2023年12月後半に観た映画

2023年12月後半に観た映画

今日は大晦日。この後、映画を観る時間はなさそうなので、朝から更新しちゃいます。2023年最後の「観た映画」。楽しみに読んでくれた皆様(いますか?)ありがとうございました。この企画、来年もつづくかな、つづけたいな。


☆印は、映画に対する評価ではなく、あくまでも個人的な好き度ランク。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
という感じ。


2023年12月後半に観た映画
2023年12月後半に観た映画

20日『アベンジャーズ』(Disney+)☆☆☆☆☆

『アベンジャーズ』
『アベンジャーズ』

久しぶりに『アベンジャーズ』の1作目を観た。何度観ても面白いし感心する。単純にヒーローを揃えて悪を倒すだけの映画ではなく、1人1人のバックグランドがしっかり描かれている。主役級を大勢集めて全員にしっかりとスポットを当てる事が出来る力量が本当にすごい。政治の思惑なども考えさせられる。そして凄惨な戦いの場面や対立する者の言い争いの中でも、常に笑える要素が散りばめられている所が大好き。MCUに登場する女性キャラで好みのタイプの顔は少ないのだけど、マリア・ヒルは大好きと再認識。


21日『デイズ・オブ・サンダー』(Amazon)☆☆☆☆

『デイズ・オブ・サンダー』
『デイズ・オブ・サンダー』

トム・クルーズ主演のレース物。レースといってもアメリカ特有のストックカーレース。ふつうに面白かったし、レースシーンは迫力あった、特にケチをつけるところもなく、特別素晴らしいというわけでもなく、ふつうに楽しめました。ラストのレース展開は読めちゃったので、あまり熱い気持ちにはならなかったけど、それはそれでOK。


22日『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』(Amazon)☆☆☆☆

『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』
『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』

冒頭からいきなり「えっ、SFなの?」と。面白い展開、それぞれの人間ドラマなどしっかりと楽しめた。(舞台が歌舞伎町だからって事もあると思うけど)終始昭和なアングラ臭を感じてしまう。だが嫌いじゃない。久保史緒里は良い役者さんになっていきそう。


23日『獣兵衛忍風帖』(Amazon)☆☆☆☆

『獣兵衛忍風帖』
『獣兵衛忍風帖』

アニメの忍者映画。忍術というよりも魔術、妖術的な世界。敵対する鬼門八人衆は、もはや人間の態をなしていない魔物。一時、山田風太郎作品(小説)にはまっていたので、この手の世界観は好き。キャラクターは絵的にあまり好きなタイプではないんだけど、背景の表現は美しくて好き。


24日『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』(Amazon)☆☆☆☆

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』

30数年ぶりに鑑賞。4時間弱の大作なので、観るのに覚悟がいる。良い映画だけど、この先の人生で、観直すことはないかも(しっかり心に刻んだので)。ニューヨークを舞台に、ユダヤ系の少年達が、ギャングとして成長?していく物語。子供時代から精緻に描かれていて、ノスタルジックな映像も美しく、映画の中の世界に入り込める(だから長いのだろうし、その長さもあまり気にならない)。ドラマとして面白いのだけど、殺したり殺されたりの世界は、あまり好きじゃないかも。(と言いつつ『ゴッドファーザー』は大好きなんだよなぁ)


25日『共犯』(Amazon)☆☆☆☆

『共犯』
『共犯』

台湾映画。まず冒頭タイトルバックに流れる映像の美しさに惹かれた。藻が揺れる水中、そこに漂う人間。これだけで、心の奥底にある変な感情が揺れます。水中、湿原、湖沼などになぜかゾワっと心惹かれるのです、私。話の中盤になって、学校の裏山にある小さな湖が初めて登場するのだけど、その周囲の森の緑の美しさにも惹かれまくり。と、映像のことばかり書いていますが、話も好き。


27日『バグダッド・カフェ』 ニュー・ディレクターズ・カット版(Amazon)☆☆☆☆☆

『バグダッド・カフェ』
『バグダッド・カフェ』

30数年ぶりに観たけど、やはりこの映画大好き。初めて観た時には、要所要所で流れる「Calling You」の気だるい雰囲気にすっかり嵌って、サントラも購入した。年月を経て見直してみたら、気だるい雰囲気、空の青さ(色彩表現)など、好きだった部分は変わらずに好きなのだけど、2人の女性の生き方の部分により心惹かれた。不機嫌に文句ばかり言っている限りそのサイクルから抜け出せない。どんな環境に置かれてもしっかり生きていればやがて良いサイクルになっていく、それは周りも巻き込むポジティヴな力。そして劇的なラストへと。改めて感動。今後も何度か観る事でしょう。


28日『今日も嫌がらせ弁当』(Amazon)☆☆☆☆

『今日も嫌がらせ弁当』
『今日も嫌がらせ弁当』

全く興味なかったのだけど、芳根京子が娘役という事で、なんとなく観てみた。するとなかなかにテンポよく楽しい映画。嫌がらせ弁当(キャラ弁)を作り続ける母役の篠原涼子も良い味。八丈島の景色や生活っぷりもいい感じ。姉役の松井玲奈の抑えた目立たない演技も好感。ただ、母のブログの読者、東京住みのシングルファーザーのエピソードがあまり好きじゃなかった。必要なエピソードだという事は分かるけど、個人的には、このシングルファーザーのエピソード丸っとなくてもいいな。


29日『M3GAN/ミーガン』(Amazon)☆☆☆☆

『M3GAN/ミーガン』
『M3GAN/ミーガン』


今年公開の作品。もう配信で観る事が出来ました。交通事故で両親を亡くした女の子に友人代わりとして与えられた人形(人工知能ロボットM3GAN/ミーガン)。これがなかなか容赦ない人形で描写も最高。後半どんどん恐ろしい展開になっていく。ロボット云々だけじゃなく何もかもオートメーション化しようとする現代社会もそのうち大きなしっぺ返しをくらいそう。しかし今日日(きょうび)のロボットには、アイザック・アシモフのロボット三原則なんてものはまったく関係ないのだな。



Dorutan


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