昨日、9月28日(日)、高円寺 MOONSTOMP にて、鳥井賀句企画『SONG SPIRITS Vol.75』 に河西堅ちゃんとのデュオで出演いたしました。
いつもチェロを弾いてくれる相方しゃあみんは、東南アジアツアー中という事で、今回は、マンドリンの河西堅ちゃんと2人での出演。
この日の出演は(出演順)
どるたんけんちゃん(どるたん/河西堅)
鳥井賀句&YOZI
TETSU-KAZU (佐藤てつじ/西和哉)
有近真澄+山崎怠雅
はじめてのMOONSTOMP。 賀句さんと山崎怠雅くん以外は、全員はじめましての方々。 人見知りの私ですが、みなさん人当たりが柔らかく、腰が低く、接しやすい。 でも、分かります、こういう方こそ芯が強く、自分に自信のある方。 それは、すぐに実証されます。 演奏を観れば一目瞭然(一聴瞭然?)ガツンと伝わってきました。
さて、1番手は私たちどるたんけんちゃん 15分押しで19時15分にスタート。
セットリストは
電気のダンス
Universal Soldier(日本語cover)
ハレルヤ(日本語cover)
Caffè Florian
Brescia
七月のムスターファ(PANTA cover)
30分という限られた時間なので、色々な引き出しから、少しずつ出してみました的セットリスト。 でも、すべての曲にしっかりと心を込めて、気持ちをのせて演奏したつもり。当たり前の事だけど。
いつもは、チェロのしゃあみんが、中低音をしっかり支えてくれるので、すっかりサボり癖がついて、5弦、6弦の低音弦をほとんど弾かない、押さえもしない、という省エネギタースタイルの私。 しかし、今回は、マンドリンの堅ちゃんが高音部に彩りを添えてくれる形になるので、がんばって久しぶりに低音弦も(多少は)弾きました。 (↓証拠写真、撮影テツさん)
日本語coverの2曲や、イタリア(の街を題材にした)曲には、そのスタイルがとてもよくマッチしていたと思うけど、「電気のダンス」や「七月のムスターファ」は、若干マンドリンにはきつかったかな?
チェロとマンドリン両方いれば、最強のアンサンブルになるのでは? てな事で、またいずれ、どるたん+しゃあみんのワンマン公演の時にでも、堅ちゃんにマンドリンで参加してもらおう、なんて事も考えています。
何はともあれ、良い形でイベントの火付け役になれたのでは、ないでしょうか?(自己評価甘め)
2番手鳥井賀句&YOZI
スタートから賀句さんが「どるたんの曲を聴いたらセットリスト変えたくなった」と、予定外の選曲の数々。
1曲目は、ホドロフスキー監督の映画『ホーリー・マウンテン』を観て作ったという曲「ホーリー・マウンテン」 その後も次々と繰り出される予定外の曲達。 ジム・モリソンに捧げたという曲など、文学性高めの曲多し。 あまりにも久しぶりにやる曲達に、出だしのストロークパターンを間違えたり、キー(カポの位置)が分からなかったりする賀句さんに、Yojiさんが的確に指示を出す。 それがとても面白く、ある意味、大変貴重なものを観る事が出来たのでは?
しかも、私の曲に触発されて、急遽ステージ上で選んだという曲達。 光栄です。 演奏にも力が入っている様子。
そして、これははじめからセトリに組み込まれていたPANTAの「R☆E☆D」 私たちが「七月のムスターファ」を歌い、鳥井賀句&YOZIが「R☆E☆D」を披露する。 今こそ必要な歌。
さらに、金森幸介のカヴァー「気をつけろ」 これもまた、今、必要な歌。 心に刺さりました。
3番手TETSU-KAZU
一曲目からフル出力という感じで圧倒される。 「いつもこんな感じなのかしら?」と思ったら、演奏終了後に店内の方々が口々に「いつもより力が入ってたんじゃない?」「なんかいつもと違った」なんて声をかけている。 もしかして、私たちのつけた火が、賀句さんたちに伝わり、さらにそれが大きくなってテツさん、カズさんに伝わったのかも!?火付け役成功?なんて(自己評価甘め)
このTETSU-KAZUのお2人。何もかもが上手い。そして楽しい。 演奏はもちろん、歌、ハモり、ステージの進め方。 最後まで圧倒されつつ、楽しませていただきました!
終盤、賀句さんが作詞した曲で、賀句さんもハーモニカで参加。
そしてトリ有近真澄+山崎怠雅
まずこの2人が一緒にやっているという事に軽い驚き。 この企画が決まってから、2人のユニットを観る事がひとつの楽しみでもありました。
有近真澄の歌の力。 ちょっとしたトラブルさえも、観衆を楽しませる演出に変えてしまうアドリブ力。パフォーマンス力。本物のエンターテイナー。
山崎怠雅のギターから繰り出される美しい音色の超絶フレーズの数々。 有近さんのアドリブにもしっかりと寄り添い、時にリードしていく、完璧な対応力。
こうやって言葉にするのがバカらしくなるほど、素敵なものを見せていただきました。魅せられました。
全曲素晴らしかったのだけど、David Bowie大好きな私にとっては、とりわけ心を直撃したのが「Life On Mars?」の日本語カヴァー。 よくぞあの歌詞を、かなり直訳に近い形で、メロディーに乗せて、歌いあげたものです。すごい! 感動しました。
ピアノとストリングスが美しいこの曲を、怠雅くんがギター1本で見事に表現していた事にも感動。 ところどころで魔法のようにストリングスの音が響き渡る。 一体どうやっていたのか聞くの忘れた。今度会ったら聞いてみよう。
四組出演という長丁場の企画でしたが、まったく飽きる事もダレる事もなく、最後までワクワク感止まらず、最高に刺激的で楽しい夜となりました。
この日の四組は、演奏形態も、音楽の志向も、まったく違っていたけれど、何か通底するもの、響き合うものがあったように感じます。 もしかしたら、それは、心とか愛とか、そういう目に見えないものかも知れません。
終演後に、少しだけ出演者の方々と話をしたのですが、やはり何か通じ合うものを感じました。 帰りの時間の事もあり、しっかりと話が出来なかった事が残念でなりません。 (引き合わせてくれた賀句さんに感謝)
また会えるといいな。