2023年10月前半に観た映画
10月前半が終了。前回このブログを更新したのが「9月後半に観た映画」だったので、丸々半月更新をサボっていた事になります。書くネタは色々あるのだけど。とりあえず半月に一度の「観た映画」だけはサボらずに更新いたしました。
☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。
1日『21ブリッジ』(Amazon)☆☆☆☆
事件発生から解決までの一晩の出来事だけを描くという手法は映画サイズの見せ方にとてもよくフィットしていると思った。事件の背景や、それぞれが抱えているものは、しっかりと描かずともセリフのやり取りの中で無理なくうまく理解させている。ひとまず解決したのだろうけど、根深い病巣が一掃されたわけではないので怖さが残る。命を燃やし尽くすかのようなチャドウィック・ボーズマンが『ブラック・レイン』の松田優作と重なって見えた。
2日『バウンティー・ファイター』(Amazon)☆☆☆☆
プロレス(というか格闘技)やらロードムーヴィー的要素やら、好きな物が詰まっていて、たくさん笑いながらしっかり感動できる映画。まあ、よくある展開、よくあるネタだな、と思う点もあったけど、それでいいのだ、と思う。30過ぎまで児童養護施設を出て暮らした事のなかった大男が、ちょっと怪しい格闘技プロモーターに連れられて賞金稼ぎの旅をする。世話役の女性と3人でのドタバタ旅。素敵な旅、素敵な映画でした。
3日『マトリックス レザレクションズ』(Amazon)☆☆☆☆
公開時に映画館で観て以来2度目の鑑賞。映画館で観た時には、それなりに楽しめたのだけど、正直今ひとつピンとこない所もあった。マトリックスの世界って、概念としては理解出来るんだけど、映画の物語をしっかり理解するには、ひとつひとつのエピソードの「理由」を見逃さず、しっかり納得しながら観ていく必要があって、そうしないと話から取り残されてしまう。映画館で観た時には、ちょっと集中力が足りなかったのか、わからないまま進んでしまった所があって、今回は、何度かストップ&巻き戻しをしながら観た所、すべてが腑に落ち、すごく楽しめたし、納得感が大きかった。また3部作も観直したくなった。(何度目だ!?)
4日『ワールド・トレード・センター』(Amazon)☆☆☆☆
9.11当日、避難誘導のため現場に向かい生き埋めになった警察官たちを救助する、実話を元にした映画。実際に生き埋めから生還した警官の話をかなり正確に再現しているらしく、緊迫感がすごい。絵空事ではないのだ。
6日『クライ・マッチョ』(Amazon)☆☆☆☆☆
ある時期以後のイーストウッドの主演&監督作品って、老いと向き合う事が重要テーマになっていて、けっこう似たような境遇の老人の話が多い。でも、ただの老いぼれにはなりきれなくて、どこかかっこいい無骨な面を見せずにはいられない。老人役ってもっとかっこ悪くていいとも思うのだけど、それは出来ない。それがクリント・イーストウッド。これでいいのだ。
7日『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 完全版』 [前編][後編](Amazon)☆☆☆☆☆
8日『ミレニアム2 火と戯れる女 完全版』 [前編][後編](Amazon)☆☆☆☆☆
9日『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 完全版 』 [前編][後編](Amazon)☆☆☆☆☆
ミレニアム3部作、各前後編それぞれ90分程度を3日間かけて完走。1日約3時間を3日間!集中して観たわけだけれども、全然疲れなかった。とても面白くて、ラストには3時間×3日分のカタルシスもあった。簡単に言えば政財界の黒幕に立ち向かう出版社の話。原作本は、1作目の「ドラゴン・タトゥーの女」しか読んでいないのだけど、全部読みたくなった。
10日『国家が破産する日』(Amazon)☆☆☆☆
韓国が通貨危機によりIMFに融資を申請、その後IMF管理下に置かれたという実話を元にした映画。人民のために必死に危機回避に動く人々、自分たちの立場と利益誘導しか考えずに行動する人々。これは、よその国の話としてとらえる事は出来ない。今の日本は当時の韓国よりもひどい状況なのでは?
12日『ソウル・ステーション/パンデミック』(Amazon)☆☆
以前観た韓国アニメ『我は神なり』と似た(苦手な)絵柄で、調べたらやはり同じ監督の作品だった。実写映画『新感染』の前日譚という事で観たのだが、やはりちょっと苦手。その辺にいるふつうの人の輪郭をそのままなぞって線画にしたような絵が本当に苦手。そしてゾンビはアニメで観ても何の緊迫感もない。『新感染』も同じ監督なので、まあ、正統的な前日譚なのだけど、別に観る必要なかった。
15日『GONIN』(YouTube)☆☆☆☆
石井隆監督作品だけあって、場面がいちいち石井隆の絵で脳内再生されるのが面白かった。そして、女性の名前はやっぱりナミィー(名美?)なのですね。と、映画の内容とあまり関係ない感想はさておき、5人のアクの強さ、それに負けないたけしのアクの強さ。それだけでおなかいっぱい。男色シーンが複数あり、時節柄なかなかスリリング。
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【どるたん】作詞、作曲、歌とギター担当