2022年9月前半に観た映画

2022年9月前半に観た映画

これまでは月に1度、観た映画のタイトルをただ並べただけのブログ記事を投稿してきましたが、タイトルを見ただけでは、どんな映画かまったく思い出せないので、短い感想と、☆5つまでの好き度ランクを表すことにしました。
それにともない基本的に月の前半、後半、2回アップしようと思います。
観た映画が少ない月は1回になるかも知れません。

なお、批評や評価ではなくて、あくまでも個人的な感想と好き度ランクです。
☆5つ=大好き、☆4つ=好き、☆3つ=ふつう、☆2つ=ちょっと苦手、☆1つ=苦手
こんな感じで。

『2022年9月前半に観た映画』

1日『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館 』(Amazon)☆☆☆☆


美しいイギリス色の映像。19世紀末の情景に惹かれる。
潮が引いたときだけ、本土とつながる道が現れる島。そこにある洋館。恨みをもって死んだ黒衣の女の幽霊。
やりきれないような、救われるような、なんともいえぬ余韻。


2日『メアリーの総て』(Amazon)☆☆☆☆☆

18世紀末から19世紀初頭のイギリスが舞台。
メアリーが「フランケンシュタイン」の著者の事だと知らずに鑑賞。
題材と映像美だけでも5つ星レベル。中盤、メアリーの夫やバイロン卿の刹那的な享楽主義、自由主義に辟易するのだが、ラストへの流れ、エンドロール前の文章でやっぱり5つ星。


3日『ロード・オブ・ザ・リング 』(Amazon)☆☆☆☆☆

久しぶりに1作目を鑑賞。3部作の中ではこれが一番好き。2作目、3作目とだんだん戦闘場面が多くなり、心が疲れるのだ。
この1作目は、旅の仲間や出会う者たちに心を寄せ、ドキドキしたりワクワクしたりイライラしたりしながら基本的に楽しく観る事が出来る。


4日『はじまりの街』(Amazon)☆☆☆☆☆

イタリア映画。夫のDVから逃れるため13歳の息子をつれローマからトリノへ。母子の再生の物語。見ていてつらくなる場面の連続でいたたまれないのだけど、後半希望の光が見えてくるので救われる。人間模様がよく描かれていて好感。


6日『金子文子と朴烈』(Amazon)☆☆☆☆☆

韓国映画。関東大震災~朝鮮人虐殺~大逆罪で死刑宣告された、韓国人活動家朴烈と日本人金子文子。正直、この事件について何も知らなかった自分を恥じ入る。知らなければいけない事。
不謹慎な言い方かも知れないが、映画はとても興味深く面白かった。そして、今、撮影中の福田村事件を題材にした映画を思う。


7日『閃光少女 Our Shining Days』(Amazon)☆☆☆☆


中国映画。タイトルから勝手にカンフー少女的なものを想像していたが、舞台は音楽学校。西洋音楽学部と伝統音楽学部の対立、人気がなくつぶされそうになる伝統音楽学部の少女たちが立ち上がる。日本の2次元コンテンツヲタの伝統音楽少女たちがかっこいいし、かわいい。2次元との映像コラボも良い。表現がうまい。時折「のだめ」を思わせるような表現。中国の学生ってこんなに青春しているのか?と軽い驚き。伝統楽器の演奏シーンに心躍る。


8日『ガッジョ・ディーロ』(Amazon)☆☆☆☆☆

岩波ホールが似合いそうなフランス映画。ロマ(ジプシー)の歌手を探し彷徨い歩くフランス人の青年が、偶然知り合ったロマの老人に強引に誘われ、ロマの集落に居候する事に。ロマへの差別、無教養ゆえの偏見、偏狭な思想、など日本が韓国にしてきた事とも重ね合わせ、そういうものがいつまでも消えない世界を思い心が痛む。フランス青年の圧倒的なよそ者感がつらい。そしてロマの音楽が心に沁みる。


8日『この世界に残されて』(Amazon)☆☆☆☆☆

ハンガリー映画。ホロコーストで家族を失いながらも生き延びた16歳の少女と、42歳の医師。2人の交流が淡々と描かれる。紹介文などよく読まずに見始めたので、なかなか状況が理解出来なかったし、どこの国の話?ってなったけど、物語にも役者の表現にも映像にも引き込まれた。ラストの不穏な余韻よ。


9日『ソー:ラブ&サンダー』(Disney+)☆☆☆☆☆

劇場につづき2度目の鑑賞。飢え苦しみ最愛の娘を失い、神は民衆を助けなどしない、という事を知り、神殺しとなるゴア。現代社会への鋭い批評性を持ちながら、エンターテインメントとしての高い完成度で楽しませる、MCU作品の真骨頂はそこにこそあるような気がする。今後のソーは、神々の戦いへと展開していくのだろうか?すごすぎる。


13日『アスファルト』(Amazon)☆☆☆☆

フランス映画。郊外の団地に住む人々の日常、ちょっとした非日常、かなりとんでもない非日常、を淡々と描く手法が面白く、好感度は高いのだけど、ドラマチックなのにドラマチックに振り切れない、もどかしさみたいなものも感じてしまった。あえて、この淡々とした感じを目指しているのでしょう。ということで☆4にしたけどふつうと好きの間ぐらいかな・・・


14日『お兄チャンは戦場に行った!?』(Amazon)☆☆☆

30分弱の日本の短編映画。色々と気持ち悪いし、嫌悪してしまう場面も多いのだけど、しっかり観てしまった。嫌いではない、けど、好きでもない。
ただまあ、それなりに心に何か変な感情が残ったので、観た意味はあったような気もしなくもない。


15日『レベル16 服従の少女たち』(Amazon)☆☆☆☆
カナダ映画。設定や雰囲気から『約束のネバーランド』を思い起こす。展開や登場人物の役割も似ていて、大体思ったとおりの着地点だったけど、それなりに楽しめた。



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