Tag Archive : THE POLICE

私を形成しているもの 年譜

私を形成しているもの

今の自分を形成する一部になっていると言えるほど印象に残る様々なものを「私を形成しているもの」としてとりあげていきます。他のSNSなどに投稿したものを加筆修正して再掲載しているものもあります。
※この下に書かれた年号は作品の発表年ではなく私がその作品に初めて触れた(と思われる)年。またはそのイベント、出来事を経験した年。
※ただの思い出話です。


「私を形成しているもの」として取り上げてきたもの達を年代順に並べて、索引のような形にしてみました。
これまで、年代にはこだわらず思いつくままランダムに取り上げてきました。
これからも、そのスタンスは変えずに、気ままに更新していくつもりなので、この年譜の空白年が埋まっていくかも知れません。埋まらないままかも知れません。

1966

ハンナ・バーベラ日本語版主題歌

1967

ULTRA SEVEN

1968

シルヴィ・ヴァルタン「アイドルを探せ」

1969

オックス 「真夏のフラメンコ」(「ロザリオは永遠に」B面)

1971

映画『大脱走』
新潮文庫版 ヘミングウェイ「老人と海」

1972

春陽文庫の江戸川乱歩

1973

頭脳警察『頭脳警察3』
映画『大空港』
映画『猿の惑星』
映画『エクソシスト』
映画『あの胸にもういちど』
The Batles『The Beatles/1962-1966』
印象派の『四季』 Felix Ayo, I Musici

1974

John Lennon『IMAGINE』
Ringo Starr 『Goodnight Vienna』
QUEEN 『Sheer Heart Attack』
John Lennon「真夜中を突っ走れ」
小松左京『さらば幽霊』

1975

映画『哀しみの街かど』
柳田国男『遠野物語』
PINK FLOYD そして Syd Barrett
井上陽水 『陽水II センチメンタル』
George Harrison 『Extra Texture』
Wings 『Venus and Mars』
映画『バングラデシュのコンサート』

1976

David Bowie『Diamond Dogs』
The Rolling Stones『BLACK AND BLUE』
Bob Dylan『Desire』
King Crimson 『クリムゾン・キングの宮殿』
ENO『ANOTHER GREEN WORLD』
Frank Zappa『Apostrophe(‘)』
Al Kooper 『Act Like Nothing’s Wrong』
Jackson Browne『The Pretender』
Lou Reed『BERLIN』
小澤征爾『ボクの音楽武者修行』
映画『小さな恋のメロディ』
小室等『いま生きてるということ』

1977

T.REX『Dandy In The Underworld』

1978

Kate Bush『Lionheart』
映画『2001年宇宙の旅』

1979

シーナ&ロケッツ『真空パック』
Kevin Ayers『Sweet Deceiver』
RCサクセション 「ステップ!」

1980

「不思議の国のアリス」(東京図書版)
The Police初来日公演
松任谷由実『時のないホテル』
Steeleye Span『Now We Are Six』

1981

「隠された十字架 – 法隆寺論」 梅原 猛 著(新潮文庫)
筒井康隆「遠い座敷」

1982

藤 真利子『狂躁曲』

1983

1983年 新日本プロレス 前田日明凱旋帰国

1984

1984年 鈴鹿8時間耐久オートバイレース

1986

五味康祐 『西方の音』

1988

小泉今日子「夏のタイムマシーン」

1991

R.E.M. 「Losing My Religion」
『エリック・サティ詩集』藤富保男 訳編

1992

Ewa Demarczyk『Live』

1993

グレン・グールド『モーツァルト:ピアノ・ソナタ集』
ヴァルトビューネ 1993~ロシアン・ナイト 小澤征爾&ベルリン・フィル

1994

1994年 日本グランプリの阿部典史
鮮烈な『四季』 Gil Shama, Orpheus Chamber Orchestra

1996

マウリツィオ・ポリーニ/1996 ミラノ スカラ座

2002

Red Hot Chili Peppers『By The Way』

2003

MADDY PRIOR & THE CARNIVAL BAND LIVE
Radiohead – SUMMER SONIC 2003

2004

Mick Ronson 『Slaughter on 10th Avenue』

2005

『半島を出よ』村上龍

2009

映画『やわらかい手』

2010

映画『マトリックス』
映画『幸せはシャンソニア劇場から』

2012

ヴェネツィアでの『四季』 I Virtuosi Italiani

2016

映画『シン・ゴジラ』

2018

映画『リトル・フォレスト』

2020

映画『青いパパイヤの香り』



1980年2月、The Police初来日公演

私を形成しているもの

今の自分を形成する一部になっていると言えるほど印象に残る様々なものを「私を形成しているもの」としてとりあげていきます。他のSNSなどに投稿したものを加筆修正して再掲載しているものもあります。
※この下に書かれた年号は作品の発表年ではなく私がその作品に初めて触れた(と思われる)年。またはそのイベント、出来事を経験した年。
※ただの思い出話です。


1980

Policeの1stアルバムは、出たばかりの頃、たまたま安い輸入盤を発見して購入。
その音の勢い、演奏、歌声、キャッチーなメロディー、サウンドの新しさにすっかり夢中になり、聴きまくった。あっという間に全曲、鼻歌(歌詞はでたらめ)で歌えるほどに。

THE POLICE - Out Landos d'Amour
THE POLICE – Out Landos d’Amour

2ndも出てすぐにやはり輸入盤で購入。
1st同様に、すぐに全曲憶えてしまった。
勢いは1stの方がまさり、若干落ち着いた感じもするけど、シングルカットして大ヒットした「孤独のメッセージ」をはじめ、憶えやすい曲が多く、それでいて新しい感覚を持っている、素晴らしいアルバムだと思った。

THE POLICE - Reggatta de Blanc
THE POLICE – Reggatta de Blanc

そんな時に決まった、Policeの初来日公演。
しかし、チケットは取っていなかった。
当時(今もか)、「好きなアーティストが来れば必ず観に行く!」というほどのモチベーションも財力も無かったから。

なんせ、コステロの初来日やブロンディの初来日にも行ってない程ですので。
(それどころかポールの初来日も、ストーンズの初来日にも行っていない!なのに、ディランの初来日武道館には3回、ジョージの東京ドームには2回行っているという偏りっぷり)

そして、東京公演(中野サンプラザホール)当日。
その頃、通っていた某専門学校での事。
昼休みに学食にて、ザワザワと騒ぎ出す一団「今日、Policeの当日券出るらしい!」と。
そして「みんなで行こう!」と盛り上がっていた。
私は、さほど仲が良かったわけでもないのだが、なぜか声をかけてもらい、いつのまにか一緒に行く事になっていた。

今考えると不思議なのだが、珍しくチケット代ぐらいは持っていたのだな。
で、ぞろぞろと(8人ぐらいかな)、中野サンプラザへ。

当日券をゲットし、中に入ると私達の場所は2階席の階段状になった通路。
そこで立見。

当時、1978年レインボーの札幌公演で死者が出て以来「立つな」「自分の席から移動するな」など、規制が厳しくなっていたはずなのだが。
消防法的にもアウトでしょ。
でも、なぜか、その日はOKだったのだ。
それでいいのだ。

通路は満員電車状態。
2月なので、厚着です。
私は米軍払い下げのトレンチコートを着ていました。

1曲目の「Next To You」が始まると同時に(今で言う)モッシュ状態。

2階の階段状通路で。
危険極まりない。

前述のように、この時出ていた2枚のアルバム(さらにシングルだけの曲も)すっかり憶えていた私なので、決めのフレーズ部分はPoliceの演奏と一緒に大声で歌いまくりました。

♪Message in a Bottle~♪

♪Some May Say, I’m wishing my days away~♪

♪I can’t, I can’t, I can’t stand losing♪

♪So Lonely~So Lonely~♪

こんな感じでアンコールラストの「Born in the 50’s」までPoliceと共に突っ走りました。

♪ We were born~ Born in the fifties~♪
(私の周り、たぶんみんなBorn in the 60’sと歌っていたと思う)

いや~、最高に楽しかった!盛り上がった!!

けど、大問題が発生。
全身汗まみれです。
真冬です。

とりあえずトイレでコートの下に着ていた物(上半身)を全部脱ぎ、コートの下は上半身裸の状態で帰りました。

中野サンプラザから埼玉の我が家までドア・トゥ・ドアで1時間余り、しかも地元駅から家まではバイク(スクーター)。

結果、風邪をひき、しばらく寝込むという、そんな冬の日の狂乱の記憶。



※画像はネット上から拝借
※過去のブログ、SNS投稿からの抜粋編集です