2024年2月前半に観た映画

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2024年2月前半に観た映画

By Dorutan 2024年2月15日

油断していました！今月は2月。14日で前半終了でした。
最近、あまり映画脳じゃなかったせいもあり、観た映画も少な目です。

☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ＝大好き、☆4つ＝好き、☆3つ＝ふつう、☆２つ＝ちょっと苦手、☆１つ=苦手
という感じ。

1日『エリア0（ゼロ）』（Amazon）☆☆☆☆

世界の怪現象が好きな私は「ブラウン山の怪光」について、はるか昔に知っていたような気がする。100年も前から噂されている怪現象。そこで何が起きているか。という話をドキュメンタリー風にドラマ化したもので、なかなかよく練られていて面白い。どこまで実話でどこまで作り話なのか、という面白さ。エンドロールでは、実際に怪現象を体験した人たちのインタビューも。

3日『うみべの女の子』（Amazon）☆☆☆

浅野にいおのマンガが原作という事で、たぶん原作読んだ事あるのだけど、いい具合に忘れていて、いちいち「原作と違う！」なんて事を考えずに観る事が出来た。Viva忘却力！まあ、それはそれとして。なかなかにもどかしい10代の男女関係、心の機微がよく描けていてじんわりほんわりと楽しめました。

5日『スパイダーマン：アクロス・ザ・スパイダーバース』（Amazon）☆☆☆

私にMCUの素晴らしさを教えてくれた導師井上淳一監督が「大傑作！」と言っていたので、大きな期待と大きな不安（良さが分からなかったらどうしよう）二つ我にあり、という気持ちで観たところ、不安が的中。なんだかこの世界に入り込む事が出来ませんでした。序盤から寝てしまい何度か見直す有様。スパイダーマン大集合的な空間の存在がよく分からない。すべてのスパイーダーマンに与えられた悲しい定めも、なんだかこじつけっぽくて好きになれない。アホな弟子で申し訳ない。

6日『JUNK HEAD』（Amazon）☆☆☆☆☆

これはもう大傑作。世紀の大怪作。これを1人で作り上げたというのは、驚愕。監督は、創造主、もはや神だな。と思って観ていたら劇中で地底生物？が人間の事を、全く同じセリフで表現していてちょっとたじろいだ。造形、撮影技術、などとんでもなくすごいし、音楽もまたよく出来ていて驚く。そして大雑把な表現で申し訳ないんだけど、全体を覆うダークなのにユーモラスな世界観が最高！本当に神。

8日『マーベルズ』（Disney+）☆☆☆☆

本格的にＭＣＵ映画に嵌って以後、公開される作品はすべて、公開初日の出来るだけ早い時間に映画館で観て来たのだけれど、これは映画館で観る事が出来ませんでした。導師井上も「映画館で観なくてもいいと思う」と言っていたので配信を待って視聴。あまり期待していなかったんだけど、けっこう楽しめた。ただやっぱりドタバタ感が強すぎたり、行き過ぎたポリコレが鼻に着いたり、とまあマイナス印象もあるにはある。この映画の印象、この映画の内容よりもむしろ、ラストシーンとポストクレジットシーンにすべて持って行かれちゃったんじゃないかしら？

9日『Ｕボート：235　潜水艦強奪作戦』（Amazon）☆☆☆☆

第2次大戦中、ドイツ軍から奪ったＵボートでコンゴからアメリカまでウランを運んだベルギーのレジスタンス集団。途中、ドイツ軍に発見されたりなんだり、様々な困難な状況を乗り越えアメリカへ。運ばれたウランがどうなったかってぇと・・・という、ある意味英雄的集団の海洋冒険大活劇で、そこだけ観れば実にスリリングで楽しめるんだけど、なんともやりきれない話ではある。

11日『魔界探偵ゴーゴリ暗黒の騎士と生け贄の美女たち』（Amazon）☆☆☆☆

ロシアの映画。ミステリアスでちょっとホラー風味のある探偵映画（なのかな？）、映像も美しく、面白く観ていたのだけど、ものすごく中途半端に「つづく」みたいな終わり方。なんと、この映画シリーズもので3作でひとつの話になっているらしい。リサーチ不足でした。前知識なしに観たいタイプなので。けっこう面白く観ていたのだけど、なんとなく、つづけてあと2作観る気力がなく、これ一作でリタイア。