2024年3月後半に観た映画

2024年3月後半に観た映画

今日で3月も終わり。3月後半もあまり映画を観ていなくて6本だけ。
17日に青梅アトリエよぎでのイベントがあり、その前後完全に音楽モードになっていた事もあるけれど、韓国映画『アンダードッグ』を観てから、暴力的なものに辟易としてしまい、少し映画を観る気持ちが萎えていました。


☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


2024年3月後半に観た映画
2024年3月後半に観た映画

16日『アンダードッグ/二人の男』(Amazon)☆☆☆☆

『アンダードッグ/二人の男』
『アンダードッグ/二人の男』

映画としては面白かったのだけど、悪事を働く事になんの後ろめたさも感じず、盗みから殺しまで平気でやってしまう人間性に辟易としてしまった。反動でしばらく映画を観たくなくなり、美しい音楽の世界に逃げていました。


25日『歌うエノケン捕物帖』(Amazon)☆☆☆☆

『歌うエノケン捕物帖』

コメディーとしても面白いし、思った以上にしっかりとしたミュージカル作品だった。日本のGS映画(特にスパーダース物)などは、ビートルズ映画にかなり影響されていると思っていたけど、戦後3年の日本で既にこういう映画が作られていた事に驚く。あと劇中で歌われる曲をほとんど知っている自分にも驚いた。なんで?


26日『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』(Amazon)☆☆☆☆

『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』
『SHERLOCK/シャーロック 忌まわしき花嫁』

カンバーバッジ主演の英BBCドラマ『シャーロック』は、舞台を現代に置き換えてのドラマになっているらしい(観ていない)けど、これは原作当時のロンドンが舞台。事件そのものはかなり原作にそって描かれているものの、たまに時空を超えてドラマ版での内容が絡んでくるので、観ていないと若干ついていけない所もある。ただ「忌まわしき花嫁」事件に関してはふつうに楽しめたし、とにかくあの時代のロンドンの建物、服装、調度品などなどに心そそられまくり。不思議。


27日『宇宙でいちばんあかるい屋根』(Amazon)☆☆☆☆

『宇宙でいちばんあかるい屋根』
『宇宙でいちばんあかるい屋根』

こういう映画で癒されたかった・・・平気で盗んだり壊したり殺したりする人と関わりたくなかった(アンダードッグ後遺症)、清原果耶と桃井かおりが作り出す不思議に落ち着く時間、優しい世界。清原果耶もすごい役者さんだな、と感じています。


29日『武器人間』(Amazon)☆☆☆☆

『武器人間』
『武器人間』

フランケンシュタイン博士の孫がナチスのために作り出した武器人間。人間を切り刻んで様々な機械と合体させる。後半はスプラッターホラー的な雰囲気強めで、目を逸らせてばかり。造形や描写は面白かった。


30日『シャレード』(Amazon)☆☆☆☆☆

『シャレード』
『シャレード』

これは小学生の頃、一度TVで観ているので、なんとなく「観た気」になっていたけど、改めて観ると初見に近い感動があった。屋根の上での格闘シーンや、メトロでの逃走、追跡シーンなど、印象に残っている場面はあるものの、話の面白さまでは当時よく理解出来ていなかったのだな、と。軽妙なセリフのやりとり、言葉の面白さなど、とても楽しめたし、丁寧な作りにも感心したし、音楽にも感動した。始まって早々タイトルバックの映像で既に感動。PhotoshopもIllustratorもない時代によく作れたなぁ
何よりもオードリー・ヘップバーンを観ているだけで幸せな気持ちになる。死ぬまでにもう一回は観たい。



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