですが、このブログには、音楽活動の事や、映画、音楽の事が主に書かれていて、どこかに出かけた話がほとんど書かれていない。
そこで、たまには過去に遡って写真フォルダを漁り、どこかに出かけた話も書いてみようかな、と思い立ちました。という事で

お出かけの記録


2014年2月1日 東京駅の干支レリーフ

もう10年も前の話になりますが、東京駅へ行ってきました。

このレンガ造りの駅舎、南北がドーム状になっていますが、その天井部にあるレリーフをご存じでしょうか?

8角形のドームに美しい装飾と彫像たち。

ちょっとピンボケで分かりづらいけど、上が今年の干支 辰(龍)、下が猿。

こんな具合に十二支に登場する生き物が施されているのですが、よく見るとこのレリーフ8個しかありません。
まあドームが8角形なので、必然的にそうなるでしょう。
しかし、となると、残りの4つの干支の立場は?

長い事、謎とされていた(らしい)4つの干支の行方。
実は、佐賀県武雄市の武雄温泉楼門の2階にあった!
そしてそれがこの日1日だけ、東京駅に揃う!
という話を聞きつけ見に行ってきたのです。

と言っても、残りの4つの干支はレリーフではなく、板に彫られたもの。
それがこれ。

この4枚が佐賀県の武雄温泉楼門からやってきて、この日、1日だけ東京駅構内に展示されました。

東京駅を設計した辰野金吾さんが、生まれ故郷の佐賀県武雄市の武雄温泉楼門も設計し、そこに謎かけのように、この4枚の干支を残したようです。

この蘊蓄は「辰野金吾 東京駅 干支」なんて感じで検索すれば色々出てくるので、調べてみるのも一興。

良い物を見せていただきました。


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