2023年11月前半に観た映画
今日で11月前半が終わり。11月5日にどるしゃあワンマン公演があり、前半は音楽モードだったのだけど、徐々に配信映画を1日1本観るペースが戻ってきました。
☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。
1日『名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊』(Disney+)☆☆☆☆
これ劇場で観たいと思っていたのだけど、もう配信!ポアロのシリーズは、オリエント急行も、ナイルも、とにかくロケーションが素敵でそれだけでも楽しめるぐらい好き。そして今回のベネチアも、美しいロケーション、カメラワーク。ベネチアの魅力が詰まっていました。一見クールなポアロだけど謎ときには人情味があって、そこも好き。
2日『キャノンボール』(Amazon)☆☆☆
若い頃は、この手の娯楽映画が苦手でほとんど観て来なかったのだけど、配信の時代になって気楽に観るようになり、それなりに楽しめたりなんだり。しかし、やはり苦手なものは苦手で、この映画もそれほど面白いとは思わなかった。まあ、小ネタ的に面白いところは色々あったけど。それだけかな。
6日『ナックルガール』(Amazon)☆☆
映画の感想以前に、「ちむどんどん」後遺症(出演者ほぼ全員大嫌いになった)がひどくて、この映画に出ている智ニーニー(前田光輝)を見るだけで嫌な気持ちになる。表情、話し方、目線、態度等々すべてが嫌。最後まで気分悪かった。映画の内容吹き飛びました。ごめんなさい。
7日『サンブンノイチ』(Abema)☆☆☆
藤原竜也が出ている以外に前知識なく観たのだけど、タイトル時に大きく吉本興業の名前が出てきて、そういう映画なの?となった。(品川庄司の)品川さんが監督して吉本芸人がいっぱい出る映画でした。正直吉本あまり好きじゃないけど、まあ映画はそれなりに面白かった。藤原竜也、窪塚洋介という曲者が引き締めていた印象。窪塚洋介は、イカレタ役をやらせると突出してる。藤原竜也の狼狽え演技もすごい。
8日『非常宣言』(Amazon)☆☆☆☆
韓国映画。大好きな航空機パニック物、単純な事故ではなく旅客機の乗客全員を道連れにするバイオテロ。さすが韓国映画、人間ドラマとして非常によく描けているし、犯人のゾッとするような悪意を持った人間像も恐ろしいほどに伝わってくる。旅客機内、コクピットの様子も秀逸。ラストに至る展開は「そんな単純な話じゃないよね?」と思いつつ、お話の着地点としてはそうなるよな、と思いました。
11日『ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期』(Amazon)☆☆☆☆☆
大好きな『ゴッドファーザー』1と2は、何度も観ているのだけど、3は、公開時とレンタル始まってすぐの頃の2回だけ。この作品は、3(PART III)のタイトルが変わっただけなのかと思ったら、いきなりコッポラが出てきて、つけたした部分など説明。ディレクターズカット的な。元作との違和感は特になく楽しめた。いくら抜け出そうとしても抜け出せない、殺しの連鎖、復讐の連鎖。その虚しさ。ヴィンセント(アンディ・ガルシア)がソニーとマイケルの相反するDNAをよく表現している。
12日『少女は悪魔を待ちわびて』(Amazon)☆☆☆☆
2016年韓国映画。主役の少女はシム・ウンギョン。あどけなさが残るかわいらしさでビックリ。殺人鬼に父親を殺された少女の復讐劇。面白かったけど、後味はあまりよくない。犯人の男がやたらとタバコを吸っていて、汚らしくて不愉快。まあ不愉快な男を描いているのだから仕方ないんだけど、見ていて気分が悪くなる。
13日『ブギーマン』(Disney+)☆☆☆☆
スティーヴン・キング原作。子供の頃多くの人が感じていたであろう、電気を消すと何かがいるような、暗闇に邪悪な者が潜んでいるような、そんな感覚。それが実際に魔物が潜んでいて、それを目にしても誰も信じてくれない。怖ろしさ、悔しさ、そんな心理が手に取るように伝わる。無神経な大人、残酷な子供たち、ホラーのみならず心理劇としても楽しめる。
14日『ザ・スパイダースのバリ島珍道中』(Amazon)☆☆☆
悪党グループに追われて観光地を転々とする、ビートルズ『HELP!』のスパイダース版という感じ。ふつうに面白いし、当時の香港、ジャカルタ、バリ島などの様子がわかるのも興味深い。何より移動の際、必ず乗るのがパンナムのボーイング707という所にそそられる(そこ?)マチャアキや順ちゃんはともかく、大野克夫や井上堯之たちの演技が見られるのもある意味ポイント高し。欲を言えば、演奏シーンがもう少し観たかった。
15日『L.A. ギャング ストーリー』(Amazon)☆☆☆☆
かつてLAを支配していたギャング組織壊滅のため、警察が6人の極秘チームを組んで挑んだという実話を元にした映画。7人の侍的チーム編成(6人だけど)が素晴らしい。こういう話は大好き。それにしてもショーン・ペン(ギャングのボス役)、本気で憎くなってくるほどの悪い感じよ。
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