2022年10月後半に観た映画

2022年10月後半に観た映画

11月になったので恒例の「観た映画」を。
この期間は、日本シリーズ(TV)観戦で毎日クタクタに疲れていましたが、特に急ぎの用がない日は午前中に映画を観る生活を続けていたので、意外と多く観ています。

☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


『2022年10月後半に観た映画』

16日『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』(Amazon)☆☆☆☆

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ
バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ

バイオハザードのリブート作。原作のゲームを知らないので、細かい事はよく分からないけど、アンブレラ社、ラクーン・シティなど設定名は同じでも、これまでのアリス(ミラ・ジョヴォヴィッチ)を主人公としたシリーズとは関係なさそう。これまでのシリーズが好きで全部観てきたけど、こちらも、まあまあ面白かった。続きがありそうなので、今後も楽しみ。


17日『モニカ・ベルッチの情事』(Amazon)☆☆☆☆

モニカ・ベルッチの情事
モニカ・ベルッチの情事

『マトリックス・リローデッド』『昼下がり、ローマの恋』などでのモニカ・ベルッチが好きだから、観たいと思っていた映画。ハリウッド進出以前の若い頃に撮られたイタリア映画。当たり前だけど、景色や建物、調度品、言葉のやりとりなどが実にイタリアで実に良い。イタリア語は短いセンテンスならほとんど理解出来るのも良い。映画としてはまあまあ。後半出てくるアントーニオのような男は気持ち悪くて苦手。イタリア贔屓なので☆の数は甘め。


19日『アサシン クリード』(Disney+)☆☆☆☆

アサシン クリード
アサシン クリード

500年前のテンプル騎士団とアサシン教団の戦い。現代に生きるアサシンの遺伝子を持つ男。その男を通して過去と現代をつなぐという壮大な話だけど、ストーリー的にはうまく描ききれていないような気がする。☆☆☆☆をつけたのは、とにかく500年前のヨーロッパを描くロケ地が壮大で美しい事、衣装や携帯品、調度品など美術が見事な事、そういう部分で映画の世界に引き込まれたので。


20日『ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔』(Amazon)☆☆☆☆

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔

劇場公開時に観て、その後DVDを購入し何度か観ているけど10数年ぶりにしっかりと鑑賞。旅の仲間が3手に別れて、それぞれの物語が展開する。メインとなるのは、アラゴルン、レゴラスたちとウルクハイ軍団との戦い。どうしても現実の世界と重ね合わせてみてしまうし、日本の防衛に関しても考えてしまう。戦いたくなくても、問答無用で攻め込まれたらどうするのか、という(憲法9条を知って以来)常に考え続けている命題。

戦闘シーンはあまり好きではないのだけど、エルフ軍団がアラゴルンたちに合流するシーンなど、やはり胸が熱くなってしまう。


21日『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(日テレ)☆☆☆☆☆

るろうに剣心 最終章 The Beginning
るろうに剣心 最終章 The Beginning

劇場公開時に観て以来、2度目の鑑賞。原作マンガもアニメも観ていないのだけど、この実写映画シリーズは全部観ていてどれも大好き。緋村の十字型の頬傷にはこれほど深い由来があったのかと驚く脚本の妙。原作でもこういう由来は描かれているのか気になった。(しかし特に調べる気はない)


22日『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』(Amazon)☆☆☆☆

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還
ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還

前2作は公開時劇場鑑賞後にDVD(しかもスペシャル・エクステンデッド・エディション)を買って何度か観たのだけど、この『王の帰還』は劇場で1度観ただけ。DVDも買わず。理由は心が疲れたから。すごく長くて(2時間21分)それだけでも疲れるのに、残虐な戦闘シーンの多さと、指輪に心を支配されたり、ゴラムに騙されたりするフロド、その度に傷つくサムを見るのがつらいのなんの。おかげでフロド嫌いになってしまった。そんなこんなで、公開時以来二度目の鑑賞。忘れていた部分もあったし、多少は心の耐性も出来ていたけど全体の印象は変わらず。改めて三部作を観直して思ったことが色々あった。


24日『旅愁』(Amazon)☆☆☆☆

旅愁
旅愁

Amazon Primeで鑑賞。前半タブレットで観ている時は気にならなかったのだけど、後半を多少大きめ(55インチ)のTVで観たら画質が悪すぎてつらかった。4Kレストアとかしたものでないと古い映画を今の大画面TVで観るはのきついかも。

映画の感想としては、1950年代のイタリアの街並みが観られるだけで満足。恋愛部分に関しては、面白い展開もあり、結末は妥当な着地でよろしいんじゃないかと思いました。


25日『マスカレード・ナイト』(Amazon)☆☆☆

マスカレード・ナイト
マスカレード・ナイト

う~ん・・・1作目『マスカレード・ホテル』は、まあまあ楽しめたのだけど、これはちょっと・・・色々おかしいというか、無理矢理過ぎるというか、そうなるか?という部分が多すぎて、すっきりしない映画でした。このシーンいるのか?そこで踊るか?みたいな、終始突っ込みを入れたくなる。


26日『アウトポスト』(Amazon)☆☆☆☆

アウトポスト
アウトポスト

アウトポストとは(米軍の)前哨基地。アフガニスタンで実際に起きたタリバンとの戦闘をリアルに描いている。戦闘シーンの迫力も凄い。米軍がそこにいる理由、殺すこと、殺されること、映画を観ている間中、考えることだらけ。その後のこと(米軍はアフガニスタンから撤退、タリバン政権樹立)を考えるとここで命を落とした者たちの無情を改めて考えさせられる。ここに行くことを命じた者、武器を作る者諸々。重い映画でした。


27日『ホーカスポーカス』(Disney+)☆☆☆

ホーカスポーカス
ホーカスポーカス

Disneyお得意のコメディタッチのファンタジー映画。300年前の魔女3姉妹がハロウィンの夜に蘇る。話的には可もなし不可もなしで特に何も感じなかったけど、魔女(長女)役のベット・ミドラーの熱演に感心した。もちろん歌唱シーンもあって、それはそれは見事なものでした。3女のサラが箒にまたがり空を飛びながら歌う歌も良かった。


28日『Another アナザー』(Disney+)☆☆☆

Another アナザー
Another アナザー

主演の2人(山﨑賢人、橋本愛)が好きなので、楽しめた。特に、この作品での橋本愛は大好き。ホラーとして観ると大して怖くないが、死者のいるクラスに纏わる話とその展開自体は面白いと思う。死に方の映像がちょっと安っぽいのだけど、鋭利系、尖端系、(物理的意味での)刺さる系が苦手なので目をそらしたくなる。


29日『T2 トレインスポッティング』(Amazon)☆☆☆☆

T2 トレインスポッティング
T2 トレインスポッティング

『トレインスポッティング』の20年後の続編。無法者のジャンキーは嫌いだし、そんな連中を描いた映画も好きじゃないので、1作目は面白さよりも胸糞悪さの方が強かったのだけど、この続編は、物語としてもしっかりしていたし、エンタメとして楽しめる作品になっていた。歳とった分だけ、こっちの方が好きかも。やってることは相変わらずなんだけど・・・、1番ダメダメっぽいスパッドの生き方にだけ、かろうじて未来がありそうなのも良い。


30日『妖怪大戦争(2005)』(Amazon)☆☆☆☆

妖怪大戦争(2005)
妖怪大戦争(2005)

公開時以来、2度目の鑑賞。大筋は憶えていたけど、宮迫に関するエピソード等ほぼ忘れていた。妖怪大好きなので、その部分は満足。大映妖怪映画へのオマージュ的場面も多く、鬼太郎的モチーフが随所に見られたり、魔人加藤(帝都物語)が敵役として登場したり、色々と楽しめる。ただ何となく脚本が今一つ好きになれない所があって、最後近くのセリフ「真っ白なウソ云々」等いい話風のエピソードが苦手。



Dorutan


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