2023年4月後半に観た映画

2023年4月後半に観た映画

2023年、4月終了。このブログもすっかり半月に1回「観た映画」を更新するだけのブログになっていますが・・・まあ、今はインプット期間中という事で。


☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


2023年4月後半に観た映画
2023年4月後半に観た映画

18日『はちどり』(Amazon)☆☆☆☆

『はちどり』
『はちどり』

韓国映画。学校、家庭、塾での人間関係。鬱屈した気持ちを抱えて過ごす女子中学生。横暴な父、兄による暴力。居場所のない家庭。うまくいかない友人や男友達との関係。そんな中、塾の先生(女子大生)との心の交流に救いを求めるが突然の別れ。自分の事を思い返してみても中学生ってなかなかに大変な時期だったかも知れないな、と。儚く切なくつらい気持ちになる。主役の女の子の魅力大。


20日『2020』(Amazon)☆☆☆

『2020』
『2020』

『2012』の続編的地球終末映画かと思いきや、まったく関係ない事がはじまりのタイトル画面で分かる(原題は「Shockwave」)。でも、まあ地球の終わりか!?というディザスター映画。しかし、この映画、非常に評価が低い。それは観てすぐ納得なんだけど。展開がひどいし、CGが安っぽ過ぎてなかなか映画に入り込めない。終わり方も、そんな終わり方で地球の危機が救えるの?という拍子抜けっぷり。ただまあ、若干面白くもあった。低予算でがんばって作った感も嫌いではない。


21日『暗殺のオペラ』(Amazon)☆☆☆☆

『暗殺のオペラ』
『暗殺のオペラ』

ベルトルッチの名作。初見。原作がボルヘスだとは観終わるまで知らなかった。けど、確かにボルヘスが書きそうな話で色々と納得。犯人捜し、謎解き的な面はまあ面白かったけど、途中ちょっとダレた。出演者のみなさん心理的演技はとても奥深いのに、格闘シーンがものすごく茶番なのは何故?イタリアの古い街並み、劇場、駅、車、そういうもの全てものすごく好き。美しかった。


22日『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』(Amazon)☆☆☆

『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』
『インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説』

少し前に1作目を初めて観て、いまひとつ映画の世界に入り込めなかったのだけど、2作目もやはりちょっとダメでした。古代史の謎、オーパーツなどは大好物なのだけど、実際の古代史でも、実在のオーパーツでもないので、興味の対象外か?私は「もしかしたら本当にあったのかも?」と思わせるような虚実の接点や、実社会のメタファー的要素が強いものが好きかも。ちょっとここまで作り物感、お遊び感が強いのは苦手。元々、その手のファンタジーやヒーロー物が苦手なので、MCUにも全く興味がなかったのだけど、MCUは別物でした。


23日『アザーズ』(Amazon)☆☆☆☆

『アザーズ』
『アザーズ』

ニコール・キッドマン演じる母親と、2人の子供が住む古い屋敷。そこに雇われた3人の使用人。屋敷には幽霊が・・・怪現象がつづき、母親は次第に精神的に追い詰められていく。果たして幽霊の正体は。と言う話。暗い屋敷の空気感、霧に包まれた周辺の情景など、画面が重厚で美しい。屋敷に暮らす各人の心模様の描き方も丁寧で好き。面白かった。


24日『ロスト・ボディ~消失~』(Amazon)☆☆☆☆

『ロスト・ボディ~消失~』
『ロスト・ボディ~消失~』

パリでの講演を終えてワルシャワへ帰る高名な建築家。渋滞の中、空港へ向かう車へ乗り込んできた若い女。空港に着いてもその女につきまとわれ、無理矢理のように女の話を聞かされる。子供時代に旧友を呪い殺した話。偶然墓地で出会い魅かれた女を刺し殺した話など。話を聞いているうちに徐々に建築家の精神は乱れていく。ほぼ、その2人の会話だけで成り立っているような話で、上手に展開していくのだけど、精神的錯乱状態、幻覚的展開となり、真実がどこにあるのか良く分からなくなってしまうので、観終った時の気持ちは、面白かったけど釈然としない感も若干あり。


25日『アイアン・スカイ』(Amazon)☆☆☆☆

『アイアン・スカイ』
『アイアン・スカイ』

終戦時、月へ逃げ延びたナチスが月面の裏側に基地を作り、地球征服の機会をうかがっている。というトンデモSF映画。ネーミングやセリフのセンスが一々面白いし、音楽も最高。アメリカと各国外交官の会議でのやりとりなど、最高に面白かった(特に北朝鮮とフィンランド最高!)。バカバカしくならずに最後まで楽しめたのは、とにかくセンスの良さと、制作陣の本気度につきる。


27日『ガメラ 大怪獣空中戦』(ABEMA)☆☆☆☆
28日『ガメラ2 レギオン襲来』(ABEMA)☆☆☆☆
29日『ガメラ3 邪神覚醒』(ABEMA)☆☆☆☆

『ガメラ 大怪獣空中戦』
『ガメラ 大怪獣空中戦』
『ガメラ2 レギオン襲来』
『ガメラ2 レギオン襲来』
『ガメラ3 邪神覚醒』
『ガメラ3 邪神覚醒』

平成ガメラ3部作は、何度も観ているのだけど、ABEMAの無料視聴にあったので、ついつい、また3作とも観てしまう。この3作は、全て繋がっている一つの世界での出来事。物語が良い。怪獣の造形が良い。音楽が良い。特撮模型の作りこみが素晴らしい。全てにおいてリアルを追求する姿勢が良い。特にギャオスの禍々しさよ。きっとまた観てしまうのだろうな。


30日『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(Disney+)☆☆☆☆☆

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』

5月3日公開の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー VOLUME3』を観る前に復習として鑑賞。観るのは4回目か5回目か?だけど、やっぱり最高!観るたびに発見があり、本当に面白い。新作がものすごく楽しみ。



Dorutan

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